ついカッっとなって九州へ行ってみました。(その1:阿蘇観光編)
そんな訳でついカッっとなって九州とか行ってみました!
名古屋から九州なんて、飛行機を使えばあっという間・・・なのですが、なかなか行ける機会が無かったり
でもやっぱり、どうしても九州へは行きたかったので職場の同僚(非鉄)を拉致って突発で行く事になりました。
・・・っても航空券は「いっしょにマイル割」だったり
目的地が熊本空港なのは、単に熊本便しか空席が無かったというオチ
・・・まぁ格安で行ける訳なので、その辺は妥協ですね
混雑する保安検査場を抜けたら搭乗口へ。
搭乗口へ到着する頃には、既に一般搭乗の開始後で「熊本便をご利用のお客様はお急ぎ?」とアナウンスが流れるほど
いけね、飛行機の出発時間って全員が座席に着いて飛行機が動き出す時間でした。慌てて搭乗ゲートへ駆け込む
鉄道利用が多いからちょっと間違い。とりあえず熊本便は遅れることなく出発したので良かったです
なんか天井からモニタが出てきたので驚きました
真新しい機材なんだろうな・・・っと思いつつ、添乗員による「緊急時の案内」もビデオになってしまったのが残念
一緒に行った同僚曰く「あのお姉さんの説明が良いのに…!」だそうだ。自分にはよく分りません
機内でジュースを飲んだり窓の外を見たりして過ごす。
機長のアナウンスが流れ広島の上空だと話す。飛び立って1時間もしないうちに広島上空って早いなー飛行機
約1時間半で阿蘇くまもと空港に到着。5年ぶりの九州、初めての熊本県ですよ!
・・・とは言うものの、あっという間に到着してしまい「遠くへ来た」という実感が無いのが残念ですね
「早く着きすぎる」のが何となく残念だなぁと思った瞬間。まぁ便利なのはそれで良いのですけどね
ともあれ、九州に来たのだからJR九州だー。JR九州に乗るぞー!
とか言っておきながらトヨタレンタカーへ行く(笑
最近ガソリンも高いので、燃費の良さそうなプリウスを借りました
何でJR九州じゃなくてレンタカーって?
まぁせっかく熊本へ来たので、熊本はドライブを楽しもうってのが今回の旅行プラン
・・・同行者が非鉄ですし、私の趣味に振り回させるのも申し訳なかったりしたので
ともあれ、鉄道紀行は後の楽しみ。まずは熊本をドライブして楽しみましょう!
熊本空港からカーナビを設定し、まずは阿蘇山まで景色を堪能しつつドライブだ!
・・・っと思ったのですが、初めて運転するプリウスは癖が強くなかなか運転に慣れず
10分そこら運転した所で道路脇にあった駐車場に車を止めて、しばし休憩。
「ここは撮影ポイントです」というのを親切に標識で案内している熊本県が親切すぎる。
確かに撮影ポイントって感じで景色は良さそうなのですが、生憎の曇り空なのが残念
運転を再開し、阿蘇山に向かって車を進めているとカーナビには"駅"が表示される
ローカル線の駅ってのは面白いんだよなぁ・・・ってノリで、道をちょっと外して駅へ向かう
やって来たのは南阿蘇鉄道の中松駅。何だJRじゃなかったか
どうもこの駅は無人駅ではなく、営業時間こそ短いものの「そば屋」が入居しているそうだ
まぁここへ来たのも何かの縁。早めの昼食という事でそばを注文しました。なかなか美味しかったです
営業開始直後だったので私達以外にはお客さんが居なかった事もあり、店のご主人と話をしてましたが
今日はどこから来たの?→名古屋から来ました と話したら非常に驚かれました。そんなに意外かしら?
食後はホームへ出て駅を楽しみます。
うーん、でも駅舎といいホームといい、特にこれと言って珍しい点は無いかな?
南阿蘇鉄道の列車を見送った所で、中松駅を後にして先へ進みます。
ちなみに
中松駅の隣が、かの有名な「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」だという事を旅行後に気付きました
あー、隣駅だったら近かったので行きたかったな。駅名標が「白水高原」って略してあるから分りませんでした
「阿蘇パノラマライン」なるドライブ向けの道路をひたすら進みます
幸運なのか閑散期なのかは分りませんが、さっきからすれ違う車も無ければ前方にも後方にも車が見えない
まぁ道が空いている事は良い事。ハイパワーなプリウスで山道も楽々。排気量の大きい車種を借りて正解でした
道の途中で見かけた放牧場。牛の横っ腹には「タナカ」と書かれていたのに笑った
で、何だかんだで火口近辺まで到着しました。
ここからはロープウェイで火口まで行くルートと、自動車で有料道路を通行するルートと選択は2つ
ここは後者を選択し、有料道路の通行料往復560円を支払い火口へ進みますが
火山ガス 危険 注意
この標識が何とも危機感を煽る。そんな物騒な場所…なんでしょうね、火山なんですから
そんな簡単に観光客を通しちゃって良いのかしら?
火口まで到着して車を降りると、ツンと鼻に来る硫黄の匂いが・・・
見えるのは立ち上る白煙とゴツゴツとした岩肌。これが火山というやつなんですね
かなり危険な場所みたいです・・・
さて、それでは阿蘇山の火口を見に行こう・・・っと思いきや、あれロープ?
どうやら今まさに立ち入り禁止になった模様。
火口監視員が立ち入り禁止エリアから観光客を追い出し、ロープを張り立ち入り禁止の札を下げる
うーん・・・危険なら仕方がないですね。でも来たばかりなのでちょっと残念
どうやら少し離れた場所にある展望所は禁止エリアになっていないため、そこからなら火口を見る事が出来るそうだ
ここまで通ってきた道を眺める。ちょっと曇っているのが残念
で、肝心の火口からは白煙がもくもくと上がってます
画像の右に見えるのが、先ほど立ち入り禁止になったエリア
うーん、確かにあの場所に居たら火山ガスをモロに浴びて(吸い込んで)危険だよな
・・・何だか白煙がもの凄い事になってるんですが、大丈夫かな?
大丈夫ではありませんでした!
どうやら危険レベルが最大に達したらしく、一番安全なエリアですら避難対象となる事態に。
火口監視員はメガホンを使い「車の方は速やかに下のゲートまで降りてください!」と叫んで回る
何だよ・・・せっかく観光に来たのに・・・でも指示なら仕方がないと思い歩いているが
・・・あれ、何だかノドが痛いぞ!?
これはマジでヤバイ!チクチクする痛みを感じる!
・・・火山を舐めてました。慌てて急いで車に乗り込んで火口を離れます
せっかく観光に来たのに火口を間近で見る事が出来ないどころか避難命令。
まぁこれは別の意味で貴重な経験でした。とりあえず生きてて良かった
結局のところ阿蘇山はこれで終了。
阿蘇山を見るために車を借りたようなモノでしたが、ドライブも楽しかったので満足です
さぁ別のルートを通り、次なる目的地へ向かいましょう!