マイナス30℃の極寒体験。名古屋市科学館の人気大型展示「極寒ラボ」へ行ってきました
2011年3月にリニューアルオープンした名古屋市科学館。一番の目玉は世界最大のプラネタリウムですが
マイナス30℃の世界を体感出来る「極寒ラボ」も並んで人気の体験型大型展示
体験には数少ない整理券が必要で、ただえさえ混雑する科学館でそれはなかなか手に入れることが出来ません
今回は混雑の少ない平日に運良く手に入ったので、その極寒ラボの模様を紹介。
という訳で、伏見に現れたデススター・・・ではなく、名古屋市科学館へ
リニューアルから2ヶ月経過してるし、何だって今日は平日だしそんな混んでないよね?
今回のお目当ては人気の体験型大型展示「極寒ラボ」
なんとマイナス30℃の世界が体験出来るとかなんとか。また凄いものを用意しましたね名古屋市科学館
参加するには1日2回配布する整理券が必要との事。まずは整理券配布所へGO!
って平日なのにでら混んでるがや!
学生とか会社勤めの人は平日来られないから空いてるよね
なんて甘い考えで行ったら大失敗。さすが人気の名古屋市科学館は平日でも混雑であった
ちなみに極寒ラボは平日の場合は1日10回の開催
でも1回あたりの定員が20名という狭き門。午後からの配布は20名x5回で最大100名
既に整理券配布所には100名以上が並んでおり
「これ以上並ばれても確実に整理券を配布する事は出来ません」
とスタッフの方からの注意付き。うーん、でもとりあえず並んでみるか・・・
ラスト1枚が手に入ったし!
どうやらプラネタリウムとのバッティングによる辞退者が何人か居たらしく
定員の100名をオーバーして並んでた数人にも整理券が受け渡ったようです
これは運が良かった。一番ラストの時間だけど適当に時間潰してこよう
ちなみにプラネタリウムは正午に完売したとか。平日なのに・・・
で、開始時間の5分前に「極寒ラボ」へ集合
20名の参加者は整理券と引き替えにラボ内へ入場。まずはスタッフによる案内
まずは-10℃の部屋に入り、次に-30℃の部屋へ。最後にまた-10℃の部屋に入って戻ってくる。との事
目立つように用意されているのは防寒着。これを着用してマイナス30℃の世界に挑むそうです
結構温かそうだ。
参加者は揃ってオレンジ色の防寒着を着用。同じ服装の人がこんなに揃って何だこの光景・・・
準備完了。まずはマイナス10℃の「極地情報室」へ
部屋の中はひんやり・・・
ひんやりどころかくそ寒いわ!
これでマイナス10℃やって?
寒さを感じられる映像(ペンギン)がモニタに映し出されています・・・
室内の温度計はマイナス10℃…ではなく人が入って若干温度上昇。マイナス9℃でした
この部屋で約2分間。体を慣らすという名目で滞在します
音声案内によって次の部屋に行けとの指示。重厚なドアが開いて進みます
そしてここがマイナス30℃の「極地体験室」
あかん、くそ寒いわこれ!
部屋にあった温度計はマイナス30℃を指してます・・・
天井にあるドーム上のスクリーンには、オーロラの映像が映し出されています
しかし寒くて表情が作れないほど顔が固まり手も段々とかじかんできました・・・
ただ寒いだけの部屋じゃなくて、ここにも何やら展示があります
今年採取したばかりの立山の積雪が展示。寒い部屋にこそ冷たい展示とな
隣には流氷が
南極の氷なんかも展示されていました。溶ける心配が少ないので、実際にお触りし放題!
いや、寒くてとても触る気になれない
参加者も「寒い寒い」と口にします
ここでの滞在時間は5分。防寒着を与えられているとはいえ体の芯から寒い!
退室のドアが空いたら参加者は一目散に離脱。やっぱ我慢出来ないほど寒かったんですね
私もさっさと出よう。指の自由が利かない・・・
「あー、暖かい!」
そう聞こえるこの部屋は極地研究室。マイナス10℃
相対温度が20℃なので、ここの部屋も十分に寒いけどさっきより格段に「暖かい」と感じる不思議
温度計はマイナス10℃
こちらの部屋でも約2分、体を慣らすという名目で滞在
ここを出たら極寒ラボの体験は終了です。
いやー寒かった。出よう出よう!
うわぁ・・・目がぁ・・・目がぁ・・・!
もの凄い勢いでメガネが曇りました。ついでにデジカメのレンズも曇りました
そんな感じの極寒ラボでした。一度体験してみたい面白さ
一度体験したら「もういいです」な極寒ラボ。苦しいほどの寒さでした・・・
名古屋市科学館の人気大型展示。ちょっと頑張って参加してはいかがでしょうか?