奈良県十津川村といえばこれ、人力ロープウェイ「野猿」を体験する
□この記事は『世界遺産熊野参詣道「小辺路」の果無集落へ』の続きの記事です
十津川の観光スポットを検索すると、大体出てくるのが「谷瀬の吊橋」とこの「野猿」
写真で見たまま、特に説明は不要ですね。これを使って向こう岸へ人力で渡ります。
かつては対岸へ渡るため、地元民の重要な交通手段だったそうですが
観光用に設置されたコレに乗ってみました。
という訳で十津川村内の野猿の乗り場へ。対岸までワイヤーが張ってあります
これは観光用なので、安全面を考慮したアスレチック的な感じですね
「カゴ」は結構狭く、大人が乗り込むのはちょっと大変
更に天井は低く座るための椅子も無いので常時中腰状態。
このしんどい体制でロープを引っ張るのですが「力が入れにくい」「ワイヤーが湾曲している」との理由で
楽しそうなアスレチックっぽいイメージから一転、かなりの重労働である現実。途中で辞めたくなります
数分がかりで何とか対岸へとやって来ました
対岸から近くの橋を渡って帰ろうと思ったら、道が無くなってるじゃないですかー
つまり、もう一度乗るハメになりました
これ、搭乗者が引っ張るより外から引っ張って貰った方が効率が良かったりします
最終的には見知らぬ他の観光客と協力してロープを引っ張ってました。
少し進んで雰囲気が分かったら戻るのがベストっぽいですね
野猿の話だけでは短いので、その後の熊野本宮大社へ訪れた話をさらっと。
世界遺産にも登録され、昔から多くの人が紀伊山地の奥にある本宮大社へ参詣しという事で
さぞものすごくデカいものがあるのか、とイメージを膨らませていましたが実際はそうでなく。
広い境内でしたが、めちゃくちゃ広いって事はなく。 そりゃ、規模は関係ないですよね。
熊野古道の峠をいくつも越えて参詣していた時と比べたら、道路も整備され現代はずいぶん便利になりました。
本宮大社でお参りをして、次の目的地へ向かいます。