ヤマノススメ探訪がてら、群馬県渋川市の温泉地「伊香保温泉」へ日帰り入浴へ行ったお話。
ここは温泉街の石段が有名な温泉地、群馬県渋川市の伊香保温泉
群馬の温泉地は興味があったのですが、なかなか足を運ぶ機会が無かったのですが
2014年の年末に東京を訪れるついでに、ちょっと遠いけども伊香保温泉まで日帰りで足を運んでみたお話。
ヤマノススメ(原作5巻、三十六合目)にも登場しますからね!
2014年12月29日。朝の中部国際空港セントレアへ
冒頭に「伊香保温泉へ足を運んだ」とか書いておきながら、何でまたセントレアに来ているんだか
ANAが羽田での国際便乗継ぎ利用者向けに就航した「中部-羽田便」に乗りたかったので。
割引運賃なら新幹線より安いんですが、移動と搭乗時間を考えると圧倒的に不便・・・
空港が近い方なら、新幹線の代わりに使うのはアリかなと。
年末という事もあってか、羽田便の機内は満席でした。
飛行機に乗ったことある方なら既に想像が付いてると思いますが
中部-羽田なんて運行距離が短すぎるので、あっという間にベルト着用サインが点灯するのです。
後ろの方の座席だったので、ドリンクサービスが受けられず
どうしても欲しければ、先に声を掛けといた方が無難そうですね。
初めての羽田空港に到着。搭乗客の大半は国際線ではなく国内線の出口へと進んでいったのですが
実際のところ、本当に国際線への乗継ぎに使っている方の割合ってどんなもんなんでしょう・・・?
で、京急の羽田空港駅へ移動し、そこから品川へ抜ける
なんか写真がいきなりすっ飛んでますが、品川から大崎、大崎から湘南新宿ラインで高崎
高崎から水上行きに乗り、伊香保温泉の最寄り駅となる渋川駅までやってきました。
新幹線使えばもう少し早いんですが、今回は18きっぷだったもので。
伊香保温泉へ向かう路線バスの乗り場へ移動したら、なんかすげー行列が出来てるの!
年末だし閑散としてるかと思いきや、こういう場所は年末だからこそ混雑するのね。
しばらくバスで立って揺られ・・・
伊香保温泉のバスターミナルへ到着しました。
伊香保温泉に降り立ち、真っ先に目に飛び込んできたのは遠くの山々
方角的に谷川岳かな?美しい風景に移動の疲れも忘れ気持ちも高まる!
歩いて石段の所まで移動。ここがメーンストリートと言っても過言ではないだろう
温泉街らしく無料の足湯があります。
写真でちらっと見える「黄金色」と呼ばれるこの温泉が伊香保温泉の特徴です
坂の上から流れてくる黄金の湯は、石段の途中でこのように見えるようになっていますが
その湯量は限られており、この源泉を引くことが出来る旅館は権利を持つ9軒だけだとか。
うーん、温泉といえば「豊富な湯量」というイメージが強いんですけど
温泉もまた資源。枯渇問題とか色々とあるのですね。
石段の一番下までやってきました
バスターミナルは石段で言うところの中腹よりちょい上にあるので、散策するには降りて登る必要あり
ここの水槽(?)にも黄金の湯が。手を入れてみると、温かいぞ
それでは再び石段を登って上へ進む
石段脇には、射的屋に土産物屋。あと温泉饅頭屋が立ち並んでいます
良く言えば「古い温泉街の雰囲気がそのまま残っている」でしょうか。
石段を抜けて温泉街を外れ、源泉のある奥地へと進む。
徒歩12分くらいなので歩けない距離ではありません。
途中で飲泉ポイントあり。飲んでみると鉄さびの味わい・・・
「伊香保露天風呂」に到着。源泉の近くにある大人450円の日帰り入浴スポット
ヤマノススメ作中であおい、ほのかの2人が訪れるのもここですね
露天風呂内はこんな感じ(他のお客さんが居ない隙に撮影)
外湯があるだけのシンプル構造。片方が熱め、もう片方がぬるめの浴槽となっております。
湯は熱くて濁り、独特の香りのする「いかにも」な温泉。雰囲気たっぷりでたまりませんね!
脱衣所はなく、脱衣スペースがあるのみ。冬場はちょっと寒いぞ!
温泉でほっこり温まり露天風呂を後にする
さて、石段周辺を軽く散策しただけですけど、早いところ都内へと戻りましょうか。
そんなこんなで、伊香保温泉へ足を運んだお話でした。
帰りはまたバスに乗り、渋川駅から高崎で乗換の18きっぷ普通列車でございました。
今回は忙しない日帰りでしたが、世界遺産に登録された「富岡製糸場」など再び訪れたいですね。
<関連リンク>
□渋川伊香保温泉観光協会