チャレンジ!日本百名山「伊吹山」を登山する。
うぇ、山頂あんな高い所かよ・・・(登山あるある
滋賀県と岐阜県の県境にある、標高1,377mの伊吹山。
日本百名山のひとつでもあり、この地方の人なら登山に興味が無くても名前くらい聞いたことあるはず。
そんな伊吹山へ4月末に登山してきた時のお話。
山の話題なんて色々なサイトで語られているだろうから、さらっと紹介
という訳で名神高速を使って伊吹山へ。周辺に民間駐車場が多く存在するので、マイカーが便利でしょう。
本数は少ないけど、近江長岡駅から登山口へ向かう路線バスもあります。これを使ってる人も居ました
車から荷物を下ろして登山口へ向かう。
伊吹山では環境保全のため、2014年から300円の入山協力金制度を始めています。
なお、協力すると登山マップが貰えるようで。少額なので払っておきましょう。
協力金とは関係無いけど、気になるのがこっち。
アニメ化もされた漫画「ヤマノススメ」の原作の方で、滋賀県の山々が登場する事に由来するスタンプラリー企画
伊吹山も作中に登場したので、協力金の窓口に伊吹山のスタンプが置いてあります。
折角なので台紙をもらってスタンプ。伊吹山は ほのか担当
これ、スタンプが山頂に置いてあったら面白かったのにな
準備を済ませて08:30登山開始。序盤の木々が生い茂る登山道を抜けると、1合目でスキー場のゲレンデに抜けます
1合目から5合目まではスキー場のゲレンデだったため、見通しも良く眺望は非常に良い
ちょっと見づらいけど、奥には琵琶湖の姿も見えます。
かつて「伊吹山スキー場」という近江鉄道が運営していたスキー場でしたが、2005年に営業を終了をしており
ゴンドラなども2010年に完全撤去され、今はその名残と廃墟と化した建物が残る、ちょっと寂しい空間になっている
3合目手前で山頂の姿が見えます。「うわー、まだあんなにあるのか!」という気分になりますね
5合目には何故か自動販売機が稼働しています。
平地より物価が高いですけど、途中で水不足を感じても補給が出来るのでありがたい・・・
5合目以降は斜面に対してジグザグ、いわゆる「つづら折り」になった登山道を延々と登り続ける
単調な登山道ではあるが、ゴールが見えている事と眺望が良い事が唯一の救いであろう。
4月末だというのに残雪が・・・。山頂はもうちょっとだ!
12:15山頂一帯に到着したー!
スタートの登山口から休憩含めて3時間45分。
登山口に書いてあった目安が3時間20分だから少し遅いけど、まぁ初級者だしこんなもんかなと。
山頂一帯は広く売店も多く存在する。「本当の山頂」となる三角点を探して登頂感を満喫する
伊吹山はドライブウェイを使ってアクセス出来るため、登山客以外にも客が居るのだ。
ふぅ・・・結構登ったなぁ。
登山口からの標高差が大体1,200mなので、これまで登った山のなかで一番の苦労であろう。
山頂でのお楽しみといえばお昼ご飯。ストーブを導入したので、ランチバリエーションが増えました
厚揚げを焼いたりして・・・
ちくわを焼いたり、総菜コロッケを焼いたり・・・
ランチパックを焼いてホットサンド風にしたり。お腹も空いてるので格段に美味いぞ!
山頂にて休憩とお昼ご飯で1時間半の滞在。そろそろ下山を始めますかね。
平地と琵琶湖を見ながらの下山はなかなかのものですが、下山は足腰の負担が大きいのです。
精神的には凄い楽なんだけど、やはりしんどいものはしんどい。
ようやくここまで降りてきた・・・。
その後紆余曲折という程でも無いけど、クタクタになって無事下山。お疲れ様でした
復路はおよそ2時間30分の所用時間。下山後に飲んだコーラが忘れ慣れないくらい美味かった!
登山後のお風呂も楽しみのひとつ。近くの「いぶき薬草湯」へ足を運びます
ここも「ヤマノススメ」原作の伊吹山回で登場した場所だったり。
あ、ここも伊吹山のスタンプだったんだ。しかも かえでスタンプじゃないっすか。
片方にしか行かないとスタンプ全部揃わないんですね・・・。なかなか困った仕様だ
「米原市近江公民館」のキャラクター、その名も「まいバーラちゃん」に衝撃を受けるなど
と、そんな感じのチャレンジ!伊吹山でした。
眺望的にも登山道の整備的にも、すばらしい山であったと思います。