初めましての沖縄県。春の突発沖縄ひとり旅へ(その5:本島ドライブ編)
□このレポートは『その4:美ら海水族館 後編』の続きの記事です
美ら海水族館を抜け出して、これからは途中のスポットへ寄り道しつつ那覇市内へと帰る予定です
まず最初にレンタカーで向かう先は、沖縄北部でも有名な観光スポット「古宇利大橋(こうりおおはし)」なのですが
レンタカーのカーナビの地図に掲載されていない道を進んだ先に現れたのがワルミ大橋
最初は「新しく出来た橋だー」っと素通りしたのですが、橋から見える景色が気になって後戻り
折角だし、まずはここから寄り道を始めましょうか
ワルミ大橋は2010年12月に沖縄本島と屋我地島の間に開通したばかりのアーチ橋
この橋が架かったお陰で、美ら海水族館から古宇利大橋への移動が大幅に短縮されたみたいです
橋のすぐ近くには撮影等で訪問した人向けの公共駐車場があり、レンタカーはそちらに駐車
あとは、歩いて橋の上まで移動です
おぉ、なんかいい景色!
橋から見えるのはワルミ海峡。時に大型船舶が通行するためにワルミ大橋は非常に高い位置にあります
ワルミ海峡のその先に古宇利大橋が見えました。ながいぞー
ワルミ大橋での景色を楽しむのも程々にして、車を回送させて古宇利大橋へ
こちらも先ほどと同様に、観光客等の訪問者向けに駐車場がありそこにレンタカーを停めました
海岸から降りて、そこから見た古宇利大橋
人気スポットだというのに納得。海上に長く伸びる橋がまた面白い光景である
向こうの古宇利島まで続く古宇利大橋は全長1.96km
海が透き通るように綺麗だ・・・!
向こうの古宇利島まで走るぞー!
・・・なんて時間に余裕もなく、さすがに車に乗って移動しますよね
こちらは古宇利島から見た古宇利大橋
近くの道の駅ではコインシャワーや更衣室があったりと、海水浴出来る設備が揃っていたり
しかしなんか上手く写真撮れず。雲ェ・・・
船舶の通行を考慮した中央部分だけ「もっこり」してます
さー、ここでしばらくのんびりしてたいけど、夕暮れまでに回りたいスポットも多いので次に行きますよ
・・・その前に小腹が空いたので、古宇利島の道の駅でおやつを購入
「サーターアンダギー」は沖縄県外でも有名ですね。ドーナツみたいな感じのアレ
<Googleマップ>
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再び古宇利大橋を渡り南下。許田ICの近くの「道の駅許田」へと立ち寄りました
ここから高速道路に乗る前のちょっと一休みも兼ねて・・・です。
ずっと昼ごはんを食べてなかったので、ちょうど良いしここの飲食店で食べちゃいましょう
選んだメニューは沖縄っぽく「タコライス」を選択。ごはんの上にタコスの具材が乗ってるアレですね
見た目は「あれっ?」って感じでしたが、スプーンで軽く混ぜて口へと運ぶ
チリソースが味の引き立て役なのか、思った以上に美味しかったです
タコスパワーで楽勝だじぇ!!
・・・っと、タコスパワーで運転エネルギーを溜めた所で高速道路を走行
石川ICを降りて海岸沿いをひた走り、たどり着いた先は残波岬(ざんぱみさき)です
こちらも観光客向けに無料の駐車場が整備されており、そちらに停車して岩場へ
ゴツゴツしてなんか不安定の足場を進んだ先には・・・
はるか先まで続く絶壁・・・
似たようなスポットだと、福井県の東尋坊とか和歌山の白浜三段壁とかそんな感じですね
違うといえば、絶壁からのぞき込んだその先にある海
この日は比較的波も穏やかで、とても綺麗なブルーの海がいっぱいに広がります
なんか、飛び込みに失敗さえしなければ飛び込んでも平気な気がした
この残波岬にある白い塔。残波岬灯台です
塔の内部は公開されており、内部へと立ち入る事が出来ます
「参観寄付金」という名目で大人200円。入口で寄付金を受け渡し内部の階段をひたすら上がります
ついたー
けっこうしんどかった[;´Д`]
(どう考えても運動不足)
灯台の上から見た残波岬はこんな感じ。
高い場所なのでちょっと風が強いですが、階段を上がってきたのでちょうど心地よい
のんびり景色を眺めるのもまた楽しいですね
駐車場のある方角を見るとこんな感じ
駐車場の更に奥に見えるのは残波ビーチ
多くの人が泳いでいるのが車で通りかかるときに見えました。外国人が多かったかな?
灯台の照明ってこんなんになってたのか・・・
残波岬灯台の内部にはちょっとした資料館などがあり、折角だしこちらも見ておきます
ささ、ずっとのんびりしたい景色でしたが次へと移動ですよ!
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残波岬から一般道を南下。比較的近い場所にあるこちらは「道の駅かでな」
一見、普通の道の駅ですが・・・
道の駅には展望場が設置されており、階段を上がってそこへ行ってみる
そして目の前に広がるのはそう、米軍嘉手納基地である
ちょうど輸送機だか何かが、目の前の嘉手納基地内の滑走路から離陸していった
当然ながら、これだけの近距離で飛行機が飛ぶもんだからもの凄い騒音であるのはいう間でも無い
ふと違う方向に目をやると、米軍基地から道を挟んで反対側は住宅地
テレビなどのニュースで沖縄の基地問題をよく目にしますが、まさか本当にこんな近距離だとは・・・
道の駅内には嘉手納基地についてを知るための資料館がありました
ちょっと寄っていきましょう
道の駅がある「嘉手納町」ですが、資料によると面積の83%が米軍基地で占められているとか
町の半分以上、というか大半が米軍基地・・・
資料館内は米軍基地をイメージしてフェンスと有刺鉄線。うわぁ
嘉手納基地が出来た経緯や騒音や安全性に関する資料など展示物は様々
私も少しばかりか米軍基地問題を知る事が出来ました・・・
さて、日差しが非常に強く車を運転している時間が大半なのですが、やはりノドが乾きます
沖縄の各所で普通に見かける自動販売機ですが、どの自販機を見ても必ずあるのが「さんぴん茶」
要するにジャスミン茶なのですが、これが沖縄でよく飲まれているとか。私も何度か買って飲みましたよ
<Googleマップ>
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さて、道の駅から一般道を走って続いてやって来たのは「道の駅あやはし館」
ここは「海中道路」と呼ばれている場所で、道の駅はその海中道路の中間地点にあります
古宇利大橋と同じように人気のスポットで、地図を見ると何やら長い道路が続いてるぞ・・・?
・・・あれ?なんか想像と違うような。
干潮か!潮が引いてしまったのか!
海の上にその道路だけが長く続いている・・・という事で有名らしいですが
完全に時間帯が悪かったようで。ありゃりゃ
資料館が閉まってるし!
くそー、そろそろ時間切れか・・・。
結局のところ、海中道路を渡りきり浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島まで来ました
沖縄は離島へ架かる橋が多いなぁ・・・。
さて、夕暮れも近いしそろそろ那覇市内へ戻りましょう
<Googleマップ>
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高速を降りて那覇市内へたどり着くも、まだ完全に日が暮れてなかったので寄り道
水面に桟橋のようなものがせり出してますが。これは一体・・・?
ぐるっと反対側を見ると、その先に見える光は那覇空港
これは那覇空港の進入灯。主に日が暮れてから飛行機が着陸する際に目印にするやつです
空港には必ずある進入灯ですが、ここ那覇空港は進入路と一般道が交差するスポットがあったり
進入灯の周辺には地元民やらレンタカーが多数停車。皆飛行機の着陸を見にやって来ているみたいです
さて、噂をすれば那覇空港の南方から旅客機が飛来
もの凄い音と共にとデカい飛行機は頭上を通り抜けます
そして飛行機は那覇空港へ・・・
めちゃくちゃ間近って事はありませんが、かなり近くで飛行機を見られるスポット
那覇空港へ着陸する飛行機が多いため、ここで待っていれば飛行機が頻繁にやって来ます
※天候によって北から南へ着陸する事も在るのでご注意
その後も数機の着陸を見送ったのですが、日が暮れてしまったのでこの辺で。
誘導灯が点灯する日没後も良いですが日中の着陸シーンとかも見てみたいですね
<Googleマップ>
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ホテルへ車を回送させたら一休みのちに夕飯へと繰り出します
「ソーキそばの定食があるよー」
というKKS情報を頼りに、国際通りの近くパレットくもじの地下にある沖縄料理店「ふる里」へやってきました
「沖縄まるごとそば定食」を注文。1,150円でした
でっかい豚のあばら肉が乗ったこちらが「ソーキそば」
うどんのような中華そばのようなお味。肉のボリュームもあり大変満足な一杯
「じゅーしー」は沖縄の炊き込みご飯だそうです
何の変哲も無い炊き込みご飯ですが、これがまた美味しかった!
お腹がいっぱいになった所で明日は3日目最終日
朝もそれなりに早いので、ホテルへ戻って早く寝ましょう
□その6:さよならの最終日編に続きます