ムーンライトゆかりん

□このレポートは『その５：知覧特攻平和会館と夜のカゴシマシティビュー編』の続きです。

2011年11月13日(日) おはようございます。今日は早めの移動なので朝飯を食べずに鹿児島中央駅へ
九州滞在3日目は熊本県の三角線を走る観光列車「Ａ列車で行こう」へと乗りに行きます

1日目は宮崎、2日目は鹿児島、そして帰宅日でもある3日目は熊本県と結構なスケジュールですが
乗りたいもの、見たいものを詰め込んだ結果がごらんの有様・・・。とにかくまぁ、熊本目指して進みましょう

朝飯を食べてないので、昨日と同じ売店で駅弁でも買っていきましょう
うーん、種類が多くて悩みますね(←ファミレス行くと何を食べるか悩むタイプ)

駅弁をチョイスしたら九州新幹線・・・ではなく、在来線のホームへ。最初に乗るのは鹿児島本線
九州新幹線で鹿児島中央を訪れた事はあったんですが、在来線はまだ乗ったことないので完乗も兼ねて

日曜日の朝だし始発駅だし、電車内は割と空いてました
人が増える前にさっさと弁当食べておくかー。

鹿児島中央駅で選んだのは「薩摩竹籠弁当」なるもの
パッケージが箱ではなく「竹かご」なのがこの弁当の特徴。ちょっと懐かしい感じがまた良い？

ちょっと片寄ってしまった。それではいただきます。

50分ほどで終点の川内に到着。九州新幹線はここ川内から乗ります

ここから先、八代方面はJRから分離されて第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」になっているのはご存じでしょう
これまで繋がっていた線路がでっかい車止めと壁で分断されているではないですか・・・

ホームの先頭部分も分断され、昼間改札として肥薩おれんじ鉄道の駅舎がありました
肥薩おれんじ鉄道の列車はこの昼間改札を通り抜けた先から発車しているようです。

今回は肥薩おれんじ鉄道に乗る予定ではなく、乗るのは九州新幹線。
時間も少しあったので一旦改札を抜けてみる。新しく出来た改札前の雰囲気は、やはり新幹線がメインですね

コンコース。まだ早い時間だし人通りは少ないですね

待合室には、ここにもあったかドーンデザインの椅子が。九州何処にでもありますねこれ

新幹線ホームへイン。乗車するのは8時15分発、さくら404号新下関行
これに乗ると、川内から熊本まで46分で行けてしまう。新幹線ってのは早いですねぇ

種別を表す色はピンク色。「さくら」の名前にちなんで桜色なわけですね

車両としてはN700系なので、外見は東海道新幹線を走っているそれと大きくは変わりませんが
車内の普通車指定席は、グリーン車じゃないのに2列+2列のゆったりシート。これは嬉しい設備だ

ちょっと見た目が豪華そうな座席。でもこれ普通車指定席なんだぜ？

座席のテーブルが木製。という事はつまり、この新幹線の内装もドーンデザイン製

観光列車ほどではありませんが、各所に木や木目調の素材を使っているのはドーンデザインの共通点ですね

朝も早かったので、車内でうとうとしているうちに熊本に到着してしまった。新幹線早いな！

乗換え改札を使って、向かうは三角線の列車。乗り換え時間にそんな余裕が無いから急げ！

三角線の観光列車だー・・・なんて事はなく、普通の列車でございます。はい

熊本→三角の指定席が取れず、手元にあるのは三角→熊本の指定席なんです
10月に運行開始したばかりの九州観光列車。チケットはすぐに満席となってしまうみたいですね

ともあれ、この機会に乗れるだけ満足ですね。まずは終点の三角駅へGO！

・・・で、到着しました。三角線の終点、三角駅です

鯛だ！

やっぱりドーンデザインだ！

観光列車の運行開始に伴い、この三角駅もリニューアルされたそうです
ホームには多くのタペストリーが設置されていました。どれも当然、ドーンデザイン製

ここにもあったか、ドーンデザイン椅子
インテリア家具として欲しいですねこれ(置く場所ないけど)

駅舎内の待合室の様子。一面が木目で覆われています

別角度。天井近くの部分は木目じゃないのが何だか中途半端な
そういうデザインなのか、はたまた大人の事情なのか・・・？

待合室に並ぶのはホームと同じドーンデザインの椅子

「Ａ列車で行こう」の運転日に限り、駅舎内では駅弁を販売しているようです
どれ、車内で食べるのにいっこ・・・と思ったけど、朝飯食べたばかりだった。

駅舎の隣には観光案内所がありました
こちらは椅子とのれんがドーンデザイン。カウンターのテーブルは普通っぽいですね

三角駅の外観はそんな変わった感じはしませんね。

三角駅から近くの観光スポットで調べたところ「三角西港」というレトロなスポットがあるそうですが
歩いて行くには遠いし、レンタサイクルも無いし、路線バスも本数が少なくて諦めました。

・・・実はちょっと行きたかったスポット。

でも、「Ａ列車で行こう」のダイヤに合わせて、三角西港への無料シャトルバスの運行が始まったようなので
熊本駅からＡ列車で三角へ来る場合はちょうど良いかも。私は今から来る列車で帰るので時間が合わずorz

タクシーって手もあったんですが、やはりひとり旅では料金が気になりますね
それに、三角西港でタクシーが拾えるとも限らないですし。

あー、駅の目の前に巨大な巻き○ソみたいな建物があるじゃーん！

何の施設かなーって思ったら、入口は閉ざされ内部は散らかった様子

かつてはフェリーターミナルだったそうですが、これを利用していたフェリー会社は撤退してしまったそうな
壁にこんな新聞の切り抜きが貼ってありました。海のピラミッドですか・・・

巨大巻き○ソ・・・ではなく、海のピラミッドの外側は展望台っぽくなってるので登ってみましょうか

ちょっと高い所から見た三角駅

三角駅の目の前は海。その向こうに広がるのは天草の島々

熊本のあっち方面にも行ってみたいけど、今回は観光列車で折り返すのみ
機会があれば天草へも行ってみたい。いつか、必ず！

なにか居るっ！

Ａ列車の発車時間が近づいたので戻ってみると、駅前になにか居るじゃん！
どうやら上天草市のキャラクター「四郎くん」だそうです。列車の到着に合わせて観光客の歓迎に来ているそうな

列車の到着数分前になると、突然待合室に陽気な音楽が流れ始まる
何だこの音楽。ジャズか？鉄道駅にジャズが流れる？

どうやらこれが到着の合図みたいです。ホームへと行ってみましょうか

同じくジャズが流れるホーム。地元の協会が歓迎の横断幕を掲げています
いよいよやって来る。観光特急「Ａ列車で行こう」がやって来る！

真っ黒なボディのアイツ、Ａ列車が来ましたよー！
折り返し、特急「Ａ列車で行こう」2号となるこの列車。それではＡ列車で行こうじゃないですか。

□その７：三角線観光特急列車「Ａ列車で行こう」後編