その先端には何がある?四国最西端「佐田岬半島」のその先へ
□この記事は『春のしまなみ海道レンタサイクル走破ツアー。結構しんどい2日目』の続きの記事です。
愛媛県には全長約40キロメートルにわたる長い長い半島が存在します。
中央構造線をなぞるように九州へ突き出るその地形。先端へ行きたくなったりしませんか?
しまなみ海道サイクリングを終えた滞在最終日はレンタカーでドライブツアー。
「せっかく」なので、こういう機会でないと足を運べない所へ行ってみました。
2017年3月20日(月祝)。おはようございます。
愛媛県は伊予大洲駅近くにあるお宿をチェックアウト。大洲城を横目に出発。
進路をひたすら西へ、まずは八幡浜市へ
八幡浜市から国道沿いに、今度は九州へのフェリーも発着している三崎港へ
三崎港から半島の先端、佐田岬まで向かうのですが、
そこまで続いていた国道197号線は三崎港で終わり、佐多岬への道路は県道256線へ。
県道になって、道が一気に道が狭くなった・・・。
大洲から八幡浜まで遠い、八幡浜から三崎港も遠い、そして三崎港から佐田岬までも遠い。
道中、ひたすら国道を走っていただけなので写真あんま撮ってませんでしたが、天気も悪いので退屈だったり。
(1時間以上走ってます)
最終的にはこんなに狭くなったり。本当にここ観光スポットに繋がる道なのか?
駐車場に出た所で観光地らしさ上昇。どうやらここから岬まで行けるっぽいぞ
観光地ライクの看板に遭遇。よーし、灯台まで行ってみよう!
灯台まで1800mです。がんばりましょう!
ああ、灯台の目の前に駐車場がある訳じゃ無いのね。
灯台への道へはおばちゃんが道を阻む。
受付でも観光案内のボランディアでもなく、観光客に地産の柑橘類を販売しているらしい。
まぁここは観光スポットという事もあって道はしっかり整備されてました。
高低差はあるものの、ハイキングコースって程度でしょうか。
海岸っぽい所に出てきました。
なお、本日の天気は曇り空。午後から雨予報でございます!
あー、こんな天気だったら別の行程にすれば良かったか?
展望台へ向かって進むと、何やらコンクリートの構造物が見える
どうもここ、戦時中に使われていた「移動式探照灯格納庫」だったそうです。
思わぬ歴史遺産の収穫。曇り空でも来た甲斐があったかな?
そんな格納庫はリヤカーとか荷物置き場となってました。遺産とは。
はい、こちらが四国最西端の椿山展望台からの眺望です。
曇ってて殆ど見えないでやんの!!
晴れていると、大分県が肉眼で見えるらしいですよ。
ああ、大分県を感じる。ビクンビクン…
大分県側から愛媛県の八幡浜港や三崎港へ航行するフェリーが見えます。
この辺りはフェリーが多いっすからね。
展望台としては最西端らしいですが、佐田岬の灯台はもうちょっと先にあります。
まぁ、せっかくここまで来たので、あとちょっと行ってみましょう。
四国最西端に来たぞー!!
佐田岬灯台の案内。1918年に点灯したそうなので、来年でちょうど100周年って事か。
何だかんだで遠かった。地図で見ると、大分県はもう目と鼻の先じゃん!
まぁ、曇ってて殆ど見えなかった訳ですが・・・。
灯台の近くでは何やら工事を行っていました。
何の工事か書いてなかったし、見たところ新たな観光スポットでも作っているのでしょうか?
あ、なんだか戦時中に関係ありそうな遺構が見える。何だろう?
望遠レンズで覗き込んでみると、何やらモニュメントでも起きそうな雰囲気
アレか、恋人の聖地的なやつですか?
⇒どうやら佐田岬灯台100周年事業で新たな観光エリアが開放されたようです。
とまぁ、曇り空だったので佐田岬は早々に撤収。三崎港あたりで飲食店を探します
Googleで見つけた「まりーな亭」というお店に入る。こちらは「さしみ丼」(1,000円)
特製の出汁醤油、玉子とわさびを混ぜてどばっと。
1,000円でなかなか上等なランチでございました。海の幸が楽しめてヨイヨイ
佐田岬半島といえば、ある意味話題かつ重要な施設がありますね。
こちらの道の駅がそれに関連します。
正しくは、道の駅の隣にある「伊方ビジターズハウス」
全国によくある原子力発電所の広報センターですね。役割とか発電量とか安全性について紹介している施設です。
展望台から原発が見えるらしいので行ってみる事に。
うーん・・・。少し見えました。
そんな感じで、天候に恵まれれば最高のロケーションなのかとは思いますが
曇り空だったので、ちょっと微妙な佐田岬半島でした。
けれども色々と見たり知ったり、美味しいご飯を食べられたので収穫はアリでしたね。
続いてのスポットへと足を運びます。