ゆらゆら揺れる恐怖!大井川に架かる「塩郷の吊橋」を渡ってみたよ
□この記事は『鉄道むすめスタンプラリー大井川鐵道編』の続きの記事です
大井川鐵道の沿線スポットといえば、大井川に架かる吊橋。通称「塩郷の吊橋」
ご覧のように木の踏み板がワイヤーで吊られているだけ。安全柵なんてありません!
ヒヤっとしそうなこのスリリングな吊橋を求めて大井川。さぁ渡ってみようじゃないですか。
千頭駅の近くで花見を堪能した後は、電車に乗って塩郷の吊橋へと向かいます
ただでさえ本数の少なかった大井川鐵道、2014年3月のダイヤ改正で更に本数が減ってしまい
千頭発の金谷方面の普通列車はわずか8本になってしまいました!
9時30分の次が12時45分。その次は14時35分と、驚きのダイヤの薄さ
これではフリーきっぷを買ってみようという気にもなれませんね・・・(しかも安くない)
SLの復路として利用客の多い12時45分発の普通列車はわずか2両
右の写真は発車するしばらく前の様子ですが、発車の時点では大勢乗車しとても窮屈になりました。
片道しかSLに乗らない観光客だって居るんだし、利用状況に応じて増発や増便を行うべきでは・・・。
そんな窮屈な電車に乗りつつ大井川を下る。
塩郷の吊橋は大井川鐵道の車内や国道からも見えるため、知っている方は多いだろう
吊橋の最寄り駅、塩郷駅に到着。下車したのは自分ひとり
ホームからも吊橋を見ることができます。ちょうど人が渡っているのが確認できますね
観光スポットになっているため、駐車場も用意されています。
あのダイヤの鉄道路線を使うより、車で来た方が利便性が良さそうですね(正直なところ)
塩郷の吊橋、近くへ寄ってみると重力で結構たわんでいるのが分かりますね
大井川のほか鉄路と国道も渡るため、道路から見た塩郷の吊橋はこんな感じ
何だかオモシロ光景みたいになってますね・・・
階段を上がって吊橋のスタート地点へ
吊橋きましたわー!
大井川鐵道を訪れるのは4度目ですが、実は4度目にして初の訪問。
毎回、ここは通るもののスケジュールやダイヤの都合で、毎回寄れなかったんです
「恋金橋」という表記のされた石碑がありますねぇ
あー、恋だの愛だののスポットですか。そうですか。
それでは、私も渡ってみましょう。
既に渡っている人の姿がとても小さい。対岸まで結構距離があるぞ・・・
第一ステップは「民家の屋根の上を越える」
吊橋で川を渡る事はあっても、吊橋で民家の上を渡るなんてスポットは珍しいのでは?
何だか変な感じになりつつも、揺れる吊橋を進みます
第二ステップは「国道を越える」
バイクに乗用車に、往来する多くの車を上から眺める事ができます。
第三ステップは「鉄路(大井川鐵道)を越える」
ここで電車やSLの通過を待つのも面白いのですが、何せ本数が(ry
そして最終ステップの大井川がやってきました!
吊橋の影はあんなに小さく。水面からは結構高い場所に居るため、結構ヒヤヒヤする
普通に歩いているだけでも吊橋は上下に揺れるので、ヒヤヒヤ度合いは更に増す
なんか踏んだら抜けそうな踏み板が何とも・・・。
狭い吊橋上で反対側から渡ってくる人と入違いつつ、だいたい8分くらいで対岸に到着しました。
対岸に到着しても、そこには集落があるだけで特に観光スポット的なモノはなく
でもそのまま吊橋渡って帰るのは面白くない
ちょっと先の方へ行ってみると、ここにも広がるのはお茶畑
その先の広場に桜の花が見えたので、ここでちょっと花見しつつ休憩にしました。
上下に揺れる吊橋を渡った影響で、なんか足がふわふわした感覚になってしまった
花見のち再び塩郷の吊橋を渡ります
向こう側からもどんどん渡ってくるので、さっさと行かないと帰れないぞ!
たぶん大丈夫なんだろうけど、何だか心配になる・・・
さて、次の電車まで1時間ちょいある訳だが。どうしたもんか・・・
SLの通過を狙おうかと思いましたが、しばらく来なさそうなので断念
・・・っと、そんな感じの「塩郷の吊橋」でした。
奥大井へのドライブまたは大井川鐵道へ乗車の際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?