「全国“鉄道むすめ”巡り2015」で全国23ヶ所のスタンプラリー!(のと鉄道:和倉ななお編)
今年もやってきました、石川県能登半島の鉄道会社「のと鉄道」
何だかんだで5年連続での訪問となりました。まさかこんなに訪れる事になるとは思ってもおらず。
さて、5年も経過すると周辺の交通事情も大きく変わったり
能登有料道路が無料化したり、能越道が七尾ICまで開通したり。あと今年は北陸新幹線が開通しましたね。
そんな状況下、2015年より「のと鉄道」では観光列車が運行する事になりました。
今回はその観光列車に乗ってスタンプ回収をしたお話。
北陸新幹線が金沢まで開通して、北陸がもっと近くに!
・・・なのですが、愛知県在住者にはあんまり恩恵はなく。
今回もまた北陸までは高速道路を使ってのアクセス。でも東海北陸道ではなく普通の北陸道経由
高速を降りて北陸線の木ノ本駅へ。ここで関西方面から回送列車拾う
木ノ本ICと駅が近いので、合流ポイントとしてはベストでした。
さて、この週末の東海地方は晴れ予報だったのですが
さすが北陸というべきか、天候はどしゃ降りで観光どころではない感じ
金沢東ICで降りて国道8号バイパスへ
そして無料化された「のと里山海道」(旧能登有料)を使って七尾駅を目指す
日本海、荒れてますな・・・。
車を公共パーキングに停めて七尾駅に到着しました。雨が降ったり止んだり変な天気です。
七尾駅はあんまり変わってないようにも見えましたが、観光案内所が開設されているなど変化あり
あ、緒花ちゃんや
で、今回のお目当てはこちら。
のと鉄道ホームでは「観光列車案内」の文字、ホームにはもう列車が入線してますね。
事前に電話予約していたので、改札に居た係員に乗車料金1,500円を人数分を支払う
こちらがのと鉄道の観光列車、「のと里山里海」号でございます。
七尾→穴水間を通常40分弱のダイヤで運行するところを、1時間超でのんびり運転する列車
車両は改造車とかじゃなくて、この観光列車用に新造された車両のようだ。
車内は観光列車らしく変わった配置。主に海方面に向いて着席するように出来ています
七尾方面、青を基調とした車両は海山車両。全体的に明るい印象ですね。
定番のボックス席もあれば・・・
大人数も対応出来る配置の座席もあったり。
私たちの指定席は穴水方面の車両、赤を基調とした里山車両
座席のパターンは大体同じ
のと鉄道関連グッズやお菓子、ドリンク類の販売を行っている売店コーナーあり
海山号にもあった組子細工。石川の伝統工芸品だそうです
そういえば予約した座席に「袋」が置いてありました。
中身はお土産の品という事でペットボトルの水とお菓子。それにクーポン付き観光ガイド誌でした
この列車の乗車料金は1,500円でしたが、実は逆方面の普通列車乗車券(830円相当)がセットになっています。
単純往復より安くて水とお菓子付き。非常にお得感が高いんですが、これで大丈夫なのかちょっと心配になる。
それではカンパーイ!!
はい、私はハンドルキーパーなので水です。貰ったばかりの水です・・・。
観光列車は主に七尾湾方面を中心にアテンダントによる案内放送が入ります
要塞のような加賀屋が見えるで・・・
窓からの景色を見つつ、案内放送に耳を傾ける
見てのとおり、ちょっと天気が悪いのが残念。
能登中島駅では、ホームに隣接して保存されている郵便車(オユ10)の見学時間を設けております
・・・というアナウンスが流れました。ホームから車両の外観を眺めるのかなと思ったら
あれ、鍵開けて入っちゃうの?
観光列車についてあんま調べてなかったので、この車両公開はサプライズでした
まさか中身が見られるとは思ってなかった!
で、車内はこんな感じ。案内によると、保存会によって綺麗に保存されています。
仕分け用の棚には、当時を思わせるように小道具の郵便物が仕込まれていました
よーく見ると、宛先は個人ではなく大半が「鉄道会社+駅名」になっていました
郵便番号も7桁ではなく、昔の3桁または5桁形式という手の込みよう。全て保存会が用意したものだそうです。
大きめの封筒だったり小包だったり。リアルさがあって興奮する車両公開でした!
いやー、面白かった。
この駅に保存されている事は知っていたけど、こんな形で活用されるとは。
列車へ戻ると、引き続き売店で購入したビールを飲む同行者ら
その後もビュースポットで停車したり・・・
西岸駅はさらっと「花咲くいろは」の紹介をしつつ徐行にて通過
観光用に残されている「ボラ待ちやぐら」でも列車は停車する
ばーちゃんが居るように見えますが、安心してください、人形ですよ。
ボラは警戒心が非常に強いため、この人形のように櫓の上でボラが来るのを待ち
通りかかった所で網を引き上げる、という七尾湾で行われていた漁法だそうです。
最後はクリスマスなイルミネーションが施されたトンネルを抜けて・・・
終点の穴水駅に到着しました。
いやぁ、楽しい観光列車が帰りの切符も付いて1,500円。かなりリーズナブルでした
で、本題の「鉄道むすめ」スタンプラリーはいつもの駅窓口に置いてあります
もう何度も来ているので勝手知ったる場所と言っても過言ではない。
窓口のレイアウトが変わってる。こんな所にも北陸新幹線の影響が。
スタンプありました!
それではペタっと。のと鉄道「和倉ななお」のスタンプ回収です。
今回で22ヶ所目のスタンプ。いよいよラストワンとなりました!
パネルも置いてある穴水駅
北陸新幹線絡みであろう、穴水駅隣に物販コーナーが新しく作られていました
お土産品に工芸品に一部客層向けのコーナーなど様々。のと鉄道は大きく変わったなぁと実感
「花咲くいろは」ラッピング列車も継続して運行中。
観光列車に乗ってるときに見かけなかったと思ったら、穴水駅に留置されていたか。
・・・と、そんな感じの5年連続5回目の「のと鉄道」でした。
よく考えたら、11月に訪れるのは初めてでしたね。
それにこんな曇りの日なのも初めて。5回目だけども「初めて」がいっぱい、のと鉄道でした。