クッソ寒い海岸で氷を見る。北海道豊頃町の新絶景、ジュエリーアイスを見に行きました
氷結した十勝川の氷が太平洋に流れ出し、河口付近の海岸に打ち上げられて出来上がったのが「ジュエリーアイス」
フォトジェニックなスポットとして、北海道の新絶景と近年話題に上がっている豊頃町の観光地です。
例年見頃は1月中旬から2月下旬と言われていますが、自然現象なのでいつ見られるかは分かりません。
北海道滞在最終日、観測の報告があったので予定を変更して向かう事にしました。
このページはこちらの記事の続きです。
2021年1月11日(月)。おはようございます。
今朝の釧路はクッソ寒い。だが道東は終日晴れ予報であるのが救い。
ホテルに置いてあった地元新聞。
豊頃町のジュエリーアイスについての記事が出ていた。
これが前日の話なので、今日もきっと見られるハズ。それを信じて急遽予定変更して行く事にしました。
という訳で、行くぜ豊頃町!!
釧路から豊頃町までは海岸沿いの一般道をひたすら走って約2時間というコース
ジュエリーアイスは朝焼けとともに観測するのがベストらしいけど、釧路から行くには遠いので朝焼けは最初から断念。
北海道に朝がやって来る。太陽光さん今日もよろしく。
特急おおぞら併走タイム。
当然ながらあっちの方が早いので、あっという間に追い抜かれた。
向こうにうっすら見えるのは日高山脈かな?
今回は本当、天候に恵まれたので嬉しい限り。
車内の外気温計を見ると、気温はマイナス20℃。うひゃー!寒いわけだ!!
豊頃町も冬の観光スポットとして自治体をあげてPRしている事もあり、見学者用の駐車場が用意されている。
温かい車を降りるとそこは凍てつく寒さ。海が近いので海風がクッソ冷たい!!
朝8時のちょっと前に到着して、太陽はあんな感じの高さ。
既に朝イチの撮影を済ませたカメラマンが駐車場へ戻る姿が見受けられたが、まだ大丈夫そうだ。
うおーーー!!ジュエリーアイスはどこだー!!
氷が打ち上げられているという、大津海岸に向けて出発だ。
ってなんかクソ遠いんですけど!!
駐車場から即波打ち際なんて都合の良いことはなく、海岸をしばし歩きます。
あん、これか!?
確かにそこには海岸に打ち上げられた氷が散乱している。
誰かが撮影に使ったであろう、氷の山を見つけて写真を撮るぞ。
観光案内だと透明度の高い氷が紹介されてますが、実際には砂で表面が汚れていたりする。
「フォトジェニック」な写真にしたければ、水筒にお湯を持参すると良い、と書いてあるサイトなんかもあった。ナルホド
比較的表面が綺麗な氷を見つけた。確かにフォトジェニックだ。
期待してたよりは氷の数が少ないけども、ジュエリーアイス自体を見る事が出来たのは良かった。
やはりピークは朝焼けの時間なのか、朝8時台は観光客の姿はまばらだ。(寒いしね)
氷を太陽に掲げてフォトジェニック!!
誰かが積み上げた氷の山をパクってフォトジェニック!!
なお、訪問日の気温は実測でマイナス18℃でした。
用意していた防寒着ではこの温度に耐えきれず、常に寒いし指は思うように動かない。
カメラやスマートフォンのバッテリーはとてつもない勢いで減るし、これが極寒の世界というものか。
うへー!もう無理!!指がヤバイ!!撤収だ!!!
くそー、駐車場が遠いんですけど!!!!
そんな感じの、初めての豊頃町ジュエリーアイスでした。
自然現象が相手なので、遠方からだとなかなか狙って訪問が難しいですが一見の価値ありかもです。
見て、濡れタオルがあっという間に固まっちゃう!!
重力を無視したような変な形で自立してるよ!!
豊頃町のあとは十勝川を上流へ進み帯広へ。
帯広っぽい景色。今日も晴れて良かった。
帯広駅前の商店街へとやってきました。
こんな景色ですけども気温がマイナス10℃くらいしかないので、なんか脳がバグってる。
やって来たのは六花亭の帯広本店。
六花亭といえば北海道土産や北海道物産展の定番「バターサンド」で有名ですが、本店は何が売ってるんだろ?
開店は10時だけど喫茶コーナーは11時からの営業だった罠。
でも店内の簡易喫茶コーナーで食べられるという事で、六花亭のケーキをいただく。
バターサンドの印象しか無かったけども、ケーキも作ってたとは。しかも280円って安くね?
こっちは「サクサクパイ」という商品。
その名のとおりサクサクなパイ生地に甘いクリームが入った商品。うん、美味い!!
変な形したコインパーキングだなー、と思ったら雪国ならではの形状なのか。
そりゃロック板方式だと見えないし壊れちゃいそうだもんね。
海岸で冷えて、帯広でケーキ食った後は十勝川温泉で入浴タイムズ。
十勝川温泉は探した限り安価な共同浴場が無かったのですが、丸美ケ丘温泉ホテルは日帰り入浴450円と安価。
その価格帯からか、地元民やら観光客と客層はまさに共同浴場のようだった。
十勝川温泉は植物由来の有機物が溶け込んだ「モール泉」という珍しい泉質で、薄墨色した湯は「いかにも温泉」でした。
帯広といえば豚丼。有名店から個人店舗まで取り扱う店舗は様々ですが、
ちょうど通り道にそれっぽい店があったので適当に寄ってお昼ごはんとしゃれ込もう。
帯広の豚丼はジューシーでウマウマ!(適当な感想
クッソ寒い朝に始まり、ケーキ食って温泉で温まって、豚丼でおなかいっぱい。
そんな感じの十勝地方観光でした。
□3日目午後の話題に続きます。