昭和レトロな品々がいっぱい。北海道芦別市「星の降る里百年記念館」の雑多な収蔵品に圧倒される

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棚に並べられた昭和を感じる品々。そしてドンと置かれた「スバル360」などの名車
そして後ろにはJRの駅名標が置いてあったりと、ここモノが多すぎるぞ・・・?

北海道空知地方の炭鉱関連遺産めぐりで寄った芦別(あしべつ)市の資料館。そこはなかなか凄かった。

このページはこちらの記事の続きです。

北海道といえば自然やグルメなど多彩な観光資源で有名な土地ですが、 個人的には炭鉱関係の遺産が好きなので、道内各地に保存された炭鉱遺産を見に行ったりします。 今回は北海道の札幌と旭川の間にある「空知地方」にある赤平市へとやって来ました。 かつて炭鉱業で栄えたこの街も、閉山と共に人口減少となった自治

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空知地方にはかつて多くの炭鉱があり、また現代においてもその炭鉱遺産は様々な場所に残っています。

前の記事で書いた「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」がこの地方で一番のインパクトかもしれませんが、
他にも郷土資料館などの形式で、炭鉱関係の展示が残っている所もあります。

という訳で赤平市から車で20分くらいの道の駅「スタープラザ芦別」へ。

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目的地は道の駅の隣にある「星の降る里百年記念館」です。

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なんかステキな名前ですが、中身としては芦別市の郷土資料館のようなものです。
入館料大人200円を支払っていざ内部見学です。

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内部は北海道の郷土資料館にありがちな、北海道の自然から開拓・・・の流れですが、その辺はすっ飛ばして炭鉱時代へ。
芦別には三菱芦別炭鉱、三井芦別炭鉱など様々な炭鉱があり、総称して「芦別炭鉱」と呼ばれていた。

芦別を語るうえで重要な炭鉱の時代。郷土資料館にはもちろん炭鉱に関する展示があります。

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芦別炭鉱の特色といえば、1989年に廃線となった三井芦別鉄道の存在でしょうか。
場所とその歴史のとおり、石炭輸送と共にその土地で働く住人の足となった鉄道路線がありました。

炭鉱の歴史を追うとほぼ必ず鉄道が出てくるので、両方が好きだとなお博物館の見学は捗る。

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芦別の炭鉱の歴史は平成まで続き、三井芦別炭鉱が閉山したのは1992年と平成4年の事である。
石炭および炭鉱も昭和の産業かと思っていましたが、ギリ平成まで稼働してたのも変な感じがする。

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・・・と、北海道と芦別市、それと炭鉱の歴史の常設展示はこんな感じでしたが

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常設展示ではなく「イベントホール」と書いてあったこちらのコーナー

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広い収蔵コーナーに置かれた昭和の名車「スバル360」など、いかにもなレトロ空間が広がっている。
え、これ企画展示なのか・・・?

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棚に並ぶのは昭和の生活道具。これイベントホールを転用した収蔵コーナーじゃねーのか?

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根室本線の駅名標まで置いてある!1991年の線路付替の時に発生した廃品でしょうか。

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常設展示に炭鉱コーナーはありましたが、こちらにも炭鉱コーナーあり。
異なるのは個別の説明が一切なく、収蔵品が棚にそのまま置いてある実にワイルドな展示だ・・・!

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三井芦別鉄道の廃線記念のプレートも置いてあれば・・・

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地域にあったであろう学校の標章やら校名のプレートだったり

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郵便局のプレートだったり

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電子計算機など。商店から出てきたのか・・・?

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雑多な感じの収蔵品展示。「倉庫を探索している」という雰囲気もあってなかなか面白かった。
ふらり立ち寄った郷土資料館に思いもよらない収蔵品や展示があって、驚きと満足度はマックスでした!

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炭鉱の歴史は終わってしまいましたが、それを保存している施設は北海道に沢山あります。
資料館での展示などで北海道の炭鉱の歴史に触れるのも良いのではないでしょうか。

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そんな感じの芦別市「星の降る里百年記念館」でした。

北海道のメジャーな観光ルートとは離れていますが、是非とも立ち寄ってほしいくらいの熱量が、ここにあった。

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