愛知の離島へ行ってみよう。名鉄海上観光船で行く、ぶらり日間賀島のお散歩
愛知県にはいくつかの離島がありますが、その中でも「日間賀島」「篠島」「佐久島」の三島については
「名前を知っている」という愛知県民も多いんじゃないかなと思います。
そのうち、日間賀島と篠島は名鉄グループの「名鉄海上観光船」が島へアクセスするフェリーを運航しています
名鉄電車とフェリーで比較的アクセスも容易な日間賀島。そんな愛知の離島へふらっと足を運んでみました。
という訳で金山駅から河和駅への特急電車に乗り込みます。
金山から河和までは特急で45分。近くはないですが、もうちょっと時間かかるもんだと思ってました。
名鉄海上観光船は社名の通り名鉄グループ
なので、名鉄の駅でこのような島の案内を見たって方も多いんじゃないかなと
河和駅からフェリーの発着する河和港までは徒歩でも充分にアクセス可能な距離ですが
電車とフェリーの発着時間に合わせて、無料の送迎バスを運行してるみたいです。
河和駅は臨時改札口があるものの自動改札機は2機のみ。何だか寂しいなぁ
改札を抜けて駅前のバス停へ。
名鉄グループの知多バスが停まってるし、これが送迎バスかなと思いきやえびせんの里無料送迎バスだったし!
フェリーじゃなくて、えびせんの方が目立つ所に停車してるなんて。えびせんの人気に嫉妬
河和港まで行く無料送迎バスは駐車場内の別の場所に停まっていた、こちらのバスです。
うっすら「南山学園」と読める所に、このバスが中古であった事を思わせますね
河和港まではバスでの所用時間が約1分。近いです
名鉄海上観光船の河和営業所に到着。フェリーのチケットはこちらで購入します
運行本数は毎時1本程。
フェリーにしてこんなもんかと思いますが、ぽっかり空いた時刻表の空間が寂しい・・・
河和港から日間賀島、もしくは篠島を往復すると運賃は2,610円ですが
私みたいに「両方とも行きたい」って人向けに「2島めぐり周遊券」ってのが売られてました。2,650円也
送迎バスもフェリーも名鉄特急のダイヤに合わせての運行のため、待ち時間は無くフェリーは出航直前!
オーソドックスなタイプの高速船
暖房の効いた客室が用意されていますが、フェリーといえば風を浴びて乗るに限るだろ!
・・・寒いんですけどね。
でもフェリーを単なる移動手段だと思うのは勿体ない。景色だって楽しみたいじゃん?
そして出港。行ってきますぇ
うおー!さすが高速船だ。揺れ方がハンパねぇ!
進行方向の真っ正面を見られないのがちょっと残念ですが、主に後方の景色を楽しみましょう
日間賀島まではフェリーで約20分の距離なので、さすがに出港してすぐは肉眼で見えないです
しばらくして日間賀島西港にとうちゃくー
そして上陸。短い船旅でしたが面白かった!
あれだけ時間掛けて移動しましたが、実は知多半島の先端の師崎(もろざき)は目と鼻の先
鉄道路線があるので河和港からフェリーが発着していますが、師崎からはこんなに近いんですね
しかし、海沿いにあの巨大なマンションは何だろう。潮風とか大丈夫なのかな?
干物作ってる。お腹すいたなぁ
近くのお店で「たこぶつ定食」を注文
日間賀島といえば「タコ」と「ふぐ」で観光PRしてますが、ふぐはさすがに予算の面でアレなのでタコ
うん。タコおいしいです!
さて、ノープランで日間賀島へ来たものの何を見て回ればいいのかな?
やっぱり日間賀島は夏シーズンに来るべき場所なのか
ビーチもご覧の通り、シートで覆い被されてます
この閑散っぷりに反して目立つホテルに旅館に民宿etc。夏場は相当賑わうのかな?
とりあえず日間賀島東港を目指して歩いてみましょう
これはガソリンスタンドかな?日曜日なので休業の模様
漁港の前を通り・・・
日間賀島名物といえばタコ。そのタコを捕るための蛸壷ですね
いっぱい並んでるとなんか気味悪い・・・
日間賀島北部にある「日間賀島資料館」へとやって来ました。入館無料なので入ってみましょう
展示内容は主に漁業の歴史とその道具の展示など。小さいながらもなかなか面白い展示でした
再び海沿いの道を、潮風を浴びながら歩きます
すぐ向こうに見えるのは佐久島。あれだけ近くても佐久島は西尾市だったりする
佐久島へのアクセスは西尾市側からフェリーでアクセスしますが、フェリー港と駅が遠くて少し不便
島と島ではこれだけ近いというのに、三河と知多の障壁は大きかった・・・。
恋人同志が仲良く交代で乗って海に向かって
「好きです」
と叫ぶと幸せになれるって 本当かな?
おい、最後なんかちょっと胡散臭いぞ!
よし、とりあえず「恋人ブランコ」とやらに行ってみよう!
そこには確かにブランコがありました・・・。
周囲に人気も無く波の音だけが周囲に響き渡るこのスポット
崖から転落したらまず発見されなさそうなので単独でこれに乗るのは止めよう。うん
日間賀島東部の海岸を歩きます。こちらもシーズンオフなので人も殆ど居らず・・・
日間賀島西港からのんびり歩いて1時間ほど。もうひとつの玄関口である日間賀島東港に到着
港の前の信号機は日間賀島、篠島、佐久島の三島で唯一の信号機だそうです
日間賀島の港は西港、東港のそれぞれに停泊する便もあれば、いずれか片方にしか停泊しない便もあったり。
運行本数も時間も限られているので、日間賀島東港から隣の篠島へと渡ろうかと思います。
□篠島編に続きます