注文と料理は「流れて」やってくる。喫茶と甘味の「どんぐり」へ(静岡県沼津市)

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タイトルのとおりです。
店員さんは居るのですが、基本的には店内を流れる水路水桶を使って行います。

そんな全国的にも珍しい喫茶店が沼津にあるという事なので、休憩がてら足を運びました。

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沼津駅前の仲見世商店街から1歩出た所にある、喫茶「どんぐり」です。
やば珈琲の近くですね。

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結構人気の店で混雑してるそうなのですが、この日は休日の夕方でしたが空いてました。
入店して券売機で食券を購入して好きな座席へ。

座席には東海道五十三次の主要な宿場町で構成されているようで、何となく「浜松」に着席。

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食券は自席にあるバインダに挟んで、水路を流れてくる桶に投入する事でオーダーが通るようだ。

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(何で浜松の隣が鳴海なんだろ・・・。岡崎とかメジャーなところあるやん)

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店内には昭和歌謡が流れており、昭和アイドルの写真やらレコード盤のジュークボックスが置いてありレトロな雰囲気。
そんななかでも、棚の上に「メガジャンボ寝そべりぬいぐるみ」が置いてあるのが沼津らしい・・・。

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オーダーした商品もまた水路を桶で流れてやってきます。
事前に自分のランプが点灯するので、見逃さないようにしないといけません。

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浜松の桶がやって来たぞー!

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水流を受ける桶を手で止めつつ、桶から商品をセルフで取り出します。
注文したのは抹茶クリームあんみつ。580円。

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なお、桶は回転寿司みたいに延々と循環しているのかと思いきや、桶は循環しない仕組みらしく
厨房内では店員さんが桶が来る度に持ち上げってスタート位置に戻すという苦労が垣間見える。

自動化とは一体何だったのだろう・・・。

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ごちそうさまでした。開いた食器類も桶に乗せて水路に流すことで、運ぶ手間が省けますね。

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そんな訳で、沼津のレトロ喫茶店でした。ぬいぐるみの所に何か書いてあるので見に行ったら

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「タコぼうや」と思わしき玩具に対して「これは、わたくしのものですわ。」と主張するダイヤさんであった・・・。

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