「全国“鉄道むすめ”巡り」で全国6事業者のスタンプラリー!「花咲くいろは」もあるよ、のと鉄道編
この場所に再び来ることになるとは・・・
鉄道むすめスタンプラリーも3ヶ所目の訪問となりました。今回はのと鉄道編をお送りします
個人的には6ヶ所のうち一番難しいんじゃないかと思ってた場所ですが、能登半島の観光を兼ねての訪問となります
のと鉄道といえば、鉄道むすめ以外にも「花咲くいろは」の話題で賑わっていますね
そんなホットなのと鉄道へ。1年も経たずして再び訪問へと行ってきます
行くぜ岐阜羽島インターチェンジ!
【Q】新幹線の岐阜羽島じゃないんですか?
【A】はい、一宮JCT付近が大型連休による凄まじい渋滞だったので、回避すべく一般道で岐阜羽島へ行きました!
そうじゃなくて!
「鉄道むすめ」のスタンプラリーへ行くのに車で行くのか!?
というツッコミがあるのか無いのか分かりませんが、今回は能登半島での観光を兼ねてスタンプを回収する旅
あの辺はやはり車が無いと観光地を効率よく巡れないので、鉄道ではなくレンタカーを使う事になりました
あと、乗車するのが複数人なので、特急とか乗るのより安かったのです
渋滞区間をパスしたものの、大型連休なのでやはり交通量は多め
それでも一般道で渋滞を回避した効果はあったかな?少なくとも精神的には楽だったかなと
あらー、やっぱり駄目だったか
米原JCT手前で渋滞により完全停止。どうやら彦根ICあたりの事故渋滞がここまで伸びているとか
運転に不慣れなドライバーが多く、それにこの連休の渋滞。事故は起きますよね・・・
ノロノロ進行で何とか米原JCTにて北陸道の分岐へと離脱。彦根へと続く名神高速はひどい渋滞が続きそうだ
ちなみに鉄道などの「まいばら」ではなく「まいはら」JCTなので覚えておきましょう
事前に告知されていた「大型連休における渋滞予測」によると、北陸道の渋滞は皆無
さっきの名神の渋滞が嘘のように快適無敵。北陸方面は不人気なのかしら・・・?
ドライバー交代のため立ち寄った賤ヶ岳(しずがだけ)サービスエリア
福井県の敦賀が近いためか、敦賀の「小牧かまぼこ」が屋台を出してました
練り物なので全国色々な所で見られますが、コレが200円なら結構安い方じゃないか?
という事で焼きたてを一本買って食べる。熱くて美味いぜい
ちくわが高速で回転しながら焼かれていました。こんな風に焼かれるんだ・・・
ちなみに愛知県内で借りたレンタカーは日産マーチ。5年前くらいのモデル?
車種こそ古いけど、大手に比べると格安で借りられるニコニコレンタカーにて手配しました
(前回紀伊半島ドライブで利用したトヨタレンタカーのアクアと比べると半額程度)
このサービスエリアにて運転が友人から私に交代したので、以降の写真はありませんが
北陸道はこの先石川県の金沢西ICまで渋滞も目立った混雑もなく快適な走行でした。
で、金沢西ICで北陸道を降りてやって来たのはこちらのお店
時刻はちょうど12時くらいにチェックイン。お昼ごはんタイムです
金沢といえばハントンライス!という事でハントンライスを食べに来ました
オムライスの上にフライが乗っかったようなコレがハントンライス
ハントンライスは去年金沢を訪れた際に食べたことありますが、その時友人から
「そんなオシャレなハントンライスがあるか!」
と突っ込まれたので、その友人に教えて貰ったのがこちらのお店。でした
詳細は食べログあたりでも参照。
□ダイニング ハル dining halu – 西金沢/洋食
http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17005536/
金沢西ICから進路を内灘方面へ。お昼ごはんも食べたし、これより能登半島へと向かいます
能登半島へ向かうための道路はNEXCOが管理する道路ではなく、石川県が管理する「能登有料道路」を利用
能登有料道路・・・分かりやすい名前ですが、何だかネーミングがストレート過ぎて逆に違和感が
能登有料道路の魅力といえば、海沿いを走ることが出来るロケーション
残念ながら本日の天気は曇り空ですが、道路入ってすぐに海が見えるってのは何だか嬉しい
そんな能登有料道路ですが、来年から無料化するみたいです
無料化に伴い「能登有料道路」って名称はさすがに使えないため、新しい名称を募集中だとか(2012年5月現在)
有料道路なので、当然ながら料金所にて料金を支払わなければなりません
大丈夫、このレンタカーにはETCが付いてるんだから無線通行でスーイスイさ!
能登有料道路にETCなんて無かったんや!
全レーンにてボックス内の係員が料金徴収!
ETCが利用が当然となった今日この頃、何だか懐かしい気分になりますね。ここで普通車220円を支払います
料金所の後は再び海を見ながらのドライブ!
西側の海岸なので、陽が沈むタイミングとか最高のロケーションらしいですね
この能登有料道路で一気にのと鉄道へ・・・って事も無く、途中の今浜ICで降りて寄り道をします
寄り道の先は、標識にも出ているとおり「なぎさドライブウェイ」へ行くためです
さっき入口で料金を支払ったはずなのに、出口で再び料金を支払う能登有料道路
どうやら区間ごとに料金を支払う仕組みらしいです。今度は140円をお支払い
千里浜なぎさドライブウェイは今浜ICを降りてすぐ。標識に従い車を進めます
友人「あれ、こっちでいいの?」
案内された標識では、砂浜と思われし場所へと道が繋がってます
はい、こっちでいいんです。
前の車に続いて砂浜へ出てしまいました
砂浜走る。これが千里浜なぎさドライブウェイだ!
通常、砂浜に普通の乗用車が乗り込もうものなら砂でタイヤが空転してしまい身動きが取れなくなってしまいますが
この千里浜なぎさドライブウェイは車でも走れるくらい砂が海水を含んで引き締まっているそうです。
この千里浜ドライブウェイがある羽咋(はくい)市によると、日本で唯一!車で走れる砂浜と案内されています
非常に面白いスポットなので、そのまま走り抜けるの勿体ない!
という事で波がすぐそこまで来ている砂浜に車を停める
他の車も海のすぐ近くに駐車して写真を撮影したり楽しんでる様子
砂浜を車で走れる。確かにこれは珍しいし面白いスポットだ!
今日はちょっと天気が悪いけども、天気が良ければ最高だろうなぁ
走行車線なんてものは決まってないので「大体の場所」をぞろぞろ走行する車が面白い
道路標識などは一切ありませんでしたが「川あり」の注意喚起はありました
でも、どこに川があるのかさっぱり。時期によっては枯れてしまうのかな・・・?
車に乗り込み約8kmのドライブウェイを走る。実に楽しいぞ!
そんな楽しいドライブウェイも終点が来てしまいました。もっと走りたいけど次へ向かいましょうか
ドライブウェイのあとは国道159号線を一直線。七尾駅へと向かいます
JR・のと鉄道共用の七尾駅に到着。何だか天気がどんよりしてる・・・
忘れがちでしたが、当初の目的は「のと鉄道で鉄道むすめスタンプラリー」でしたね
スタンプは終点の穴水駅に設置されていますが、そこまで車で行ってしまってはのと鉄道に貢献出来ないので
ここは始点の七尾駅からのと鉄道に乗って、穴水駅へと向かいましょう。
終点「穴水」まで810円。結構運賃高いんですね・・・
のと鉄道のホームへ行ってみると、何やら見たことのないデザインの車両が居る?
「花咲くいろは」のラッピング車両じゃないですかー!
2011年4月から半年間放送されたアニメ「花咲くいろは」のラッピング車両
アニメの劇中に「のと鉄道」が出てきたのは、アニメを視聴された方ならご存じだとは思います
アニメの放送は既に終わってしまいましたが、2012年4月からしばらくの期間だけ特製ラッピング車両が運行
今回はこの車両の運行スケジュールを確認して、それに合わせて七尾駅を訪れたという訳です
先頭(穴水方面)は桜が描かれています
そして特製ヘッドマーク付き。
アニメの放送が終わったのにも関わらず、なかなか力の入れよう
車内広告は一切無く、その代わり全てが「花咲くいろは」のアニメイラストが多く掲載されてました
そしてワンマン運転の車内放送は「花咲くいろは」登場キャラクターによる特別車内放送
こちらは2011年の夏頃にも行っていますが、今回は第二弾という事で内容も新しくなってました
車内も車外も「いろは」一色のこの車両。遠方から訪れたと思われるファンの方も何人か見受けられましたが、
果たして普段利用している一般層の利用者はどう思っているのだろうか・・・?
ちなみに車内放送は運転席に設置されたノートPCから流してるみたいです
GPSで位置を把握して、所定の位置へ来ると音声が流れるという仕組み
「花咲くいろは」のモデルとなった西岸駅のホームには多くのファンが列車にカメラを向けていました
でも今回は舞台探訪ではなく、鉄道むすめのスタンプが目当てなので西岸駅はスルー
そして終点の穴水駅へ。七尾駅を含めて8駅しかない路線ですが、乗車時間は約40分と思ってたより長いです
穴水駅とうちゃくーっと共に跨線橋を渡って向かい側のホームへ移動
ラッピング車両は左右でデザインが異なり、七尾駅と穴水駅は両方ともホームが右側
なので左側のラッピングデザインを見ていないのです。車両がホームから出ていく前に慌てて見に行きました
すぐにホームから出ていく車両を目で追いかけながら確認。全く違うデザインなんですね
という訳で、改めまして穴水駅に到着。
ここから輪島と珠洲方面へと路線が延びていましたが、2001年と2005年に両方とも廃線となってしまいました
なのでこの穴水駅がのと鉄道の終点。・・・という事になってます
かつての分岐駅だった事もあり、今となってはだだっ広い穴水駅
0番ホームには以前に使われていた車両が「休憩所」として車内を開放しているみたい。こんなのあったのか!
車内はボックス席のように転換クロスシートが固定された状態
座席の中央には後から付けただろうテーブルが備え付けてありました
この車両ももう動かないのか・・・。観光列車としてまだまだ使えそうな雰囲気なのに、何だか残念。
サロンスペースではセルフサービスのコーヒーが100円で販売されてました
隣の車両はカーペット敷きのお座敷車両風
おっといけない、スタンプを押しに来たんだった!
スタンプの設置場所は、穴水駅の売店兼有人窓口のあるこちら
カウンターに鉄道むすめのスタンプが置いてありました
「スタンプはこちら」みたいな案内が無かったので見つけにくいかも・・・?
忘れずに持ってきたスタンプ台紙を取り出す
のと鉄道は中段右側のスペース
スタンプぺったん。
のと鉄道は運転士「和倉ななお」という名前のキャラクター
今回もまたデフォルメされたMATSUDA98さんのイラストが可愛らしいわぁ
これで半分。折り返し地点!
残り3箇所は首都圏なので、何とか回れそうかな・・・?
ちなみに車内放送で流れてた特製車内アナウンスは穴水駅で販売しています
第1弾、第2弾共にそれぞれ500円。良心的な値段だったので両方購入しときました
終点穴水駅の駅舎。今夜はこの先の輪島で宿泊をします
しかしのと鉄道に乗ったのは七尾駅。レンタカーはいずこへ?
なんという事でしょう。七尾駅で降りたはずのレンタカーが穴水駅前に!?
まぁトリックなんてものは無く、七尾駅からのと鉄道に乗らなかった友人によって車が回送された訳です
本当はフリーきっぷで往復乗車したかったのですが、時間の短縮でこうなりました。
穴水駅から輪島へと向かう前に、西岸駅の近くにある「いやしの湯」へ休憩がてら立ち寄る
シャンプー・ボディソープ設置で入湯料500円。なかなか安くて良い温泉でした
そして温泉帰りにちらっと西岸駅へと立ち寄る
駅舎内は以前来た時と変わらず、花咲くいろはの公式ポスターなどが飾られていました
鉄道むすめとコラボしたポスターなんかもありましたが
「今現在ののと鉄道」を見てると、鉄道むすめが完全に空気・・・
西岸駅から車を北へ。峠を越えて到着しました輪島駅
え、輪島駅?
列車が来るぞー!危ない!
なんて事は無く、これは単なるパネル展示による車両です
横から見るとよく分かりますね
こちらは道の駅なのですが、廃線に至るまで使われていたホームの一部を観光用に残しているとの事
しかし線路の向こう側をパネル展示にする仕掛けは初めて見ました。日中なら「だまし絵」みたいに楽しめる?
「シベリア」と書かれた輪島駅の駅名標は地元の学生による「いたずら書き」だったとか
晩飯に輪島市内で海鮮丼!たいへん美味しゅうございました
そんなこんなで、能登半島観光を兼ねた鉄道むすめスタンプラリー集めは終了
明日からは奥能登を堪能しようと思います。
□次回に続きます