ムーンライトゆかりん

□このレポートは『その２：博多→鹿児島編』の続きです。

名古屋から鉄路だけではるばるやって来ました。鹿児島県は鹿児島中央駅
こんな距離を同日中に移動出来るとは・・・新幹線は偉大な存在ですね

さて、鹿児島中央へ到着したのは良いですが次の乗り換えが待ってます
あまりのんびりはしていられませんよ？

とりあえず駅舎の外観を撮影したら・・・駅に戻って、駅弁を買って。
そしてもう一回改札口に入って・・・

電光掲示板で列車の時刻を確認して。と・・・

そしてまた新幹線つばめに乗車する我々

鹿児島中央への滞在時間、僅か13分

さっき乗ったのと同じ新幹線に再び乗り込んで何やってるの。
・・・フリーきっぷを持ってると無駄に遠くへ行きたくなるのでたちが悪いです(2度目)

いや、まぁ折角のフリーきっぷですし。他に観光プランも考えてなかったので乗ってみましたと
主にかずぴーさんが九州新幹線に未乗車だったのが大きな影響です。たぶん

再び新八代駅で「新幹線つばめ」と「リレーつばめ」が同じホームに並ぶ

よう、また会ったな！

リレーつばめに乗り継いでしばらく。熊本県は熊本駅に到着です

往復乗車したリレーつばめ号ですが、両者とも熊本での乗降人が多かったのが印象的
九州新幹線が全通すれば人の流れも変わるのだろうか？これからが楽しみですね

ぷらっと駅構内を歩いてて見かけたポスター
なんかもう各社ETC1,000円対策で大変そうで・・・。企業努力じゃどうにもならない部分もありますからね

熊本駅での滞在時間は僅かに10分。次に乗車する列車を電光掲示板で確認して・・

次はこいつ。九州横断特急ですよ！

車両はキハ185系気動車ですが、内装はドーンデザイン研究所による大幅リニューアルが行われています
・・・でも、さっきまで乗ってた新幹線やリレーつばめに比べると見劣りが。あいや何でもないです[;´Д`]

熊本から大分方面へは豊肥(ほうひ)本線を走行しますが、すっかり日が暮れて景色も何も見えません
明るければ阿蘇山やらカルデラやらが見えるのですが・・・。ここは日中にもう一度乗りたいですね

景色が楽しめなければ弁当を楽しめばいいじゃない！

という訳で、鹿児島中央駅で購入したお弁当を食べますか
ずっしり重みのある「黒豚カツ弁当」という商品。うーんお腹空いてきた！

「ずっしり」の正体は二段構造にありました
上段はメインの黒豚カツ。下段は白米が敷き詰められてます

ボリュームたっぷりで夕飯にはちょうど良い。とても美味しく頂きました！

豊肥本線には立野駅にスイッチバックが存在しますが・・・こちらも暗くてちっとも分かりません[;´Д`]

景色も楽しめないし弁当は食べたし。疲労もあって道中殆ど寝てました。ぐー

14.大分県

熊本駅から3時間ちょっと。終点の別府駅に到着
なんか駅名標から国鉄の臭いがプンプンするのですが気のせいでしょうか[;´Д`]

この洗面台も時代を感じます・・・

別府といえば温泉地！駅前には温泉が湧き出るモニュメントがあったり。冷たい手が温まります

別府駅前

誰だこのオッサンは！

別府駅の近くの温泉施設へちょっと立ち寄った後は、駅から別府タワー方面へ向かって歩きます
おおよそ30分ちょい歩いた所で次の目的地へと到着也

・・・宇和島運輸？

そうです、ここは別府港。すなわちファリーターミナルなのです！

ってあれれ、夜行便のフェリーが出港1時間前なのに待合室が超静かなのですが・・・

窓口で手続きをしている時に視界に入ったこれ
フェリー業界も鉄道業界と同じで、高速道路関係の政策で大打撃を受けている様子

ターミナルが閑散としているのもその影響なのでしょうか？何だか寂しい気分です

手続きを済ましたら、ターミナル内にあった航路図でこれから乗るフェリーの航路を確認しておきましょう
九州は大分の別府港から、四国は愛媛県の八幡浜港へと連絡するフェリーへと乗船する予定です

やけに近い距離を夜行フェリー？っとちょっと疑問に思うかもしれませんが・・・

この宇和島運輸の別府?八幡浜の便は、折り返し朝の就航まで船内で休憩が出来るそうで
早く到着し過ぎても船内で寝ていられるならベストですね。移動しつつ睡眠も出来る夜行便は助かります

そいじゃーフェリーも到着したみたいだし、船内へと行ってみましょうかー！

乗船するのは一等船室。
大部屋なので個室という訳ではありませんが、室内は2つに別れており地デジ液晶テレビも完備されてます

1等船室専用のラウンジ。ここでワイワイと船旅を楽しむのも良さそうですね

その他、船内はとても綺麗で広々とした印象。短い時間ですが四国までの船旅が楽しそうです

・・・でもさっきから人の気配がしないんですが。

実はフェリーターミナルに人が居ないどころか船内にも殆ど人が居ません
乗船したお客さんを案内する船員の方も、入り口でずっと立っているばかりで何だか寂しいです

2等寝室をのぞいてみれば数名の乗客が・・・

そんな状態でフェリーは出航。どうやら乗客は全員で10名居るかどうか
高速道路に関係する政策の影響なのか、はたまた不景気が影響しているのか

「元から夜行便は利用者が少なくて、日中は大賑わい」なら良いのですが
フェリーの現状を垣間見たような気がして残念です

明日は早いのですが、飲めない酒でも飲むことにしましょうか
桃といえば東横桃子・・・いや何でもないです[;´Д`]

グッバイ九州！またいつか来るよ！

□西日本パス紀行、四国編に続きます