ヤマノススメ探訪、中央アルプス木曽駒ヶ岳でテント泊をしてきました(その3)
□この記事は『中央アルプス木曽駒ヶ岳でテント泊をしてきました(その2)』の続きの記事です
引き続きヤマノススメ探訪による中央アルプス木曽駒ヶ岳のお話。
夜が明けて早朝から木曽駒ヶ岳の山頂へ向かい、日の出を見に行くのだ。
山の朝は早い。まだ周囲が薄暗い午前4時ともなれば、テント場の人たちは動き始める
縦走のためすぐに出発準備をする者、日の出を見に行く者など様々。恐らく大半は後者である
ヤマノススメ探訪、という事で作中でも日の出を見に行くシーンもあるので我々も山頂へ向かう。
薄暗いなかヘッドライトを装着して山頂を目指す
(写真なので明るさを調整してますが実際はもっと薄暗いです)
東の空が明るくなってきた。夜明けは近いぞ
つつがなく山頂付近へ到着。早く日の出を見られるスポットへ行こう!
山の端の方まで行くと、既に日の出を待機している人が多数
皆考える事は同じですねぇ、それにしても登山人口は私が思ってたより多かったのだ
急に周囲が霧に覆われたりと、本当に山の天気は変わりやすい
大丈夫かな、日の出は見られるのかなぁ?
「虹が出てるぞ」
山頂で誰かが叫ぶ。振り返るとそこには大きな虹の姿が
日の出を待っていたのに、まさかこんな場所で大きな虹が見られるとは思わなかった。
そして東の山から・・・
朝日が昇る。
木曽駒ヶ岳に朝がきたー!
突如現れた霧も、日の出の直前に晴れて期待通りの日の出が見られました
ある程度日が昇ると、もう眩しくて直視出来ないよ!
そしてあっという間に周囲は明るくなる。太陽エネルギーは偉大だ。
今朝の雲海もまた凄いぞ・・・!
昨日も見た御嶽山。今朝も雲海に浮かんでいます
ちょっと分かりづらいけど、乗鞍岳と穂高連峰が見えます。近いんだなぁ
別の方角にはひょっこり富士山の姿が。
あそこの山頂でも日の出を見ていた人は多いだろう
おっと、日の出で忘れてたけど標高2,956メートル、木曽駒ヶ岳に登頂です。
まぁ数字は大きいけどロープウェイで殆どパス出来るため、登山の難易度としては初級だそうです。
山頂へ到達した達成感。そして日の出を見たりと大変満足
さて、お腹も空いたしテントまで帰りましょうかねぇ
テント場まで帰ってきました。
お隣のテントも早々にテントを畳んで出発していました
その他にもテントの数は次々に減っていく。まだ朝の6時前だってのに・・・
朝はあっさり梅わかめご飯。それに山うどん。
わかめご飯はお湯を入れてふっくら仕上がる。フリーズドライの技術は凄いな
朝ご飯も終わったので我々もテントを片付けて下山の準備
テントは軽く、ご覧のように人ひとりの手で軽々と持ち上がります。
軽いだけあって、夜に周囲の音が漏れてくるわ風の影響受けまくるわで
色々と難点はあるんですけどね・・・はい。(実はあまり眠れなかった)
それでは下山開始。「下山」だというのに、いきなり中岳を登り始めるという
この山の存在、登山者にはあまり良く思われてなさそうだ。
朝も早くから登る人、それに下る人で登山道はちょっと混雑。
今日はこれから雨の予報が出てる影響もあるかも、ちょっと雨がパラついてますし。
大雨に降られる前にロープウェイ乗り場まで戻ってきました。そのままロープウェイに乗車
グッバイ千畳敷。美しき山々の景色をありがとう!
ロープウェイからバスに乗換えて駐車場まで戻ってきました。
車に荷物を下ろして「あー疲れたー」と。標高差は小さくとも、荷物が重いと負荷も大きいのだ
「とりあえずコーラ飲みたい」
そう、山の上の物価は高かったのだ。
そんな感じで「ヤマノススメ」舞台探訪、中央アルプス木曽駒ヶ岳でした。
今回は作中と同じルートを辿っての訪問でしたが、特に無理なくテント泊する事が出来ました。
強いて言うなら荷物が重い事でしょうか。テントは同行者が持ちましたが、シュラフにマットに荷物が重い!
けれどもテント泊の楽しみがよく分かった今回の探訪。また挑戦したいですね!
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