蒲郡市博物館に静態保存されている「D51形蒸気機関車」は、乗れるし客車もあるよ!

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そんな訳で小ネタ。蒲郡市博物館に保存されているD51の話題。

最盛期には日本全国をこの黒い車体が走ったそうですが、現代では観光要素で数両が残るのみ。
その他の車両は廃車されたり、このように全国各地に保存されています。

保存の仕方もそれぞれ。金網で囲まれていたりボロボロだったりと様々なのですが、
蒲郡に保存されているD51形201号機は保存状態も良く、運転台に乗れたりするので簡単に紹介。

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という訳で、蒲郡港での潜水艦「まきしお」公開イベントに合わせてやって参りました、蒲郡市博物館。

駐車場からの入口にあるこの門は高麗門という形式で、竹谷松平屋敷の大手門であったと考えられているらしく
それを移設した門が蒲郡市博物館の入口となっています。

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お目当てのD51形蒸気機関車は門を入って目の前にあるので、すぐに分かります。
ちなみに博物館は屋内展示も蒸気機関車のある屋外展示も含めて無料。開館日にだけ気をつけましょう。

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冒頭にも書きましたが、この機体は立ち入り禁止の柵に囲まれている訳でもなく
しっかり手入れされているうえに、運転台に階段が架けてあり自由に入ることができます。

調べてみると、月に一度「蒲郡SLを守る会」による清掃保全作業が行われているため、この状態が保たれているようだ。
ボロボロだったり、金網に囲まれているだけの保存を考えたた、かなり条件が良いのではないだろうか。

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運転席のイスにも座れるようになってます。

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現代の電子機器類バリバリな運転台と違って、多数のバルブとアナログ計器が並ぶ。
調整も全てアナログであろうから、当時の機関士は大変な仕事量だったのではないか。

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運転席に座り、横の窓から顔を出してみる。
視認性で考えたらすこぶる悪いけど、当時はよくこれで列車の運行が出来たもんだと。

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そんな感じの「デゴイチ」ことD51形機関車でした。

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なお、蒸気機関車の後ろには客車が連結されており、当時の姿をほんのりしのばせております。

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有り難い事に客車「オハフ33 2424」もドアが空いており、車内に入ることができます。
写真だと座席モケットの汚れがちょっと目立ちますが、保存状態はなかなか良いのではないでしょうか。

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当時の国鉄路線図。あの第三セクターが国鉄線だったりするので、見ているとなかなか面白い。

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蒲郡-中津川のサボ。そんな運用があったのかしら?

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そして列車関係という事で、客車の後ろには踏切(警音器と遮断機)が配置されている。

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JR東海の文字が入った警音器。
踏切名と地名から察するに、蒲郡駅が高架化した際に廃止となった踏切セットのようだ。

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そんな感じの蒲郡市博物館でした。
蒲郡駅から歩けない距離でもないので、蒲郡を訪れた際にはお立ち寄りください。

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