新造船見せてくれるなら行くっきゃない!東京九州フェリー「それいゆ」を見てきた

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引き続きJR九州のウォーキングイベントの話題です。

新門司港では最初に名門大洋フェリー「フェリーきょうと」、続いて阪九フェリー「やまと」と見学しました。
3隻目は横須賀港と新門司港を結ぶ、東京九州フェリー「それいゆ」へと乗船しますよ。

このページはこちらの記事の続きです。

えー、新造船の内部を見せてくれるって?無料で?? 新門司港を発着する「名門大洋フェリー」「阪九フェリー」「東京九州フェリー」の3社をはじめ JR九州と北九州市、その他スポンサー企業の提供によりフェリーの内部公開イベントが3月に行われました。 フェリーは普通は乗らないと見られないし、しかも場所が場

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JR九州ウォーキングイベントもいよいよ大詰め。
阪九フェリーの次は東京九州フェリーのターミナルへ行きますが、コイツだけがやけに離れてるのな!!

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新門司港は旅客だけではなく、貨物輸送も行われているようなでっかい港湾エリアとなります。
フェンスの向こうでは乗用車が並んでいたり、トレーラーで新車が運ばれていたりと、港湾地区のお仕事が垣間見えます。

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阪九フェリーや名門大洋フェリーとはほぼ反対側に係留されている東京九州フェリー「それいゆ」に到着。

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JR九州のウォーキングイベントとしては、ここがゴール。
常連の参加者はゴール手続きをしていましたが、私はよそ者なので手続きは省略して旅客ターミナルへ。

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東京九州フェリーは2021年7月に就航したばかりの航路。ターミナルは小さいながらも真新しさが目立つ。
ターミナルではこのイベント開催に合わせて、横須賀市が観光PRなどを行っていました。

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横須賀と新門司港を約21時間で結ぶという特性から、名古屋に住んでいると「まず乗らない」であろう同船。
なので名門大洋フェリーや阪九フェリー以上に遠い存在でもある。こういう公開イベントがあると助かりますよね。

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入ってびっくり、この中央エントランス。
船内という限られたスペースを大胆に使うあたり、閉じた空間を感じさせない工夫なのだろうか?

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昼ごはんを食べるタイミングを失っていたので、ここで船内レストランで昼食にしましょう。
ウォーキングイベントの参加者も多く、お会計列は結構な混雑。

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限られた船内レストラン販売メニューから横須賀カレーを注文。

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レストランの座席は名門大洋フェリーや阪九フェリーと比べて小さめの印象。
航行時間長いし、一気にお客をさばく必要は無いってことかな?

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座席にタブレットがあったり、会計がセルフ精算だったりするあたりは今の世代の設備なんだなぁと。
(今日のウォーキングイベントでは利用せず)

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船内は混雑していたので、甲板上の飲食スペースへ。
レストランで通常販売しているカレーをそのままテイクアウト方式にしたので、ちょっと割高感はするが仕方ない。

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レストランで腹を満たしたところで、船内見学へと進みましょう。

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こちらは「ツーリストS」
一番安いグレードの個室ですね。施錠出来るドアがあり、完全に個室になるタイプです。

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コンセントは2口。USB充電ポートに加えて謎のHDMI入力もあるあたり、最新の設備だなと感じる。

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備え付けのテレビも割と大型。
約21時間も航行するので、自分でHDMI出力できる機器を持ってきて動画とか視聴しろってスタイルなのかな?

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どの客室も鍵がQRコード方式になっているあたり、最新の設備だなぁと感じる(2回目)

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共有スペースはなんか広め。
「椅子足りなくない?」って思ったけど、個室中心だし共有スペースはそんな必要ないのかしら。

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別の共有スペース。テーブルもあるので、洋上のお仕事が捗りそうですね。
私の場合は酔ってゲロゲロになりそうだけど・・・。

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こちらは「ツーリストA」。カーテンで区切られた半個室スタイル。
採用しているフェリー会社も多いので馴染みもあり、説明不要ではなかろうか。

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共有設備である「フォワードサロン」
今日の他の2社(隻)とは違い、日中帯にも航行するので、ここで船内を過ごすのも楽しそうだ。

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大浴場もシートを敷いたうえで見学対象に入ってたので、のぞき見。

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何故浴槽に湯を張った!?
確かに浴槽が満たされていればイメージは掴みやすいけども。ありがとう東京九州フェリー・・・。

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大海原へ向けて素っ裸を披露できる露天風呂も完備!

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近年話題になる事も多い船内サウナまで付いてる。すごいぞ東京九州フェリー!!

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ファミリーほか4人までの利用を想定した「ステート」
3人目以降は補助ベッドかな?

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東京九州フェリーでは最上位クラスとなる「デラックス」
2名定員で船内に2室のみが配置されています。

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ベッドのほかソファーもあるので、約21時間もある船内時間もくつろいで過ごせそう。

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窓からは専用テラスに出られる。デラックスやなぁ(雑な感想

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ん、何だこの部屋は?

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スクリーンルームという名の瞑想部屋。
1日2回のプラネタリウム上映や、1回の映画上映をするそうなので、ここで転がって見られるのかな。

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スポーツルームとして、エクササイズマシンが5台置いてあります。

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そしてカラオケルームもあったり。
21時間も航行するとなると、他の2隻に比べて船内設備がこんなに変わるんだなぁ。

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そして甲板へも出てみます。曇ってきたのでなんか微妙・・・。

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東京九州フェリーから見る阪九フェリーの2隻。
これだけ大きな船舶が入港するだけあって、同じ新門司港とはいえその広さを感じる。

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今日の新造船公開もだいたい見終わったかな?
駅から結構歩いたし、船内も結構歩いたので疲れたな・・・。

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順序の最後になりましたが、「ステート ウィズペット」という部屋
その名前のとおり、ペットと共に船に乗れるお部屋。

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別室にはケージがあったり、ドッグランがあったり。最近の船は様々な進化をしているなぁ。

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そんな感じで東京九州フェリーでした。
今回は停泊した船舶への乗船でしたが、特に前半の2社は実際に乗ってみたいなと感じさせてくれる新造船でした。

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帰りは西鉄バス提供による有料バスに乗って門司港駅まで帰ります。
様々な企業の連携によるウォーキングイベント。面白かった・・・。

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そして西鉄バス、バス車内で鉄道の発車時刻案内してくれるの?
なんか九州すげぇな。至れり尽くせりやん・・・。

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門司駅へ戻ってからは、門司港行ったり小倉で早めの晩メシを食ったりしましたが、そのへんは省略。

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時間をかけて移動した往路も、復路はサクっと新幹線で帰ります。約3時間10分
往路と復路の移動手段を変えると、なんか「一筆書き感」あっていいよね。

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そんなこんなで2泊3日の九州旅行でございました。
今度は乗るぞ、新造船!!

<九州とフェリーの話題でした>

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