日本モンキーパークの冬の風物詩、たき火にあたるサルを見に行こう
本来は火を怖がるはずのサルですが、ここ日本モンキーパークのサルは火を恐れない?
伊勢湾台風の年から続くとされる、モンキーパークの冬の風物詩。近年ではこれを大きく宣伝しています
そんな私も名鉄沿線のポスターで知ったこの行事。面白そうなので見に行ってみました
という訳で名鉄電車で犬山駅へ。
モンキーパークモノレール線が廃線したため、モンキーパークまでは連絡バスを利用します(160円)
赤いバスですが名鉄バスではなくグループの岐阜バスコミュニティ。マナカは使えません・・・
10分ほどで日本モンキーパークの入園ゲート前に到着します
若い太陽の塔がみてる
ちょうどバス停の方向を向いているので、何だか見られている気分だ・・・
日本モンキーパークといえば、サルを中心とした動物園を併設した遊園地で有名ですね。
動物園側には「モンキーセンター」という名称が付いてます。で、今回の目的地は動物園の方
ゲートは分かれていますが、園内は往来可能で入園料も共通です
たき火にあたるサルは冬の見どころ。園内でも比較的大きく宣伝されていました
サルがたき火にあたるのは、モンキーバレイに居るおサルらしい。
モンキーバレイに近付くと煙がもくもく。
おお、やってるね!
モンキーバレイは、入園客がサルたちの居る谷底を上から見学する感じ
そのモンキーバレイでは宣伝のとおり、たき火が行われていますね
飼育員の説明によるところ、冷え込み具合によって集まるサルの数が異なるとか
訪問した日(2013/02/11)はそこまでひどく寒くないというレベル。なので集会具合はご覧のとおり
たき火の側は暖かいのかな・・・?
薪木にちょっかいを出すサル
こっちは煙たそう
おっと、お楽しみ中でしたね
たき火以外の所に居るサルを見てみると、心なしか寒そうに見えなくもない
ちなみに、このモンキーバレイに居るのは「ヤクニホンザル」という種類のおサル
屋久島にのみ生息する猿だそうで、普通のニホンザルとは少し異なる体格。
実はこのたき火で「焼き芋」を作っているそうなので、それがおサルたちに与えられるのは14時との事
ちょっと時間を潰して14時になったら戻ってこよう
【そして14時】
「おいもーおいもー」と飼育員のかけ声でサルの焼き芋タイムが始まる
モンキーバレイの上は入園客で埋め尽くされる。焼き芋とおサルの注目度は高いぞ?
飼育員の声を聞きつけサル達が集まるなか、たき火の前に陣取るコイツがボス猿と紹介があった
イモが出てくるベストポジションに陣取るとはさすがボス猿やで
ひととおりサルとたき火の説明を終えて、いよいよ焼き芋の掘り出しが始まる
飼育員によってたき火の下から掘り出された焼き芋はアツアツの状態でサルに与えられる
そして我先にと焼き芋を拾うサル
回収したら移動して焼き芋をホクホク
こっちも焼き芋をホクホク
たき火にあたるサル、焼き芋を拾って食べるサル。これは冬の期間しか見られないイベント
このイベントだけでも、冬場のモンキーパークへ来た甲斐があったなぁと。面白い光景だ
最後にモンキーバレイ前では、入園客にもおイモの振る舞いがあります
こちらは「焼き芋」ではなく「蒸した芋」ですが、焼き芋のような蒸し上がりでおサル同様にアツアツホクホクでした
そんなモンキーパーク冬の風物詩、たき火にあたるサルは2月末まで開催しています。
モンキーパークでした。
<関連リンク>
□日本モンキーパーク公式WEBサイト