そこは日本一の温泉地。別府に来たなら温泉入らず帰るなんて考えられません!

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別府観光のおはなし後編。前回は「地獄めぐり」を紹介しましたが
やっぱり日本一の温泉地、入らず帰るなんて考えられません。
(※別府温泉は湧出量83,296リットル/分で日本一。亀の井バスで貰った冊子より)

という訳で、後編は別府の日帰り入浴施設に立ち寄ったお話です。

このページはこちらの記事の続きです。

別府といえば、やっぱり温泉。何処へ行っても温泉ばかり。 そんな温泉を活用した湯煙エンタテインメントこと「別府地獄めぐり」。別府観光の定番ですね。 別府に来たのだし、やっぱり地獄は見ておくべきかな、という事で路線バス使って巡ってきました。

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鉄輪温泉エリアより明礬(みょうばん)温泉方面へ行くバスに飛び乗り。

観光地ですが本数はそれほど多くないため、一本逃すと大きなロスになってしまう。
効率よく各所を巡るなら、待ち時間は極力減らしたいところ。

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10分ほどバスに揺られ、地蔵湯前バス停にて降りる。
別府は市内各地に温泉地があり、ここ「明礬温泉」はその代表的な温泉のひとつ。

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そして温泉地にも日帰り入浴可能な温泉が色々あるので悩ましい所ですが、
近場でかつアクセスのし易かった明礬温泉「湯の里」へ

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露天風呂の写真を撮りたい所ですが、最近は厳しいですね。なので入口の様子のみ。
熱くて、濁ってて、硫黄の臭いがぷんぷんに漂う「いかにも」な温泉で大変満足でした。

明礬温泉は高台にあるため、露天風呂からの眺望も良いそうですが
訪問時点では曇ってたので、その点での良さは感じられず。それでも泉質に大変満足。

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明礬温泉では温泉脈と地熱を利用し、「湯の花」を製造をしているらしい。
わら葺き屋根の小屋を使った湯の花を製造(採取)方法を採用しているのは、世界でも明礬温泉だけだとか。へぇ

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「湯の里」の前では、その湯の花を製造している小屋が見学出来ます(無料)

すぐ近くには「明礬地獄」という、これとは別の湯の花見学施設がある事をこの記事を書いてて知る。(そっちは200円)
いやー、事前にちゃんと調べて行かないと、色々と見逃してしまうな・・・。

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バスで再び鉄輪温泉へ戻りつつ、次は何処の温泉へ行こうかなと悩みながら、温泉街を歩く
ふと目に入った地獄蒸しの店ですが、連休かつ昼時なのですげー混んでた(腹減ったの意)

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あ、これは知ってる!ブラタモリで見た奴だ!!

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鉄輪温泉にある「足蒸し」という施設。足を入れ木製の木箱で蓋をすると、
温泉の湯煙によってじんわり足首が温められる代物。無料です。

温泉で湯の花を作ったり料理したり。別府の温泉資源は本当、凄いなぁ

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で、鉄輪温泉は観光客で混雑してそうだったので「渋の湯」という共同浴場へ入ってみました。

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共同浴場なので脱衣場のほか、洗い場、湯船があるだけのシンプル構造。

シンプルだけど、そのお湯はもちろん鉄輪温泉。
本来は地元で生活をする人が管理と利用をする浴場ですが、部外者でも100円で利用出来ます。

熱い、ほんのりしょっぱい。これが鉄輪温泉なのかー、と感じながら温まりました。

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ぽかぽかに温まって再び歩く。
下水口みたいな所からも湯気が出ており、豊富な湯量と温泉地っぽさを感じるなど。

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ちょっと歩いたら、また別の共同浴場があった。さすが温泉地やで

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枝を使って放熱しているのは、コストをかけない工夫かしら?

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明礬温泉、鉄輪温泉と入浴したので、次に何処へ行こうか悩む。
とりあえず観光地は混雑するので、一旦別府駅までバスで戻る

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駅の近くにあった定食屋で遅めの昼食。大分の郷土料理「だんご汁」です。
「だんご」と言っても丸い形ではなく、きしめんのような平たい麺が入っているのが特徴。

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飯を食ったら再び温泉を目指して歩く。
駅前にも温泉はあるのですが、やっぱり「いかにも」な温泉を狙いたいですね。

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やってきたのは、歴史を感じさせる古そうな造りが特徴的な「竹瓦温泉」
有名所なので、別府で温泉を調べると大体紹介されている定番スポットですね。

こちらも入浴料金は100円とリーズナブル。
歴史ある建物。温泉はほんのり臭い、ほんのり濁ったいかにもな温泉。これは入り得と言っても過言ではないだろう。

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・・・っと、適当な感想を3つ並べたところで、温泉めぐりも疲れました。
荷物もあるので、移動して脱いで、入浴して・・というのは結構大変。

タイムリミットまでまだ時間があったし、天候も回復してきたので別府タワーへ昇ってみることに。

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展望タワーって高そうなイメージを持っていますが、別府タワーは200円。
観光地らしからぬリーズナブルな料金設定に驚きである。

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別府タワーの歴史は古く、名古屋テレビ塔(1954年完成)、大阪通天閣(1956年完成)に次いで、
国内3番目の1957年に完成した高層タワー。設計者は同じ「内藤多仲」氏

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キャラクターにもなってました。これは記念撮影用のパネル

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天気が良くなり眺望は良好。さすがに奥の山までは霞んでいるが、近場ならよく見えるぞ
ちなみにこれは別府タワーより北を見た様子。

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窓ガラスに大きなヒビが入ってるのがちょっと心配・・・。
現役で展望台をしているとはいえ、老朽化は避けて通れない道。いやこれはメンテナンスの問題か。

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今度は別府タワーより南側。200円にしては十分の情報量ではないかと。

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遠くにうっすら見えるフェリー「さんふらわぁ」の姿。
実はこの後、あのフェリーに乗って関西へと移動するのです。

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温泉三昧だー、って思ってましたが何だかんだで3ヶ所で満足してしまいました。
それでも温泉エンタテインメント、たった1日の滞在でしたが十分に堪能出来たかなと思います。

次に来るときは、別府に宿泊してじっくり温泉巡りをしたいところですね。
そんな感じでフェリーへ乗りに移動です。

□次回に続く

愛知に住んでいると、フェリーってあんまり縁が無いんですよね。 え、太平洋フェリーがあるって?あれ敷居が高くて・・・。 そんな感じで、今回の大分旅は往路は飛行機、復路は「フェリーさんふらわあ」に乗船する運びとなりました。 ちょうどフェリーにも乗りたかったので、良い機会かなっ
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