大井川鐵道で行く寸又峡温泉の旅。帰るまでのお話
□この記事は『日本で唯一のアプト式鉄道。奥大井の秘境路線、大井川鐵道井川線に乗る』の続きの記事です
という訳で引き続き大井川鐵道と寸又峡温泉のお話
話のメインの部分は汽車と井川線で終わってしまいましたが、残りの部分をお届けします。
井川線を降りてすっかり暗くなってしまった駅前へ
そこには昼間は気付かなかった光のトンネルが我々を迎えてくれました
寸又峡温泉行きのバスは白に赤ラインの元名鉄バス・・・かと思ったら違うバスが来ました
これで今夜の宿泊先、寸又峡温泉のお宿へと向かいますよー
なんか超ぶっとばして走ってるんですけど!
片方は山。もう片方は崖っぷち。とてもすれ違いで通行出来ないくらい道
こんな狭い道を手慣れた感じでスイスイ走行する運転士。見ているこっちはヒヤヒヤものである
ずっと山道が続いていましたが、いきなり建物が現れたところで温泉街へ入ったんだなぁと認識
寸又峡温泉に着いたみたいですね。所定40分のところをぶっ飛ばして10分短縮されました
今夜のお宿はいたって普通の和室。いかにもお宿って感じで落ち着きますね
到着後すぐにお食事タイム
量が少なく感じますが、品目が多いので色々と食べているうちにお腹いっぱいになります
手間の掛かった料理。これも宿で食事をする楽しみのひとつですね。
部屋に戻ってプラレールで遊んだり(ホテル備品)
そして会長と夜の戦車道を堪能しました・・・。
あ、場所が場所だけに宿の温泉の写真撮ってませんでしたが
寸又峡温泉は低張性弱アルカリ性高温泉、ぬるぬる感が気持ちよかったです。スマタ峡でぬるぬるやで!
夜が明けてからの寸又峡温泉。明るくなってから分かることは、温泉街がこんな山のなかに立地していたという事
冬の寒空で露天風呂ってのも良いですが、これだけ緑に囲まれているなら夏のシーズンも訪れてみたいですね
寸又峡温泉の奥地へ行くと、有名な吊り橋とか観光スポットもあるのですが
翌日から正月休み明け(つまり仕事初め)だったので、今回は無理せず疲れないうちに帰る事に
おっと、正面から運送会社のトラックが!
とても対面通行ができるほどの道幅ではないので、各所でこのように譲り合いが発生します。
こんな道を、よくかっ飛ばして走ってくれたなぁ・・・昨日の運転士。とても自分では運転したくない道だ
昨晩のバスに無かったものといえば、音声テープによる観光アナウンスがあった事
そのアナウンスに合わせて停車したのがこちら。あれ、何だか見覚えがあるぞ?
昨日乗った井川線のアプトいちしろ駅じゃないですか!
線路の近くを走っているのは地図を見て知っていましたが、平面の地図ではなかなか分からない高低差。
まさかこれほどまでに離れているとは思わなかった
所定の時間どおり40分で千頭駅へと戻ってきました
路線バスの駐車場にアイツが停まっていました。名鉄バスカラーのアイツ
どうやらこのバスは寸又峡温泉とは別の系統の専用バスだったみたいです
正面の行き先表示も写真のひとパターンのみで埋められていました
よーく見ると大鉄バスの文字に違和感
MEITETSU BUS の MEをDAに差し替えて DAITETSU BUS に変えてあるし!
これは上手い工夫というべきか。通りで見たことあるようなバスの外見だった訳ですね
でも座席のカバーに関してはそのまま名鉄バスなのですね・・・。
さて、金谷行きの電車の発車時刻は迫ってます。これを逃したら次は1時間半後ですからね
こちらでも寄り道は特にせず、まっすぐ金谷駅に戻ろうと思います
折りたたみ式のドアだけどもデッキの仕切りが撤去されているので変な感じ・・・。
車内は比較的空いており、復路はローカル線をまったりという気分での移動となりました。
今日も運行する蒸気機関車。駅でのすれ違いを確認
列車に乗るのも良いですが、走っている姿を外から見るのも良いですね
そんなこんなで、スタート地点の金谷駅へと戻ってきました。お疲れ様でした
蒸気機関車に井川線に、それと寸又峡での温泉宿。たまにはこんな温泉旅もいいなぁと思いました
東京方面へと帰る友人らと別れ、私は浜松方面へ帰りましたが以降の部分は省略。
以上、大井川鐵道で行く寸又峡温泉の旅のお話でした。