眺望良好。三重県いなべ市の竜ヶ岳に登ってきたお話
という訳で登山記録記事。三重県いなべ市と滋賀県東近江市の県境にある「竜ヶ岳」へ登ってきました
タイトルに「いなべ市」って書いてあるけど、三重県側からのアタックなので細かいことはご勘弁をば。
訪問した日は2015年11月21日。記録がてらさらさらっと。
登山者の朝は早い。特に秋冬は日が短いので、スタートは早いほうが良いのです
尾張地方から日帰り圏内で行ける低山って結構あるので有り難いな
午前8時に宇賀渓キャンプ場の駐車場に到着。
駐車場はそれなりに用意されている模様。入山料を兼ねた駐車料金は普通車1台500円
登山者が結構居るためか、ナンバリングされた簡易登山道地図も配布されていました。
山頂までの登山道もバリエーションがあり、これも竜ヶ岳の人気のひとつなのだろうか。
紅葉シーズンにはまだちょっと早いけど、少しばかり雰囲気を楽しんでほっこり。
往路に選択したルートは「遠足尾根コース」
この名称の由来は何なんだろう。ハイキングとか遠足レベル?
遠足レベルなんて無かった!
つづら折りになっているとはいえ、目の前につづく急勾配は心折れそうだ・・・
体が慣れてくる前にこの斜度が襲いかかってくるので、結構キツかった。
途中に見通しの良い岩場。休憩スポットになっているようだ。
その岩場から見えた景色。左の奥に見えるのが竜ヶ岳山頂
山頂はまだまだ先だ・・・頑張ろう。
再びつづら折りの登山道に心をえぐられつつ・・・
尾根まで出れば傾斜は緩くなり心落ち着かせる。
途中から視界を遮る木々が無くなり一気に眺望が広がる。
いい景色やー!
<1時間後>
さっきから歩き続けているんですが、まだ山頂に辿り着けません
山頂が見えたからといって、なかなかそこに辿り着けない。これは「登山あるある」ではないだろうか?
これはさすがにラストの1本道ではないだろうか。
でも、街中みたいに比較物が無いので正直距離感が掴めない・・。
10分ほどで頂上付近へ・・・
山頂着いたー!
駐車場から適度に休みつつ、登山地図の案内時間(3h05m)より長い3h30mで到着。
私も体力的には初心者レベルなので、まぁこんなもんでしょう。
山頂から見える大パノラマ。これだから登山は最高だぜぇ!
海の方とかちょっと霞んで見えないですが、苦労して得た景色。それは格別なのだ!
景色が見えるところに座ってお昼ご飯の準備。
トライアドプリムス、ではなくイワタニプリムス。
山といえば山ラーメン。一度やってみたかった!
荷物の量を考えてリフィルパッケージのカップヌードル買ってきたんですが
このコッヘル(登山用調理鍋)なんですが、使うと持って帰って洗うのが面倒なんですよねー
家の冷蔵庫にあったウィンナーや餅巾着とか入れて出来上がり。
特に秋冬だと暖かいご飯が食べられるのが嬉しいですね。バーナー様々(洗うのが面倒ですけど)
残り汁に持参した白米をぶち込んで雑炊風。見た目が悪いけどこれもまた美味い!
1時間ほどのお昼休憩。そろそろ行きますかー
竜ヶ岳はルートが多いので、帰りは異なるルートで帰りましょう
向かうは石榑峠を経由するルートらしい
重ね岩(ビュースポット)
帰りも眺望はなかなかだったのですが、こちらも斜度が結構キツく足への負担が気になりどころ
国道421号の旧道に出てきます。
車が多く停車しているのは、ここを登山口とする人が居るみたいだ。
ちなみに旧道は三重県側は崩落等で廃道となっているそうで、滋賀県側からのみアクセス可能
ここをスタートすると1時間ちょいで竜ヶ岳の山頂へ行けるようだ。結構お手軽?
石門のようなものが置かれている県境部分
廃道前の現役時代から、あの門は置いてあるそうだ。車幅の広い車を物理的に遮断するという
三重県に戻ってきました。
さっきまで滋賀県に居たんですね。実感無かった・・・
しばし廃道となった旧国道421号を歩く。
山頂にあれだけ人が居たのに、このルートでは人と全然遭遇しないので、ちょっと不気味。
道路から逸れて登山道へ。
この小峠から砂山分岐-ヨコ谷出合-谷道分岐を経由して駐車場に戻ります
このルート、途中にいくつかの「滝」が見られるそうなのですが
登山道としては初級向けじゃない、というか写真のように沢を渡る事が多々
いずれも浅い所ばかりなのですが、滑ってずぶ濡れになるのはご勘弁願いたい。
でも水が流れているのはやっぱり面白い
ハシゴもありました。
長尾滝
・・・っと、そんな沢沿いルートを下ること1時間弱。他のルートと合流
面白かったけど、普通の登山道と違って歩きにくいし足の負担を感じました。
後はまぁ比較的緩めのルートを通って駐車場へ
復路も往路と同じ3h30mという記録となりました。もうちょっと緩い山かと思ったけどそうでは無かった!
そんなこんなで竜ヶ岳へ行ったお話でした。
□一緒に行った人:DAIさん