近代化産業遺産もあるよ、ブラザーコミュニケーションスペース(名古屋市瑞穂区)
家庭用ミシン国産第1号機「15種70型」
近代化産業遺産にも登録されている「安井ミシン兄弟商会」(現・ブラザー工業)の家庭用ミシン
1932年に生産が始まり、この国産家庭用ミシンの成功が今のブラザー工業に繋がります。
そんなミシンの展示もある「ブラザーコミュニケーションスペース」は
ブラザー工業のショールームでもあり、同社の歴史に関する展示もあるスポット
少し前までは同社の営業日(つまり平日)のみ開館していた施設ですが
2014年4月より第2第4土曜日にも開館するようになり、訪れやすくなりました。
「ブラザーコミュニケーションスペース」は名鉄・地下鉄の堀田駅
ブラザー工業の本社の近くの大通り沿いに所在しているため、場所はすぐに分かるかと
「ヒストリー&テーマゾーン」では同社の歴史を知る事が出来ます
輸入ミシンの修理業「安井ミシン商会」の兄弟がブラザー工業の創始者
小さい頃から家業のミシン修理業を手伝い、その後に世界的な不況のなか家庭用国産ミシンの開発に成功。
その家庭用国産ミシン「15種70型」の現物が展示されています。
他にも様々なミシンが展示。昔ながらの足踏みミシンの体験も可能
国産ミシンから現代へブラザー工業の歴史は続き・・・
電子レンジや洗濯機にオルガン。ブラザー工業ってこんな物も作ってたのかー!
中でも面白かった、この巨大な機器
世界初のパソコンソフト自動販売機「ソフトベンダーTAKERU」
ISDN回線を利用してソフトウェアをオンデマンド販売していたそうだ
インターネットが普及するかなり前の1986年。ソフトウェアの販売利益より通信費の方が高かったそうだ
しかし、その通信技術は1992年の通信カラオケ「JOY SOUND」に受け継がれました
現行製品を展示しているエリアでは、カラオケ店で使っている最新のJOYSOUNDも展示されています。
曲を検索して流すことも出来るし、マイクもある。ここで歌えという事か・・・?
そんなブラザーコミュニケーションスペースは堀田へGO!
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□ブラザー工業 – ブラザーコミュニケーションスペース