雨でも良かった。GOTOトラベルで行く、ひとり3万円の北海道温泉ツアー
旅行代金は1人あたり30,000円です。(実際は2名1室60,000円)
と軽いタイトル詐欺をしたところで本題です。
皆さんご存じのGOTOトラベル案件。「高いツアー料金からの割引だから安くないでしょ」などと考えていたのですが、
実際に旅行会社のサイトを見てみたら、あれ今週末の北海道がひとり30,000円で行けちゃう?安くね??
という訳で、急遽予約を入れて中部国際空港から北海道の十勝地方を目指したお話。
2020年8月29日(土)。おはようございます。
中部国際空港セントレアは、一時期に比べて賑わいが戻っている感じでしょうか。
ちなみに今回は中部-千歳の飛行機と、レンタカー2日間と1泊2食の温泉宿でひとり3万円でした。
いや、夏の北海道なんてクソ高いはずなのに、よほど利用者が少なかったのでしょう・・・。
しかも飛行機は昼の変な時間じゃなくて、朝出発して夜に帰ってくる便でこの値段です。
安く旅行できるのはとても有り難いですが、旅行業界のこの先が心配です・・・。
出発まで1週間を切っている段階での予約だったので、座席は後方の通路寄りという微妙な位置
まぁ往復3万円なので乗れるだけで上等でっせ。
このコロナ禍で航空会社も様々な対応に追われている印象。機内映像のお姉さんもフェイスガード着用
ドリンクサービスも選択肢が縮小して、水は小さなペットボトルになってました。
これが新しい生活様式という奴なのだろうか・・・。
つつがなく新千歳空港に到着。
レンタカー基地へ移動して車をピックアップ。
車種未指定なのでヴィッツやヤリスが出てくるかと思ったら、タンクが出てきた。これ同じ料金グレードだったのね。
それでは今回の目的地、十勝地方(帯広方面)へ向けて出発じゃー!!
途中のPAで売ってた朝どれ茹でトウモロコシ(300円)
夏の北海道といえばトウモロコシだね、美味いぜ!!
千歳から帯広までは車で約2時間。帯広に到着する頃にはすっかり雨模様。
いや雨予報だという事は知ってましたが、往復3万円だったら雨予報でも良いかなって。
十勝地方は比較的晴れの日が多いらしいですが、まったく写真映えしない天候。
まぁ往復3万円なら(以下同文
最初に訪れたのは、愛国駅跡の近くにある「旧農家住宅川原邸」です。
昭和8年に建築された旧川原邸。大正から昭和初期にかけての住宅建築様式を残す貴重な建造物。
早い話が、昔の農家のお屋敷ですね。
令和の時代で考えれば古い建築様式ですが、まだまだ現役でこういうお屋敷は健在ですよね。
人の家を見学するような気分で内部を散策して撤収。
古いお屋敷の隣になるのは、「とかち農機具歴史館」です。
こちらは北海道開拓時代の農機具や、近代の農機具まで様々な器具が展示されているらしい。
早速とばかりにデカい農機具が置いてある!
写真撮影可能って書いてあったので、運転席に座ろうと思ったらめっちゃクモの巣張ってた!!
ミルクタンクほか搾乳に必要な器具があったり・・・。
様々なトラクターが置いてあったり、そういう博物館です。
朝ドラで使ったらしい農機具もあるよ!
帯広観光のド定番、愛国駅だぁぁぁぁぁぁ!!
さすがに3回目の訪問なので割愛。
愛国駅とセットで語られるのが幸福駅。ここも帯広観光のド定番。
幸福駅の方が愛国駅より観光客で賑わっている印象。
こっちも3回目ですが、保存されている車両へ行ったのですが・・・・。
あ、コロナで閉鎖っすか。
観光地の縮小営業、コロナ禍の現在あるあるな状態ですよね。まぁ仕方が無い。
ひととおり公園内を見学して撤収。
廃線跡って謎の魅力がありますよね・・・。何なんだろう?
続いて「ばんえい競馬」で有名な帯広競馬場へ。
訪問したこの日はちょうどレース開催日だったので、日本で唯一のばんえい競馬だし、見に行かないとね。
コロナ禍で入場は休止していたそうですが、7月に再開したそうです。なお入場無料でした。(通常は100円)
到着したのがレース5分前だったので、慌てて馬券購入コーナーへ。
オッズ表を見て上位人気の馬に単勝で500円投票。
雨降ってるけど、せっかくだし表のコース前で見学しよう。
ばんえい競馬の見所といえば、このコース中盤での坂道。
普通の競馬のような勢いはありませんが、450kgのソリを引く馬からはとてつもない力強さを感じます。
スタミナの関係なのか、坂道を越えた後でも順位の入れ替りは激しい。
馬券を買った馬は坂道を1位で通過したもののゴール前で抜かれてしまった。
ひいきの馬が居ると、競馬の楽しみ方も違いますね・・・。これがギャンブルにおける脳内麻薬なのか?
帯広といえば豚丼。競馬場併設の飲食店でいただきます。
その後も2レースくらい見学しました。投票は全部ハズレ・・・。難しいですね。
そんなこんなでばんえい競馬でした。帯広観光の際には、是非とも立ち寄って欲しいですね。
さて、もう夕方なので今夜の温泉宿へと向かいましょう。
向かう先は帯広の北部に位置するぬかびら源泉郷。帯広から車で1時間くらいの場所にあります。
雨は止む気配もなく、どしゃ降り具合は続く。
糠平湖のほとり、糠平温泉ホテルに到着しました。
今夜のお宿にチェックイン。案内されたお部屋は古き良き昭和のお宿って感じ。
暖房はあるものの、冷房が扇風機だけってのが実に北海道ですね。
夕食前に大浴場で温泉を堪能する。
糠平温泉はそれほど尖った特徴はありませんが、源泉掛け流しの熱くてゆるっと良い温泉でした。
明日の北海道も大雨。往復3万円なのでいいけども、フルプライスでこの天気だと泣けるね
地元名古屋は最高気温37℃なのに、帯広は16℃とかマジかよ!!
温泉宿のお食事。品数豊富でごはんお代わりしてなくても腹いっぱいになってしまった。でら満足!!
食後に夕張メロンも頂いてしまった。
いつもは旅行にビジネスホテル使うけども、こういう旅行もたまにはいいもんだ・・・。
部屋に戻るといつの間にか布団が敷いてある温泉宿マジック。いいのう、いいのう・・・。
カレンダーでは8月末ですが、糠平の温泉宿の窓には結露が輝く。
明日の朝も早いので、今日はさっさと寝ましょうかね。
<明日の話題に続きます>