涼やかで清らか!夏の三島の「水辺の散歩道」をぶらり歩いて湧水めぐり。
三島といえば、伊豆箱根鉄道であったりラブライブ!サンシャイン!!関連での訪問が多かったのですが、
「他に何か無いかなー」と調べていたら、三島は富士山からの湧水およびそれを水源とした川が多々あると知る。
なるほど、そういう所もあるのかと夏の終わりに訪れてみた話。
という訳で、夏も終盤となりました2019年9月1日。
青春18きっぷの残り日数を利用して、名古屋から在来線を乗り継いで三島へとやって来ました。
伊豆箱根鉄道で三島広小路駅へ移動。
写真は駅構内に設置してあった黒澤ダイヤパネル。特に意味は無い
駅からすぐの所に権兵衛川と「時の鐘」というモニュメントが見えたらそこがスタート地点。
せせらぎ回遊ルートのひとつ、「水辺の散歩道」は権兵衛川に整備された散歩道を歩きます。
恐らく生活用に配置された飛び石を渡ってみたり。
9月に入ったばかりですが、まだまだ気温も高く日差しも暑い。
しかしここを流れる富士山の湧水はとても冷たく、その水音にも癒される。
散歩道には案内が書いてあるので、特に下調べをしてなくても大丈夫そう。
信号待ちで見かけたラブライブ!サンシャイン!!のHPTラッピング電車。
登場から2年が経過し、すっかり三島の風景のひとつになったなぁと。(よそ者の私が言うなど)
水辺の散歩道の面白い所は、単に川沿いに遊歩道があるのではなく、
水面に近い位置に木製の歩行デッキやら飛び石が設置しているところ。水との一体感が味わえるぞ!!
道路の橋の下を通って、童心に返ったような探検気分。
途中で水路が分岐していたりと、「水」や「流れ」を意識している所も面白いポイント!
下流へ行くほど川幅は広くなったり、木々で日陰になったりと、
色々な川の姿が見られて楽しいー!!
途中から権兵衛川の遊歩道ルートを無視して、古井戸があるという事を知り移動する。
どう見ても観光客が足を踏み入れてはいけないような住宅街の先に、その古井戸はあるようだ。
「雷井戸」と呼ばれる場所。
市の上水道へ切り替わるまでは周辺の世帯で飲料水として使われていたというが、
今も有志によって維持管理されているそうです。
井戸という事で、手押しポンプの取っ手を握って動かしてみましたが、呼び水が無かったためか水は出ず。
今度は三島広小路駅ちかくのマックスバリュの脇にある水路へ。
これも単なる水路に見えますが、四之宮川という名前があり、立派な河川のようだ。
で、その水路も上流へ辿ると・・・。
ここにも富士山の湧水が。(旧中央水道水源)
こうやって街なかの水源を見て回る事で、三島は水の街である事を実感するなぁと。
三島散歩の最後に、三嶋大社へと立ち寄りました。
駅から微妙に離れているのもあって、今まで一度も足を運んだことが無かったり。
御朱印の受付所が混雑していたけども、やっぱり近年ブームなんだなぁと。
三島駅のお土産コーナーで見たことのある「福太郎餅」が売ってたので休憩がてら頂く。
三嶋大社で売ってたやつだったのか。ヨモギの味とこしあんの甘さが疲れた体に利きますね。
三嶋大社から三島駅に戻る途中も、桜川の流れを見ながら脇の道を進みました。
そんなこんなで雑な感じですが、三島の湧水をめぐる散歩でした。
たまには明確な目的を持たず、こんな感じに自然に散歩してみるのも楽しいですね。