「全国“鉄道むすめ”巡り2nd」で全国15事業者のスタンプラリー!(三陸鉄道:久慈ありす編)
2009年のコミックス版鉄道むすめ発売記念スタンプキャンペーンから4年。再び三陸鉄道がやってきた!
震災で大きな被害を受け、一部区間においては運転再開の目処が立たない状態ではありますが
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となり、スタンプのある久慈駅はとても賑やかでした。
このページはこちらの記事の続きです。
八戸から久慈までは八戸線で一直線・・・なのですが、少し時間があるので先発の鮫行きに乗車します
ローカル線といえばこれ、ボックス席ですね!
乗車する人も少なくひとりで座席を独占できたので、のんびり駅弁タイムにしました。
鮫駅に到着。駅名の由来はこのあたりで鮫が多く水揚げされたとか(諸説あるそうです)
目的は鮫ではなく、この近くにある蕪島(かぶじま)と呼ばれる場所
蕪島はウミネコが繁殖ために飛来する島で、このシーズンは多くのウミネコで埋め尽くされるとか。
徒歩10分ほどの距離らしいので、駅から蕪島へと歩いて向かいます
蕪島に到着。写真じゃちょっと分かりづらいですが、島の周辺を飛び交うのは全部ウミネコ
「ミャーミャー」と鳴き声が騒がしいです。
観光客がエサを撒こうものなら、ウミネコの襲撃に遭う始末
そして恐ろしいのはフンの爆撃。まさにここは紛争地帯ならぬ糞騒地帯・・・
よーく見ると目つきが怖いウミネコ
この蕪島周辺も東日本大震災で人の背丈を越える程の津波が到達した場所でもあります。
駐車場の公衆トイレも流されたそうですが、新しいトイレが建てられており周辺でも被害の痕跡は見当たりませんでした
蕪島も例年通り花が咲き、ウミネコが飛来し、観光客で賑わう。そんな状況でした。
次に乗る列車の時間が迫っていたので大急ぎで鮫駅へ戻る
出る時には気付かなかったけど、駅前に巨大な鮫のオブジェがありました
すごーい、じょーずー!(鮫だけにジョーズってな)
鮫から久慈駅まで乗車するのはこちら、リゾートうみねこ号
八戸-久慈間で運行する観光列車。大きい窓が特徴ですね
八戸線内を各駅停車で運行するため、今回のフリーきっぷでも乗車できます。
列車は3両編成のうち、先頭車両が指定席。
座席は2列+1列の配置でなかなか贅沢ですね
八戸から種差海岸までの区間は、観光アテンダントが乗車し車窓から見える景色等のガイドをしてくれます。
木々や人家で遮られる事も多いですが、海岸沿いを走る八戸線からは素晴らしい景色が堪能できます。
今日はちょっと曇ってましたがね・・・。はい
1列の座席はナナメに固定できるため、座りながらにして車窓からの景色が楽しめます
ちなみに2号車(自由席)はこんな感じのボックス席。窓は他の車両と同様にビッグサイズ
蕪島と同様に八戸線も震災の被害を受け、一部区間が運休になった路線でもあります。
海が近い区間では、高台へと避難するための階段が100mおきに設置されるなどの対策が施されていました
JR八戸線の終点、久慈駅に到着。
ここは三陸鉄道北リアス線の駅でもあり、三陸鉄道のスタンプが置いてあるのもこちらの駅
ホームから見えた三陸鉄道車両基地
久慈といえばそう、現在放送中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地ですね
久慈駅の各所に貼り出されている「あまちゃん」の告知ポスター
三陸鉄道とJRは改札内で互いに行き来出来る構造ですが、駅舎は別々に用意されています。
この久慈駅の駅舎も作中の「北三陸駅」として登場しましたね。
三陸鉄道の駅舎内も「あまちゃん」モード。海女に関する展示がありました
「あまちゃん」ロケ地マップ
「駅弁ひとり旅」にも登場した駅構内の「三陸リアス亭」は営業中
ここで製造販売する駅弁「うに弁当」は人気商品。予約しないとすぐ売り切れとなるそうです。
おっと、忘れないうちにスタンプしておきましょう
駅舎内が賑やかで、鉄道むすめスタンプが何処にあるのかすぐに見つかりませんでした。ははは
それではスタンプぺったん。12ヶ所目の三陸鉄道、久慈ありすのスタンプ完了です
残りは3ヶ所。ゴールが見えてきました!
「笑顔をつなぐ、ずっと」
三陸鉄道北リアス線は現在も震災の影響で小本間-田野畑の区間が不通状態
一日でも早い全線運転再開を願っております。
窓口で販売される三陸鉄道グッズ。
今回は三陸鉄道に乗らず戻ってしまうため、応援を兼ねてこちらで買物
突然駅舎に団体客が押し寄せてきたので何事かと思えば、三陸鉄道をルートに含んだツアー客でした
ホームで待機するのは、作中にも出てきたお座敷列車を連結した3両編成。これもあまちゃん効果か・・・
折り返し八戸行きのリゾートうみねこ号に乗車し、再び三陸海岸の景色を見ながら八戸へと戻りました。
この日は青森駅前のホテルへ宿泊。スタンプラリー回収旅は終わりません
□メモリアルシップ八甲田丸の話題に続きます。