飛騨小坂のサイダー泉、ひめしゃがの湯で温泉と鉱泉料理を食べよう
ゴボゴボと音を立てて吹き出す温泉
ここは御嶽山の麓に立地する飛騨小坂温泉郷。飲用可能な天然の炭酸泉はサイダー泉とも呼ばれます
下呂温泉で有名な下呂市の北部、下呂市小坂町の日帰り入浴施設「ひめしゃがの湯」へと足を運んだお話。
という訳で夏の国道41号線を北上中。
下呂は高山本線が通っていますが、道路だと東海北陸自動車道と中央道の両方から離れてるので、ちょい不便。
下呂の温泉街を通り抜け、小坂温泉郷へとやってきました。
駅名で言うなら「飛騨小坂」駅が最寄り。ただし温泉街へ行くなら路線バスに乗らなければなりません。
はい、到着。
そこそこ奥地にある温泉施設ですが、午前中から駐車場は賑やかで期待が出来ますね。
小坂といえば、かつて広大な森林鉄道が敷設されていたらしく、駐車場の脇に機関車が保存されていました。
他にも貨車やら人車やら並んでおります
説明書きもありましたが、この辺りは省略。線路は撤去済みで殆ど残っていないらしい。
駐車場の入口にあった、こちらのスポット
よく冷えた温泉がゴボッゴボッと音を立て、激しく吹き出しています
そのリズムは一定ではなく不定のリズムでゴボゴボと。温泉って生きているんだなぁと実感
温泉の成分が年月を重ねて固まった様子。「いかにも」な感じが出てて良いですね!
なお、ここの温泉は飲用可能なのですが
口に含むと「鉄サビ炭酸割り」みたいな味わいがして、初体験だと吹き出すレベル。
これも健康に良いらしいけど、慣れないとアカンすね。
そいじゃ、日帰り入浴施設の「ひめしゃがの湯」へと入浴しますか。
近年、風呂場の撮影は禁止と明確に書いてある施設が多く、ひめしゃがの湯も同様。
待合室にあったパンフレットの写真で想像して頂ければ。
赤褐色でかつ炭酸泉。いかにもな温泉で期待してたのですが
いざ入浴したらクソ冷たいでやんの!これ冷泉やったんかい!!(知らなかった
ここは御嶽山の麓。標高は高いので夏でも平地よりは涼しい。
まるで水風呂のサイダー泉を我慢しながらそろりそろり肩まで入浴。効能の程はよく分からず。
この写真のモデルさんも、相当我慢して入浴したんだろうなと思ったり(笑
入浴後は併設の食事処でお昼ご飯。
名物の「ひめしゃがまるごと鉱泉定食」を注文。1,000円也
鉱泉作る湯豆腐がこのメニューの目玉。ほんのり変色しているのは温泉の成分だろうか?
説明によると、鉱泉で作る事で、まろやかな味わいになるらしい。
確かに普通の湯豆腐とはちょっと違った味わいがしました。
後はお好みで鉱泉雑炊みたいに仕立て上げて頂きます。
駐車場で飲んでオエっとなったサイダー泉も、調理次第で不思議な味わい。といった所でしょうか。
珍しい温泉に珍しいお食事。なかなか面白かった飛騨小坂のサイダー泉でした。
ところでこのモデルさん、なんか似てないですかね?
<関連リンク>
□巌立峡 ひめしゃがの湯 ?天然炭酸泉の日帰り温泉?