大宮に開館した鉄道博物館へ行ってきました
という訳で埼京線に乗ってやって来ました。埼玉県は大宮駅
今回はかずぴーさん、J-P01さん、芹沢さん、それと私の4人組。
濃度はそれぞれ、全員に共通点があったり無かったり・・・?
で、今回は埼玉に出来た鉄道博物館へ行きますよー!
いやぁ、開館からまだ1ヶ月半で年内は混雑していそうな感じですが
でもやっぱり気になる場所、という事で別件で東京へ来たついでに足を運ぶことに
鉄道博物館が大宮に出来るって聞いて、ついてっきり大宮駅の近くに出来ると思ったら
大宮駅からニューシャトルに乗って移動しなきゃ行けないんですね[;´Д`]
・・・まぁ、確かに「大宮駅の近く」ですけどね。
Suicaをピッとタッチして改札内に入ったら・・・何このニューシャトル混雑っぷり[;´Д`]
これも鉄道博物館の影響っぽいです。狭い車両に詰め込まれて移動しますか・・・
大宮駅から数分。鉄道博物館の最寄り駅、鉄道博物館駅に到着。ここで乗客の殆どがぞろぞろと下車しました
うーん、一駅だけ初乗り運賃で移動すると何だか割高感が[;´Д`]
改札口を抜けて鉄道博物館へ入館口へ向かいます
さっきから通路の足元に小さな文字が…っと思ったら時刻表?
どうやらJR東日本の新幹線開業時の時刻表が書かれているみたいです
入館前の細かいところから鉄道ネタを仕込んでくるとは…鉄道博物館恐るべし(笑
入館料金は大人1,000円。支払にはSuicaが使える…と事前に聞いていましたが
Suicaグリーン券のように、事前に券売機でSuicaに情報を書き込むようですね
券売機はやや混雑していましたが、券売機の台数も多くスムーズに流れは進んで入館手続きへ
携帯電話(モバイルSuica)をかざして1,000円を支払う。入館ゲートでは再度このSuicaを使うとか
4人それぞれ入館手続きを終えて入館ゲートへ
・・・っと思ったら目の前のゲートの奥には人がいっぱい。今日は全部回れるかな?
先ほどのSuicaをピッとかざしてゲートイン。
そしていきなり現れるレストラン最後尾札にげんなり[;´Д`]
こりゃ相当混雑してそうですね
とりあえず鉄道博物館の中で人気の「シミュレータホール」へ足を運んでみるが・・・
既に120分待ちという状態でした[;´Д`]
うーん、まぁこれは予想してた事だし、また来た時にでも並ぶことにしましょうか
往年の車両などが展示されているヒストリーゾーンへ向かう
広いスペースにいくつもの車両が展示されているこのゾーンは
鉄道博物館一番の見所と言っても過言ではない?
断面図オンリーですよ!
っと蒸気機関車の断面模型を見てテンションが上がるかずぴーさん
・・・いや、別にエロくないから[;´Д`]
展示車両の一部は地下への階段が設置されており、車両を下から見上げることが出来ます
数日前に一度鉄道博物館へ来ているかずぴーさん曰く、「ED40形式電気機関車」の地下で流れる音声ドラマが面白いとか
・・・・え、ヤマジュン?
確かにヤマジュン作品っぽい(笑
どんな内容なのか気になる方は、行って聞いてみるといいですよ(笑
ヒストリーゾーンを順に見てゆく。ずらーっと並ぶ御料車を見たり
大きい蒸気機関車を見たり・・・
うーん、何だろう、イマイチ盛り上がらないぞ?
微妙なテンションのままゾーン内を進んでいると、寝台特急のあさかぜきたー!
ここら辺(国鉄時代)なら自分でもそこそこ知識があるので楽しめそうだ!
タモリ倶楽部でタモリが興奮してた20系客車。残念ながらこれは外部から見るだけで内部へは入れない模様[;´Д`]
「最新設備で直距離客の心をとらえた20系客車」ってうたい文句が時代を感じますねぇ今や寝台特急も廃止する一方・・・
それに昔の寝台って3段だったんですね。それでも、それが当然だった時代がある意味羨ましかったり。
(今でも3段は一部で残ってますが)
続いて国鉄101系電車が視界に入ったので皆でぞろぞろと向かう
こちらは車内が解放されており、自由に出入りしたり座席に座ったりする事が出来ます
ちょっと昔の車両だけど通勤形だし、特に面白い点は無いかな・・・っと思いきや
「運賃改定の実現にみなさまのご理解とご協力を心からお願いいたします。 – 国鉄」
ふと天井近くの広告欄に貼られていたこの案内
セットなのか、はたまた静態保存していた時からそのまま残っていたものかは知りませんが
末期の国鉄がいかに悲惨かがよく伝わりました。そりゃローカル線の廃線と民営化するわね[;´Д`]
「国会に約50%アップの運賃改定をお願いしています。」
50%アップってアンタ[;´Д`]
首都圏の国鉄路線図なんかも貼ってありました
京葉線が無かったり、南部線に快速があったり武蔵野線が無かったり、今と比べてみるとちょっと面白いですね
このファッションは・・・国鉄ですね[;´Д`]
続いて国鉄181系。ボンネットで有名な車両ですね。ヘッドマークは「とき」になってました
しかし、このボンネット部分。近くで見るとデカい・・・
展示された車両の真横はプラットホームに似せた構造になっていました
車両が「とき」の意味もあってか、設定は「新潟駅」という設定を知って芹沢さんが大興奮!
芹沢「やばい、みなぎってきた!!」
とりあえず落ち着いてください[;´Д`]
駅名票もしっかり用意されています。すごい懲りようだ・・・
こちらの車両は車内が公開されており、自由に立ち入る事が出来ました
芹沢「よし、これ乗って新潟帰るよ!」
いや、分かったから落ち着いて[;´Д`]
ちょうど向かい合わせにした座席がったので、そこに4人で座って旅情気分
うーん、やっぱりちょっと向かい合わせでは狭いかな?
車内はこんな感じ
座るとちょっと堅そうに見える座席
まぁお世辞にも快適ではありませんでしたが(ぉ
テーブルをひっぱり出してみる。近年見かけるようなやつとは全然違いますね
出入り口付近のデッキには、マネキンによる車内販売の再現が行われていました
販売員の制服も、今考えれば古いデザインですが、それはそれである意味良かったり・・・?
こらー、そこローアングルで狙わない!
続いてこちらの展示車両、455系を見ようと近寄るが
J-P01「これさぁ・・・」
志摩「うん、言いたいことは分かる」
J-P01「北陸本線で未だに走ってるよなぁ・・・」
志摩「だよねぇ」
そう、一部地域ではまだ現役で使用されている455系
北陸本線で乗車した事ある車両だったけど、折角なので車内へ
この車両は飲食可能な休憩室として解放されており、車内ではお弁当を食べる人で埋まっている
うーん・・・なんか食べ物のニオイが充満して・・・ぐふっ[;´Д`]
455系の隣にもプラットフォームが。こちらは有人改札口なんかが置いてありました
続いて目についた200系新幹線へ
こちらの車両も下から見られるようになっていたので、車内に入る前に下へ潜ってみる
しんかんせんの すかーとのなかが まるみえだ!
残念ながら200系は耐雪仕様で床下の機器は全て隠されていました[;´Д`]
まぁこれを見て貰いたいがために、下から見えるようにしてあるんですよね。きっと
横から見てみる。
ホームの高さではなく、線路の高さから見ると新幹線デカいなぁ・・・
新幹線といえば、交通博物館時代に展示されていた0系新幹線の先端部分も展示されているが
「東海道新幹線=JR東海」という理由かどうかは知りませんが、0系関連の展示はずいぶんと粗末に思えたのは気のせいでしょうか[;´Д`]
で、200系新幹線の車内に入る。
入り口が先頭部分1カ所のみなので、出入りする人で混雑して一苦労でした[;´Д`]
3列シートを向かい合わせに。
展示車両ではあるが、200系に乗るのは初めて。席に座り、その座り心地を確かめる
「これいつも乗ってますよー!」と芹沢さんが言う
200系って上越新幹線でまだまだ現役で走ってましたっけ
その他、機関車やらコンテナ等々展示されていましたが、この辺は完全スルー状態
ここまでテンション上がりっぱなしで来たので流石に疲れました[;´Д`]
続いて館内中ほどにあるラーニングゾーンへ
ラーニングゾーンは、鉄道の原理や仕組みを模型等を使って紹介するところ
ラーニングゾーンの1階には、改札機にみどりの窓口、それと券売機に駅プラットホームなど一通りの設備がそろっています
これを自由に触りながら駅の仕組みを・・・っと思ったら、団体向けのため一般には開放されておりませんでした[;´Д`]
これ駅にあるのと同じだよねぇ?
わざわざ鉄道博物館用に作ったんですね。色々と懲り具合が凄いです
1階は殆どスルーして2階へ移動する
信号機が置いてあったり、実物のレールが置いてあったり。
こちらは一般向けに色々と展示されており、それぞれの展示物に説明書きがあるので大人でも楽しめそうです
あータモリ倶楽部で出てた分岐の模型だ!
これ触りたかったんだ(笑
・・・でも近くで待てども待てども、入れ替わり立ち替わりお子様が遊んでいる
流石にお子様から奪うのもアレだし、大人だけで占領するのもアレだし
要するに大人は自重しろという事ですね(つД`)
分岐の模型で遊べなかったので外へ
屋外のパークゾーンでは、タモリ倶楽部にも出ていたミニ運転列車が線路上を走行する
・・・でもこれ、残念ながら予約制(当日)なんですよねぇ。開館してすぐに予約でいっぱいになるとか何とか・・
仕方がないので、あずささんとコラボ(ぉ
再びヒストリーゾーンへ戻る。
2階から中央の転写台部分を見下ろせば、雑誌広告等でよく見かけた光景に
地味なところで、2階の壁際に「鉄道歴史年表」なるものが展示されています
ただのパネル展示ではなく、関連する模型等が展示されているため、見る人を飽きさせません
あ、結局流行らなかったE電だ(笑
<関連>
□E電とは – はてなダイアリー
続いて日本最大の鉄道模型(HOゲージ)が展示&走行する「鉄道模型ジオラマ」の部屋へ
解説付きのプログラムには予約が必要だったので、その合間にフリーで公開されている時間に入りました
ガイドこそありませんが、日本最大の鉄道模型ジオラマという事もあってなかなか見物です
バスターミナルに「はかた号」が居るっ(笑
東京?博多を14時間20分で結ぶという恐ろしい夜行バス
「水曜どうでしょう」のサイコロ企画で有名ですね
<参考>
□はかた号 – Wikipedia
ちょっと休憩。
鉄道博物館から西へ少し行ったところにファミレスがあります。参考までに
まだ見てない場所はあるかな・・・っと思ったら2階に「コレクションギャラリー」なる場所が
秋葉原の交通博物館時代に見かけたアイテムがちらほら・・・要するに展示しきれなかったのかしら?
何だかギャラリーというよりは倉庫のような感じがしました
という訳で
とりあえず一通り見終わって時間は午後5時
閉館の時間も近づいて来たし、お土産も買ったからそろそろ帰りましょう・・・
帰りも入館ゲートにSuicaをタッチします
そんな訳で、鉄道博物館でした
見てるだけではなく、実際に乗ったり触ったりできる場所が多くてとても楽しい博物館でした
入館料1,000円を出すだけの価値は十分にあったかな?機会があれば、また来たい場所です
<鉄道博物館でした>