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2012年没ネタ再利用。日本の電力王「福沢桃介」と桃介橋(長野県南木曽町)
タイミングを逃したのと取材不足だったのもあって記事に出来なかった話題を。
赤沢自然休養林の森林鉄道に乗りに行った時の帰り、国道19号線沿いにあったこの吊り橋
「何かの観光スポットじゃないのかな?」と軽い気持ちで立ち寄った場所だったのですが、
これが日本の電力王と呼ばれた「福沢桃介」に関係の深い吊り橋だったとは、その時は何も知らず
かつてはこの地に水力発電所を建設するために架けられた吊り橋
1993年に現在のように復元され、1994年に国の重要文化財に指定されました
そしてこの男が日本の電力王こと福沢桃介
福沢諭吉の婿養子であり、木曽水系に多くの発電所を建設し電力事業を手掛けました
大同電力(現:関西電力)、東邦電力(現:中部電力)、大同特殊鋼などを設立し、数々の企業経営を行った男
で、その福沢桃介が手掛けた発電所の建設時に使われた橋が「桃介橋」
そのすぐ近くには、福沢桃介がかつて別荘として使っていた屋敷が「福沢桃介記念館」として残っています
写真の左が現在。右が資料館にあった写真。中央で自転車を持っているのが福沢桃介だそうです。
一部は消失していたため「復元」となっていますが、西洋風の屋敷
山の歴史館とセットで300円と有料の施設ではありますが、係員の方の解説も丁寧でなかなか面白い場所でした。
<関連リンク>
□福沢桃介記念館(南木曽町観光協会公式ホームページ)
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