世界遺産は民家の軒先。世界遺産熊野参詣道「小辺路」の果無集落へ
□この記事は『日本一の吊橋「谷瀬の吊橋」へ行ってきました』の続きの記事です
世界遺産「熊野古道」。熊野三山へ通じる参詣道の総称ですが
その参宮道のルートは複数存在し、かつ長距離に至るため世界遺産として登録されている場所も多い
今回は熊野古道のうち、高野山と熊野本宮大社を結ぶ「小辺路」という参詣道の果無集落に足を運びました
十津川の温泉郷にて一泊した後に熊野方面へ向けて出発
国道168号線は所々で並行するバイパスが開通していますが、まだほんの一部分に過ぎず
宿で手に入れた観光マップを手に、果無集落へ続く峠道へぐんぐん登る
世界遺産に登録されているとはいえ、ここは集落へ続くだけの道路
車の行き違いにも苦労するような道でしたが、観光客向けの駐車場がありました。
結構高いところまで上がってきましたね。今日は良い天気だー
駐車場から道なりに少し歩くと、バス停とそれらしい場所が見えてきました。
世界遺産の石碑がある。ここが間違いなく熊野参詣道「小辺道」っぽいですね
和歌山県の高野山からいくつもの峠を越えて熊野本宮大社へ続く道
昔の人はこんな山々を数日掛けて歩き通したと思うと、大変な苦労でしょうね・・・
石畳になってる熊野古道を歩きましょう
って、これどう見ても集落の民家に繋がってるっぽいけど、本当にこっちで良いんでしょうか?
あれれー?
どう見ても民家の軒先です
どうやら参詣道「小辺路」は果無集落を横切っているみたい。
周囲に広がるのは集落の農地。そこの道が世界遺産、奥が深い・・・
そのまま進んだら集落を抜けて峠の下まで続いているので適当な所で折り返し
再び民家の軒先へ。十津川村の観光ポスターでも使われている構図
集落まではバスもありますが、運行本数は少なく観光するなら車が必須ですね。
そんなこんなの熊野参詣道「小辺路」の果無集落でした。
十津川の温泉へ行ったら、合わせて寄りたいスポットですね。
<関連リンク>
□十津川村観光協会 – 熊野参詣道「小辺路(こへち)」
□熊野本宮観光協会 – 熊野古道小辺路 果無越え