生まれ変わった山陰本線、余部鉄橋「空の駅」を見に行こう

□この記事は『鳥取砂丘は夕陽のスポット!砂丘で夕陽が沈むのを見届けよう』の続きの記事です

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山陰本線餘部駅近くに、かつて存在した大きな鋼トレッスル橋の「余部橋梁」
約100年もの間、山陰本線の運行を支えてきましたが、近年コンクリート製の橋に掛替えられたのは割と有名は話

そんな旧余部橋梁ですが、橋の一部が「空の駅」として新たな観光施設化されているという事で
鳥取から山陰本線経由で帰る際に、立ち寄ることにしてみました。

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という訳で、鳥取旅行の続き。宿泊していた駅前のホテルをチェックアウトします
今日は表題にもある「余部橋梁」に寄りつつ、18きっぷで名古屋まで帰りますよ

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乗車するのは鳥取始発の臨時快速「山陰海岸ジオライナー」
快速なので18きっぷで乗車可能、かつ定期普通列車では何度か乗継ぎが必要な豊岡まで楽々アクセス

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「山陰海岸ジオパーク」を巡る観光の手段として運行が始まった同列車
車体にはラッピング、車内にもジオパーク内の景色が広がります。なお座席は普通のボックス席

18きっぷシーズンだし、さぞ混雑すると思って早めにホームで電車を待ってたんですが、混雑は少なめ
観光客ばかりかと思ったら、ただの快速列車として使う地元客もちらほら居たり。

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鳥取駅を出発して進路を東へ。しばらくすると、車窓からも日本海が見えてくる

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鳥取を出発してしばらくして、目的の「余部橋梁」のある「餘部駅」に到着します
ホームには列車を待つ大勢の姿。さすが観光向け列車だ、餘部駅から大勢乗り込むのですね!

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しかし、餘部駅で降りたのは自分ひとり。乗車したのも数名
どうやら、殆どはバスツアーで訪れている観光客だったみたいです

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気を取り直して、餘部駅にやってきました。5年ぶりの訪問です

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餘部駅より線路が延びている先が新しいコンクリート橋。
左に見えるのが旧余部橋梁を使った「空の駅」となるエリア

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余部橋梁に繋がっていた線路部分もそのまま保存されています。

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保存された線路の先、ここからがかつての「余部橋梁」だった区間
今はご覧のように、展望台として整備されて公開されています。

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年中空きっぱなしかと思いきや、利用可能時間は09時から19時30分との事

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展望台はフェンスで囲まれ、日本海の方を向いて座れるベンチが用意されています
ここで海風を感じながら、お弁当を食べたりすると気持ちよさそうですね。

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足元は半分透けてるので結構怖いぞ・・・!

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展望スペースの奥は、かつての余部橋梁時代の姿が僅かながら保存されています

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「空の駅」となった余部橋梁は、現在このような感じになっていますが・・・

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こちらは工事が既に始まっていた2009年当時の様子。
橋桁部分だけ見てみると、雰囲気はガラっと変わってしまってますね

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とりあえずここは鉄道駅。
駅の外に出るための通路は延びているのですが、あれたけの高低差があるので結構遠い・・・。

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道の途中から見る光景もなかなか良いな

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通路の途中から見る、余部橋梁の橋脚

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比較的近いアングルで撮影した写真がこちら。
やはりトレッスル橋のインパクトは大きく、残された一部だけではなかなか伝わらないのではないでしょうか。

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周辺には餘部駅と余部橋梁に関するパネル展示がいくつか並ぶ

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「空の駅」として保存されているのは、旧余部橋梁の橋脚3つ分。
こう見ると本当に一部分しか残っていないんですねぇ・・・。

右側に見える時刻表は、鉄橋上に列車がいつ来るか分かるように設置されているみたいです。

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橋脚こそ撤去されていましたが、台座部分だけがこのように残される箇所も

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橋桁だった部分も地上に展示されてるじゃないですかー!

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単線なので幅はそれほど広くありませんが、間近でみるとけっこうデカいのが分かります
錆びが目立つ旧余部橋梁の橋桁。長い間お疲れ様でした。

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海側からコンクリート橋を見るとこんな感じ

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かつての光景はこんな感じでした。
コンクリート橋より橋脚の多いトレッスル橋。そして赤茶色というのは大きなインパクトを与えます

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橋の下あたりには、比較的新しく出来た「道の駅あまるべ」があり、多くの観光客で賑わってます
さっき駅に居た団体観光客も、ここまでバスで訪れて餘部駅まで行ってたみたい

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道の駅には物販のほかに、かつての余部橋梁に関する展示が並んでいました

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その道の駅の隣にあるのが「鉄橋グッズ」と書かれた小さな店
こちらは鉄橋の架け替え前からあったのですが・・・

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あれ、このイラストって・・・

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やっぱり松山せいじ先生じゃないですかー!

観光地といえば顔出しパネルですが、そのイラストを描かれていたとは。いや驚いた

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店の中には色紙やら余部橋梁が登場した回の漫画(鉄娘な3姉妹)が展示されていたり。
そいえばその次作品の「ゆりてつ」でも余部が登場しましたよね。

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もうちょっと色々と見たいんですが、山陰本線の列車は少ない
これを逃すと次はまた1時間後とかはザラなので、予定していた列車に乗り込みましょう

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やっぱり駅までが遠い!

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再び列車に乗って城崎温泉方面へ。

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コンクリート橋に架け変わっても、鉄橋上からの眺望は健在!
グッバイ余部、またきっと来るよ!

<関連記事>
見に行くにはちょっと遅かった。山陰本線「余部橋梁」へ行ってきた

次回に続きます

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