ゆるキャンパーのやまなし古民家カフェめぐり。山梨県早川町
すっかり更新の間が空いてしまい、季節は冬に突入していますが、まだ秋のお話。
「本栖湖で秋キャンした翌日はどうする?」って事になったので、ゆるキャン△7巻に登場するスポットをめぐる事にしました。
あまり観光地化されていない旧宿場町をぶらり散歩しましたが、こういう景色もいいっすね。
このページはこちらの記事の続きです。
キャンプの翌日朝も天気が良く、日の光で眩しい富士山に別れを告げる。
これから同じ山梨県内を移動するとはいえ、移動先は富士山の見えない場所なのである。
で、本栖湖から進路を西へ。山梨県早川町にある赤坂宿へとやってきました。
かつては日蓮宗の総本山である身延山へ参拝する客の宿場町として栄えた集落であるが、
現代の道路地図だと身延山へ向かう道などは無いため、登山道のような経路で向かったのだろうか?
そして商業施設なんてものは数少なく、営業を終えたかつての旅籠と思われる建物が多く目に留まる
古い建物と石畳がノスタルジックな街並みという感じですね。
古い建物のひとつが休憩所として公開されていました。
この辺はゆるキャン△の作中に出てきますね。
そんな赤沢宿には旅籠を改装したカフェが営業しています。
こちらもゆるキャン△の作中に登場した店舗でもありますし、ちょっと寄っていきましょう。
こちらの元旅籠は宿の駅「清水屋」という名称で営業中。
観光案内と休憩所、カフェを兼ねた店舗みたいです。
あ、ゆるキャン△7巻が置いてある・・・。
1Fでカフェメニューを注文して、2階の休憩所でいただく事にしました。
まだそんな肌寒い季節ではないので、戸を全開にして外の景色を楽しみつつ休めるってのはいいね。
コーヒーとゆずのパウンドケーキ。各300円(税込)
休憩後は石畳の参詣道を歩いて赤沢宿を見て回ったり。のんびりしてて良いですね。
<GoogleMaps>
赤沢宿の後は県道37号線を北上。
同じくゆるキャン△7巻で志摩リンが赤沢宿の後に向かったのと同じルートですね。
所々で道路改良工事をしていたのでしたが、道路看板には「中央新幹線工事」の文字
調べてみたら、この山梨県早川町に南アルプスをぶち抜くトンネルの山梨側の工事をしているらしい。
リニアの大体のルートは知っていたつもりでしたが、こんな所を通っていたとは・・・。
今後も長期にわたって工事車両が往来しそうですね。
続いて「奈良田温泉」の近くにある古民家カフェ鍵屋へとやってきました。
駐車場から店舗へ行く途中で既に「ゆるキャン△のモデルになりました!」との案内が掲示されている。
山梨県におけるゆるキャン△の影響大きいな・・・。
はい、こちらが古民家カフェ「鍵屋」です。茅葺きトタンハウスって感じ。
作中では志摩リンと桜(なでしこ姉)が訪れた店舗ですね。
あ、店内にもゆるキャン△の紹介が・・・。
こちらは赤沢宿よりは大きな手が入ったオシャレカフェになってました。
客層をぐるり見渡すと、我々以外にもゆるキャン△の影響を受けてそうなのを数グループ確認。
作中ではカフェメニューをオーダーしてましたが、我々は普通に食事メニューをオーダー。
パンと鹿肉のトマト煮(税抜1,400円) 鹿肉と言っても臭みもクセも無く美味しく頂きました。
<GoogleMaps>
奈良田温泉のオシャレカフェから更に県道37号線を北上
道路地図的にはこの先、長野県の伊那市あたりに抜けられるようになっていますが・・・。
作中にもあるとおり、冬期通行止め。
更に冬期通行止め以外の期間はマイカー通行止めとなるため、結局のところマイカーは通れないのである。
直線距離だとそう遠くもないけど、南アルプスを抜ける道の険しさを感じるのであった。
奈良田湖(ダム湖)なんか見て秋を感じたり。
そんな感じに、ざっくりとゆるキャン△7巻に登場した早川町周辺を見たところで帰路へ。
写真は建設中の中部横断道。これが出来れば静岡側からのアクセスが容易になるので、早期の開通が望まれる。
帰る前に、ゆるキャン△とは全然関係ないですが行きたかったスポットへ足を運ぶ
県道52号線をほぼ終点まで走った後に、峠へ向かう狭い道へと突き進む。
薩埵峠(さった峠)展望台へと続く駐車場に到着。
農家の敷いたレールをまたぎ、数分で展望スポットまで足を運ぶと・・・。
はい、ここが薩埵峠(さった峠)からの眺望。お天気カメラとか渋滞情報とかで有名なスポットですね。
ちょっとぼんやりしていますが、駿河湾の向こうには富士山の姿がチラリと見える非常に贅沢なスポット。
前々からここは訪れたかったのですが、車が無いとなかなか足を運びにくい場所だったので。
なお、駿河湾を挟んであっちが西伊豆。双眼鏡を使えば淡島が見えるかも?
何だかんだで富士山に執着しているあたり、やはり信仰の対象であり世界文化遺産なんだなぁと思ったり。
今後もキャンプや登山などで、その姿にはお世話になりそうだ。
<GoogleMaps>
帰りにさわやかでげんこつハンバーグを食べて帰る。
そんな山梨と静岡のキャンプ紀行でした。