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新造船見せてくれるなら行くっきゃない！JR九州ウォーキングイベントでフェリーの内部を見てきた。
えー、新造船の内部を見せてくれるって？無料で？？
新門司港を発着する「名門大洋フェリー」「阪九フェリー」「東京九州フェリー」の3社をはじめ
JR九州と北九州市、その他スポンサー企業の提供によりフェリーの内部公開イベントが3月に行われました。
フェリーは普通は乗らないと見られないし、しかも場所が場所だけに名古屋在住だと乗る機会も少ないので
この連休のお出かけを兼ねて、JR九州のウォーキングイベントに参加しました。
このページはこちらの記事の続きです。
2022年3月21日(祝)。おはようございます。
北九州市の今日の天気はあまり良くないですが、ウォーキングイベント中は雨降らなさそうなので良かった。
小倉駅のロッカーで荷物を預けて身軽になり、スタート地点である日豊線の下曽根駅へ向かいます。
あ、これが例のJR九州座の席減少普通列車か・・・。これは辛いな。
下曽根駅に到着する頃には乗客の数も増えており、皆ウォーキングイベントに参加するであろう面々が並ぶ
9時のイベント開始前で駅前にはこの行列。
人気のウォーキングイベントに加えてフェリーの公開となると、やはり注目度が高かった？
フェリーは時間内に到着すれば見学出来るので、別に急ぐ事ではないのですがこの人の数。
これだけ人が多いとなんかわくわくしますね。
受付で参加証を兼用したウォーキング地図を受け取ります。
これを持ってないとフェリーに乗せてもらえないので、無くさないように気をつけなければ。
その他協賛企業の粗品とかチラシとか貰って、各自ウォーキングを始めます。
あ、北九州港のマスコットキャラクターの「スナQ」だ。
スナQに見送られながら出発です。
新門司港までは約7.5km。健康的な大人であれば、歩けない距離ではありません
私も登山の経験はありますが、平地のウォーキングとなるとまた勝手が違うのね。
アスファルトの上を延々と歩き続けると足腰の負担がかなり大きい。
幹線道路の脇を歩くウォーキングイベント参加者たち。
はるか先にフェリーの姿が見えてきた。新門司港はもうすぐだ！！
で、歩き続けること1.5時間。だいたい予定通りに到着。
まずは名門大洋フェリーの新造船を見るというルートとなっております。
ターミナルでの受付では検温やら参加証の確認とかで混雑。
わーい、名門大洋フェリーの新造船「フェリーきょうと」だー！！
2021年12月にデビューした真新しい旅客船でござい。
船内公開は到着から今夜の出港までの時間を使って行われています。
タダでさえ出港準備で忙しいというのに、こんな公開イベントを行ってくれてありがとう。
船内は自由散策ですが、混雑しないように「順路」と「空いてる部屋」が決まってる感じでした。
参加者は船内を歩いて、ドアが空いてる部屋の船室を見学する感じ。
時代に合わせて「大部屋」というものは無くなり、代わりに導入された「コンフォート」というクラス
カプセルホテルタイプですが、ツーリストよりは広くベッドの上で立ち上がれる広さ。
こちらはお馴染み「ツーリスト」。最小限の半個室となります。
2-3人で利用出来るお手軽な個室。スーペリア
ベッドのみの部屋だと「滞在する場所」が無いので、やはり個室だといいですよね。
和洋室タイプの「ファーストB」
同じファーストですが、こちらは和室の「ワーストJ」
フェリーで和個室とかいいっすね。ここで宅飲みみたいのやりたい！
シングルタイプの個室「ファーストS」
ひとりでもこの部屋なら落ち着いた旅が出来そうですね。
その他、共用部のデザインも時代に合わせた内装になっており
フェリーにありがちな「なんか古くさい」というイメージなんて無く、全く新しいフェリー旅が出来そう。
甲板にも出る事ができました。
瀬戸内航路のフェリーってと、基本は夜行になるので日中に外へ出るのはなかなか出来ない機会だ。
再び部屋の散策に戻り、こちらは「デラックス」
船内とは思えない広さ。まるでホテルの一室みたいだ。
フェリーきょうとで最高グレードとなる「スイート(和洋室)」も公開されていました。
無料のイベントで見せちゃっていいんですか？今夜ここ使うんですよね？？
その他、共用部分として大浴場も公開されてました。
ビニールシートを敷いて、土足OKにしてくれているのがまた有り難い。
さすがにお湯は張ってなかったけど、日中帯に見る大浴場も良い雰囲気だ。
船内レストランもウォーキング参加者向けに限定メニューで営業していました。
こっちもフェリーとは思えない、明るく綺麗な内装だ。
・・・と、そんな感じで名門大洋フェリーの「フェリーきょうと」でした。
次に乗るなら絶対新造船を狙おうと思った。
あ、名門大洋フェリーのキャラクター「ノリーナ」だ。
このクラスの新造船を、あと2隻も見学出来るなんて今日は贅沢だなぁ・・・。
まぁ、隣のターミナルまで遠いんだがな！！
同じ新門司港とは言っても、大型のフェリーが停泊するにはそれなりの空間が必要。
次を見るまでまた歩かないといけない。ウォーキングイベントはまだゴールではない。
20分くらい歩いて、阪九フェリーの神戸行きターミナルに到着。
阪九フェリーと名門大洋フェリーは同じく新門司港と関西を結ぶ航路へと就航していますが、
関西側はそれぞれ到着する港が違うので、微妙に棲み分けが出来ているのかな？
阪九フェリーは2020年就航の「やまと」
船内マップを受け取り船内を見ていきましょう。
中央エントランスをやたら豪華にするのは、どこのフェリー会社でも共通なんでしょうか・・・？
とりあえず見た順に紹介。こちらはデラックス洋室(2名)
2段ベッドになったデラックス洋室(4名)
卓を囲むのではなく、横長のベンチシートになっているのが新鮮だ。
出航前なので立入禁止エリアが多いのは当然として、
客室の掃除真っ最中という感じが垣間見えて、なんか申し訳ない感じに。
共用部分のソファー。ここだけバブリー感するのは気のせい？
スタンダード洋室。名門大洋フェリーで言うところの「ツーリスト」相当かな。
こっちは上下互い違いじゃないので、他人同士だと気まずいね。
小さいロッカーがあるのは良いね。
デラックス和室。布団はこのテーブルを退かして敷くのかな？
デラックス和洋室(3人)
これ書きながら思ったけど、和の要素ってどこだ？3人目もベッドみたいだし。
こちらは共用部。フェリーの前方って運行の障害とかの関係で見えないのが当たり前でしたが
展望ルームとして部屋が用意されているなんて珍しい？ですね。
船内レストランは営業しておらずクローズ状態でしたが、明るく広々とした印象。
ここバブリー(偏見)
空が曇ってきましたが、甲板に出てきました。
うーん、さっきの名門大洋フェリーも良かったが阪九フェリー「やまと」もなかなか良さそうだ。
フェリーは設備が古いという偏見を持っていましたが、今回ので印象が変わりましたね。
甲板からフェリーターミナルを見る。
出航までまだ時間はありますが、物流トレーラーは既に待機していたり。
旅客だけではなく、物流として重要な役割を持っているんだなとしみじみ感じます。
再び客室の見学。上から2番目のグレードとなる「スイート」
さっきと同じ感想になりますが、まるでホテルかのような一室ですね。
最上位グレードとなる「ロイヤル」がこちら。とにかく部屋が広い！
ベッドはくつろぎのスペースとは別領域に配置。
プライベートな浴室もあって豪華っすなぁ。
順路の関係で最後の紹介になりましたが「デラックスシングル」がこちら。
ひとり旅だとこの辺が現実的だよなぁと、理想の後に現実を見せつける阪九フェリーさんパねぇっす。
そんな感じの阪九フェリー「やまと」の船内散策でした。
あと東京九州フェリーも残ってますが、後半に紹介します。
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