夏の青空なんて無かった。大糸線リゾートビューふるさとで行く糸魚川。
当初予定では華々しく東京オリンピックが開幕する7月の連休ですが、皆さんご存じのコロナ禍です。
世間的な状況もあまりよくありませんが、GOTOトラベルキャンペーンも始まるという事で、
18きっぷを使って新潟の上越地方の観光をしようとお出かけしたお話。
2020年7月23日(祝)。おはようございます。
今日の目的地、糸魚川を目指して最初は名古屋駅から中津川行きの始発に乗ります。
つつがなく中津川から塩尻方面、松本行きの列車に乗り込みます。
車内は夏休み返上(?)の高校生で混雑してましたが、高校最寄り駅で一斉に下車してからは空席が目立つ。
いつもは18キッパーで混雑するこの区間ですが、梅雨明け前の曇り空とこの世間の状況下では仕方なしか。
塩尻に到着。さっき乗ってた列車は松本行きですが、ダイヤの関係で先行する列車に乗換。
今や何処へいってもコロナに関する案内やポスターを目にします。
塩尻駅では長野県PRキャラクター「アルクマ」のマスク姿が見受けられた。
塩尻駅名物の改札内「極狭そば屋」もコロナの影響か閉鎖されていました。(表は営業中)
密を避ける昨今のこの状況では無理だったか・・・。
松本に到着。まつもとーまつもとー
ここから大糸線に乗り換えるのですが、乗車するのは大糸線の観光臨時列車「リゾートビューふるさと」号です。
松本駅での接続に1時間くらい時間が空いてしまいますが、
先行する普通列車に乗っても南小谷での接続が悪かったので、まぁ折角だし久しぶりに乗ってみようかなと。
デビューから今年で10年。ダイヤや車内はそんな大きな変更はありませんが、車体には大きく「アルクマ」の姿が。
アルクマもすっかり長野県のPRキャラクターとして定着しましたね。
熊本県の「くまモン」や群馬県の「ぐんまちゃん」のように、県公式キャラクターというのはやっぱり強い。
コロナ禍により、しばらく運行を休止していた「リゾートビューふるさと」ですが、
7月の連休初日である今日から運行を再開したという。ホームでは駅員による横断幕と見送りがありました。
ありがとう、行ってきまーす!
しかし、車内は6割くらいの乗車で、当日でも指定席券を買える状態でした。
この状況下とはいえ、この乗車率はちょっと寂しいな・・・。
松本駅の接続待ちを利用して、駅前のスーパー行って食料と酒を調達。
信州といえばイナゴの佃煮。惣菜コーナーに売ってたので酒のつまみに購入。
見た目はアレですが、エビとか甲殻類みたいな味わい。酒のつまみというよりは「ご飯のお供」って感じ美味しかった。
窓アルクマ。真田幸村バージョン
大糸線の車窓からは、北アルプスの山々が見えるはずなのですが、
梅雨明け前の曇天。夏の青空なんてなかった!!
穂高駅で長めの停車。希望者はセルフで近所の穂高神社までご参拝に行けるという仕組み。
松本駅出発早々に酒飲んで足元がアレだったので、自分は行くのやめときました。
穂高駅前といえば、おもしろ喫茶店の思い出。残念ながら閉店して別の店になっていました。
フリースペースと化した座席に置かれた巨大アルクマ。ここでもマスク姿である。
信濃大町でも少しだけ長めの停車。ラベンダーを使った「しおり」がプレゼントされました。
なお感染予防のため、テーブルからセルフで受け取るという仕組み。
こちらでも駅員による見送りが。ありがとう!!
仁科三湖のひとつ、オタクには馴染み深い木崎湖の近くへ。なお天気は悪い
観光列車なので木崎湖を減速して通過する。
せっかくのビュースポットなのだが、天気が悪いとどうしようもないっすね。
そんな感じリゾートビューふるさと。
運行に合わせたサービスやイベントがことごとく縮小され、更に天気も悪かったのでイマイチでしたね。
指定席券を購入すれば18きっぷでも乗車出来るので、メシ食いながら快適に移動出来たのは良かったかなと。
南小谷駅に到着。運転系統および運営会社もここで分断されており、ここから先はJR西日本のエリアとなる。
接続がまた微妙で、この先の大糸線までしばらく接続待ち。
駅前にあるのは小さな商店のみでコンビニも無く。駅から出たけど特にやる事も無く川の流れを見ていた。
なお、リゾートビューふるさとに乗車していた大半の乗客は、引き続き糸魚川方面を目指すようだ。
大糸線の南小谷-糸魚川区間。殆ど寝ていたような気がする・・・。
そんなこんなで糸魚川に到着。北陸新幹線が金沢まで延伸してから初めて訪れました。
大糸線の乗客の大半は、第三セクターのえちごトキめき鉄道に乗り継いでいった。
直江津目指すなら旧信越線経由の方が早そうな気がするが、三セク区間を極力避けたのかな・・・?
さて、私は糸魚川が目的地だったのでここで下車。
新幹線開業で大きく様変わりした糸魚川。
時刻は既に夕方近くになっていますが、少しだけ糸魚川を見て回りましょうか。