水槽のなかで保存されるのは2000年前の巨木。富山県魚津市の「魚津埋没林博物館」を見学する。

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河川氾濫と海面上昇が複合して埋没したスギ原生林。
魚津港建設時に出土し、調査の結果2000年前のスギである事が判明。

発掘現場を地下水で満たし、現代に伝える貴重な博物館。
テーマがちょっとマニア向けな気もしますが、ちょっと気になってた博物館なのでこの機会に足を運びました。

このページはこちらの記事の続きです。

金沢中心地の定番観光スポットといえば、「兼六園」「近江町市場」「金沢21世紀美術館」あたりが鉄板でしょうか。兼六園はこのサイトでも足を運んだ事があるのですが、後者はまだ行ったことなく。 たまには定番スポットを訪れるのもいいかな、という事で金沢市訪問に合わせて足を運びました。

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2019年6月16日()。おはようございます。
天気予報は予定通り「雨」。6月だし北陸だし、そんなもんですよねー。

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金沢から北陸道に乗り魚津の埋没林博物館を目指す。

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魚津ICを降りたあたりに、「米騒動発祥の地」なんていう案内があったので向かってみる。
公園には米俵を模したモニュメントが置かれており、ここが全国で多発した米騒動発祥の地である案内がされている。

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米騒動の隣が恋人の聖地みたいになってるけど、いいんだろうか・・・?

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実際に「米騒動発祥の地」となっているのは、こちらの米倉庫。
大正7年(1918年)の騒動の現場となった倉庫が現存しているのか!

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こちらが説明書き。米倉庫からの米の積み出し阻止が、米騒動の発祥と伝承されているそうだ。

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なお、発祥の倉庫は現存しますが非公開なので柵と施錠されています。
発祥の地であり、倉庫自体は普通ですものね。でもちゃんと残してるあたりは良い事なのかな。

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さて、少し移動して「魚津埋没林博物館」へ。
奥の三角の屋根が展示施設で、手前がエントランス。思ってたより大きくて立派な施設だ。

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魚津は埋没林の他にも蜃気楼を観光PRに利用しており、博物館には蜃気楼の写真がいくつか展示されています。
この写真は対岸に見える工場や煙突が伸びて見えるという、蜃気楼による空間の歪みのひとつだという。

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なお、蜃気楼が見えるのは例年4月から6月頃らしく、降雨な本日は見えるわけがなく。
デスヨネー。

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で、一番の見所は発掘された埋没林をドームで覆ってそのまま展示している「水中展示館」

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2000年前の時を超えて出土した埋没林。
地下からの豊富な地下水により、劣化する事なく保存されているという。

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(うーん、きっと凄いものなんだろうけども、いまいち凄さがよく分からない)

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こちらは出土した埋没林を展示している「乾燥展示館」
一部は手に触れる事が出来るので、手に触れて2000年の時を感じよう・・・!

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こちらは1989年の発掘現場から水を抜いた状態を保存している「ドーム館 」
海面上昇した影響もあり、この埋没林があるのは現在の海面下だという。

2000年の時を(以下省略

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埋没林が見つかった場所、この博物館の位置、他に埋没が推定されている場所が地図で描かれていました。
発掘された場所にそのまま博物館を建てたのですね。

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・・・とまぁ、凄いのか凄くないのかよく分かんないという感情を持ちつつ、隣にある道の駅「蜃気楼」へ

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魚津港がすぐ隣になるので、魚津で採れた新鮮な海産物が販売していますよ。
訪問時は岩牡蠣が旬の季節なので、岩牡蠣を買ってその場で食べられるぞ!

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こっちはお手軽海鮮丼。ちょっと小ぶりですが800円と海鮮丼としてはお値打ち。

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道の駅でやたらプッシュされているのが、魚津市イメージキャラクターの「ミラたん」
なんか富士山近辺の土産屋で売ってるキャラクターと似てるような・・・・。

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スターウオズ

おい!!!

□次回に続きます

金沢駅が2015年の北陸新幹線の開業をもって、ほぼ完成形になったのに対し、富山駅は新幹線の開業が途中段階で、開業から3年経過した2019年も絶賛工事中。 工事の状況も気になったし、富山から帰る前に駅前の様子を見に行きました。
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