地下鉄なのに地上の踏切?銀座線の上野検車区前の踏切を見に行ったお話。
「銀座線に踏切がある」という雑学は結構有名なので、知っている人も多いかなと。
何を今さら、という感じもしますが、東京へ遊びに行った際に立ち寄った時のお話。
という訳で、上野駅前へやって来ました。
ふとJRの高架に目をやると、東京方面へ走る185系の姿が
上野東京ラインの試運転かな?年度末の開業でどう変わるか楽しみですね。
さて、銀座線の踏切は上野駅から少し外れた場所に位置します。
Googleマップにも地図は描かれているため、探すのは難しくないはず。
しかし、地図を頼りに進んでいくと「こんな所に車庫なんかあるの?」という雰囲気ばかり。
しばらくして到着しました。
奥に見えるのが上野車庫(上野検車区)で、そこへ通じる線路には踏切が設置されています。
車両が車庫へ出入りする様子が見られたら良いのですが、そう都合良く来るワケは無いよね・・・
「カンカンカンカン」と鳴り響く警音
あれ、遮断棒が降りてゲートが開いたし!
何とも都合良く車庫から車両が出てきました。
まさか見られるとは思ってなかったので、かなり驚いています。
車庫からゆっくり出てくる東京メトロ1000系
ちょっと引いて踏切を見るとこんな感じ。道幅もそんなに広くありません
最後尾まで行ってしまった・・・。運良く珍しいものが見られたな
車両が通り抜けたら両脇のゲートが下へと降りる
この線路は銀座線の上野駅へ繋がっているらしい。これから運用に入る列車だったのだろうか?
線路上から車庫方面を見る。
その先に見える車両の姿。
厳重なゲートがあるのは、進入禁止は当然ですが、給電用のレールが剥き出しになっているのも理由かなと。
銀座線は線路横にあるレール(第三軌条)から電気を送っているため、触れると感電してしまいます。
踏切の脇には東京メトロの文字。車庫の周辺は高い壁に囲まれているので中は全く見えない
また、車庫は地上のほか、地下にも存在するらしいので、ここの踏切を使う機会は少なそう・・・?
という訳で、地下鉄唯一の踏切の話題でした。