世界最長の吊り橋を体験せよ!明石海峡大橋ブリッジワールドに参加しました
明石海峡大橋をご存じでしょうか?
本州と四国を結ぶ3つのルートのうち、2番目に開通した神戸淡路鳴門自動車道に架かる世界最長の吊り橋です
その世界最長の吊り橋の主塔(中央寄りにある塔)のてっぺんへ行く事が出来るツアーが開催されています
それが今回お届けする「明石海峡大橋ブリッジワールド」です。ちなみに主催はJB本四高速
実は2年前に参加するつもりで予約まで済ましたのですが、当時の世間的な事情で参加を断念・・・
その後なかなか参加する機会に恵まれず今回に至りました。悲願の明石海峡大橋デスヨ!
まぁそんな前置きはさておき、名古屋からいざ兵庫県の明石海峡大橋へ!
2011年6月24日(金)おはようございます。平日ですが今日のお仕事はお休みだったり
平日で高速道路の混雑も少ないと予想し、名古屋からは三宮行きの高速バスを選択
ちなみに定刻通りなら名古屋から三宮まで約3時間。運賃も3300円と割と安いです
車内は4列シートですが今日は平日につき利用者も少なめ。隣は空席だったので割と快適
それでは三宮へ向けてしゅっぱーつ!
朝も早かったので車内で仮眠。気付いたら甲南PAでの休憩タイムでした
3時間というやや長めの乗車時間。休憩タイムにちょっと体を動かしますか
平日なので・・・っと思いきや、最後の阪神高速神戸線で事故渋滞!
しかし余裕を持って早めの便を選択していたので、少しくらいの遅延は問題無しです
運転士によると「30分ほど遅れる見込み」との事でしたが
思いのほか渋滞の状況は酷くなく、10分の遅延で三宮のバスターミナルへと到着しました
ここで関西在住のomiさん、サイトーさんと合流。以後3人での行動となります
まだ時間があるので三宮センター街で買い物したり中華街で昼食したり・・・というのは省略。
元町からはJRで移動。向かうは明石海峡大橋!
快速がちょうど行ってしまったので普通列車で。
明石海峡大橋の最寄り駅的には舞子駅。そこが目的地
須磨を過ぎた辺りから電車は海岸にかなり近い所を走ります。この区間が結構好きなので先頭でかぶりついたり
やがて車窓から見えてきました。今回の目的地こと明石海峡大橋へ!
舞子駅に到着。ここから明石海峡大橋は歩いてすぐ
明石海峡大橋だー。近くで見るとよりでっかい!
ブリッジワールド参加者は・・・とりあえず何処へ行くんだっけ?
印刷した予約メールを広げて確認していたら目の前に案内版が
あー、あっちに行けばいいんですね。さりげな所で親切だ
そんな訳で集合場所となる橋の科学館へ。ここは明石海峡大橋についての展示がしてある施設です(大人300円)
今回はブリッジワールドへの参加のため、入館料金は支払わず案内されるがまま2階へ
会場(会議室?)の手前の廊下で予約者の確認と参加費用の支払いをします
ちなみにブリッジワールドへの参加は有料。万が一の場合の保険料等々込みで大人3,000円
手続きを済ませて会場へ。平日なのに結構参加者が多いぞ?
本日午後の部の参加者は19人。ここで指示に従い1班、2班、3班に分かれます
主塔のてっぺんといえば大変な高所。かつ危険地帯
まずは誓約書にサインを求められます。なんか凄いな・・・
海上は風が強いのもあり、確実に指示を聞くための無線機を装着します
そしてヘルメットを装着。小物を持ち運ぶためにポケットがいっぱい付いたベストを着用
主塔で使いたいもの(カメラ、携帯電話等)は全てネックストラップを使い転落を予防します
ストラップ穴の無いスマートフォン用のケースも用意されていました。用意周到だなぁ
ひととおり装備品の準備や説明が済んだところでビデオ鑑賞タイム
注意事項などを説明するんですね
・・・っと思ったら明石海峡大橋の概要などを紹介するビデオでした
明石海峡大橋は全長3911m、主塔と主塔の間は1991m。その長さは世界最長!
何年もの歳月を経て完成した明石海峡大橋。これだけの巨大な橋なので、そう簡単には作れないですよね
ビデオ鑑賞と注意事項の説明が終わったら1階に降りて「橋の科学館」の展示ルームへ
こちらでも展示物を使って、明石海峡大橋についてを解説。今から行く場所について詳しくなった方が面白いですもんね
ちなみに今から行く主塔は長さ282.8mだそうです。高い!
ちなみに地元の名古屋駅セントラルタワーズが245mなので、それより高いよ!
さて、ひととおりの解説を終えていよいよ明石海峡大橋へと向かいます
ぞろぞろと歩くヘルメット集団。なんだこの光景は・・・
橋の下から見上げる。でっかいよ明石海峡大橋
主塔へのアクセスはまず、地上から一般の展示施設「海上プロムナード」のエレベーターを使い8階へ
そこから遊歩道デッキ(ここも一般展示エリア)を橋の中央へ進みます
あ、先頭グループがあんな所に!
気がつけば通常は鍵の掛かった扉が開いてる!
ここから通常非公開エリアへと行くのか。いよいよか・・・
うわっ、下がスケスケじゃないか!
地上から8階相当の場所なので結構高い
狭い階段を慎重に進みます
橋の中央にある広い管理用通路に集合。改めて注意の説明を受けます
しつこいようですが足元はスケスケ。下はあまり見ない方が良さそうですね・・・
それではいざ歩き始めます
アンカレイジ(端の土台部分)から主塔までの距離はおよそ1km
ただひたすら続くこの足元スケスケの通路を歩きます
通路の端の方へ行くと大きめのすき間が。体ごと落ちる事はありませんがなんか怖い
柵からちょっと身を乗り出してみる。落ちたら海面に叩きつけられて死ぬと思う
当然ですがこの通路の天井にあたる部分は道路。多くの車が往来します
時々大型トラックなんかが通ると「ガッターン」っと大きな音が響きます
怖いながらも普段は歩けない通路。あっという間に主塔部分へと到達しました
歩いている間も無線機を通してスタッフの方が解説してくれるので、楽しみながら歩けました
端の東側にあったこれは水道管だそうです。これで淡路島へ安定して水を送れるようになったとか
こちらはフタがあって見づらいですが、関西電力の送電線です
この橋は車だけではなく水道と電力というインフラを支えているのか。なるほど
ここまで歩いてきた道を振り返る。実に消失点である
ここから主塔へ管理用のエレベーターで移動。あの怪しげな扉の奥にあるそうです
エレベーターは定員の関係で先ほどの行動班別に移動。私は2班なので2回目ですね
順番が回ってきたので主塔の扉へと潜入。扉も狭ければ内部も狭かった!
業務用ちっくなエレベーター。これに乗っててっぺんを目指します
エレベーターのランプには「98」と書いてあるし。98階相当ということか!?
やべぇ明石海峡大橋。すげー高いじゃんそれ!
エレベーターは98階に到着。さぁいよいよてっぺんだ
最後はあの階段を上がれば良いのかな・・・?
そして、到着。
それはまさにてっぺんの景色であった
うおー!すげぇ!高い!
淡路島側はこんな感じ。あの淡路島が小さく見える!
真下を見るとまぁ怖い。海面までの高さは289mで自動車があんなに小さく見えるし
てっぺんの様子はこんな感じ。皆思い思いに写真を撮ったりしてます
地上や主塔まで歩いてきたときはもの凄い海風で「これてっぺん行ったらもっと風が強くないか?」と思ってましたが
実際にてっぺんへ行くと風が無いどころかほぼ無風状態。
しかし外をのぞき込むととても強い風を感じるので、ここは風を受けない構造になっているのではないでしょうか。
行動班別に記念撮影を行います。この写真はお土産で貰えるそうです
そういえば上ってきた出入口が無い?
と思ったら転落防止のために出入口のフタが閉じられてました。なるほど
小説「ともだち同盟」にも登場した垂水方面。アウトレットもよく見えますね(写真右下)
その奥には神戸空港が。でもちょっと霞んでて見えないですね
あ、スカイマーク機だ。
舞子駅の方に寄ってみますか
もうちょっと寄ってみると舞子の高速バスターミナルがよく見えますね
梅雨のこの時期ですが、晴れて良かったです。良い天気過ぎてこの場所がとても暑いです
でも楽しいので暑い事なんて気にしない!
あ、あれはライトアップ用の照明かな?
あれを交換する仕事をされる方も居らっしゃるんですよね。いやいや凄いですね
ん、なんか小さい穴が空いてる
この小さい穴から走行する車が見えるのか!
289mの高所でのぞき体験が出来るとは(違います)
さて、楽しい時間はあっという間。およそ30分の滞在時間も終わり再び下へと降ります
レポートの割にてっぺんからの写真が少ないって?
いや、この絶景は皆さん実際に体験してみてください。なので写真は少なめですよ!
エレベーターで全員降りた所で再びアンカレイジを目指して約1kmの道のりを歩きます
いやぁ、てっぺん面白かったです
帰りも同じルート、と思いきや先頭集団がなんか変なルート進んでる!
往路では通らなかった、更に狭い通路を歩きます
復路でもこんな小ネタを仕込んでいるとは。いやいや驚きました
しばらく歩いた後に中央の通路へと戻ります
そして海上プロムナードのエリアへと戻ります。お疲れ様でした
海上プロムナードで若干ながらの休憩。
300円以上で100円引きの割引券を貰ったのでソフトクリームを注文。300円→200円
再び橋の科学館の会議室へと戻ります。改めて地上から見ると高いなぁ・・・主塔
てっぺんで記念撮影をした写真と認定証を貰いました
お土産として明石海峡大橋のケーブル素線実物を貰いました(最初に見たDVDとどちらか選択)
これにて明石海峡大橋ブリッジワールドは終了。荷物をまとめて解散となります
いやぁ、天気も良かったし名古屋から足を運んだ甲斐がありました
空気の澄んだ冬のシーズンにまた来てみたいですね。
明石海峡大橋ブリッジワールドでした
<関連リンク>
□明石海峡大橋ブリッジワールド案内ページ