ヤマノススメ探訪、中央アルプス木曽駒ヶ岳でテント泊をしてきました(その2)

□この記事は『中央アルプス木曽駒ヶ岳でテント泊をしてきました(その1)』の続きの記事です

IMG_8616
引き続きヤマノススメ探訪による中央アルプス木曽駒ヶ岳のお話。
前回、宝剣岳を登り終えたところで続いては中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳・・・の前にテントの設営などなど。

曇ってきたけど、夕陽に星空などは果たして見えるのでしょうか?

IMG_8516 IMG_8517
宝剣岳の後は標高2,925メートルの中岳に登ります。テント場も木曽駒ヶ岳もこの先
登山道も比較的ゆるやかなので、さっきの宝剣岳と比べたら精神的にも体力的にも楽。

IMG_8524
中岳の山頂から山小屋とテント場を見渡せる。奥にあるのが木曽駒ヶ岳です(標高2,956m)

IMG_8528 IMG_8532
木曽駒ヶ岳へ行く前に、まずはテント場でテントの設営。

設営も無料という訳ではなく、管理している山小屋に利用料金を支払います
ちなみに、料金はひとり900円。隣接のトイレと水道の利用料を含んでいるのでそう高くはない

IMG_8535
そこそこ広いテント場も、テントが張れそうな場所は限られている

「ヤマノススメ」の作中でも紹介された、風よけの石が詰んであり地面が平坦な「一等地」みたいな所は
お昼の12時過ぎの時点で既に埋っていました。テント場には早く来い、という事ですね。

IMG_8537
一等地みたいな所はもう空いてないけども、そこそこ良さそうな場所を見つけて準備

IMG_8539
グランドシートを置いて、大体の位置を決める

IMG_8543 IMG_8546
折り曲げて持ち運んだフレームをまっすぐ伸ばして・・・

IMG_8552 IMG_8553
テント本体のフレームスリーブに「ぶすっ」と通します

IMG_8556
フレームを曲げてフレーム受けに通せば、見たことのあるテントの形になりました。

IMG_8558 IMG_8562
テント本体の上に、雨風を避けるためのフライシートを上被せます
本来はペグ(金具)を使ってテントを地面に固定するんですが、石の多い地盤でペグが打ち込めなかったので岩で固定

IMG_8564
出来上がりました。本日のお宿でございます。
ちなみに、ヤマノススメのアニメ公式サイトからもリンクされてるアライテントでござい。

IMG_8567
中から見ると、思いのほか広く感じるのが不思議。
実際にはここへ荷物とシュラフ(寝袋)も放り込むので、もっと散らかった状態になります。

IMG_8572 IMG_8576
テント設営も終わったのでお昼ごはん。ガスでお湯を沸かしてドライ食品にお湯を注ぐ
災害用長期保存食としてパッケージされてますが、登山の食事にも使える。お湯を入れてふっくら仕上がるよ

IMG_8587
テント設営して昼飯食ったら、山頂へ行く気力が無くなってしまった。何という堕落
携帯の電波も届かないし、持ってきたヤマノススメでも読むかー
(ドコモはかろうじて届く)

IMG_8599
途中で雨が降り出したのでテント内に入ってゴロゴロしたり。
このまま降り続くのか心配でしたが、割と短時間で上がったので良かった

IMG_8620
ちょっと早いけど日が沈んでしまう前に晩飯や!
昼のインスタント食品とは違って、コンロで焼くはんぺん。これが美味い

IMG_8625
そして厚切りの焼豚をジューっと

IMG_8628
そしてソーセージも焼く。

荷物が増えちゃいますが、こんな食事も楽しいですよね。
だって景色以外は食事くらいしか娯楽が無いもので・・・

IMG_8648
晩飯も食べたし、日が暮れる前にちょっと散歩。
山頂アタック(とは言っても20分くらいで行ける)は明日として、どっかで夕陽が見えないかな?

IMG_8653
ん、あの雲の向こう側に見える山は?

IMG_8688
あれは木曽駒ヶ岳からほど近い御嶽山(標高3,067m)じゃないですか。
そっか、お互い高い山から、こんなにはっきり見えるんだ・・・。

IMG_8719
そして御嶽山の影へと沈む夕陽。
雲が多く殆ど夕陽は楽しめなかったけど、その代わり雲海に浮かぶ御嶽山が見られたので良しとしましょう。

IMG_8730
そしてテント場は夜を迎える・・・。
こんな曇り空じゃ星空も見れなさそうだし、明日も早いからさっさと寝よう。

IMG_8766
標高3,000メートル近い場所。酸素も薄けりゃ不慣れなテントに寝袋
全然寝付けず、ふとテントから出てみりゃ満点の星空。

あれだけ曇ってたけど、運良く星空が見られた。山の楽しみをひとつ味わえて満足な夜でした。

翌朝の話題に続きます

コピペ用
関連する記事