リニューアルオープンした県営名古屋空港の展望デッキで、カラフルな飛行機を見よう!
中部国際空港、通称「セントレア」が2005年に開港して、空港としての規模を大幅に縮小した県営名古屋空港
かつては日本航空(JAL)が各地方都市へと就航していましたが、経営破綻と再建のため事実上の撤退
そんな県営名古屋空港、現在はFDAことフジドリームエアラインズが国内5都市へと就航しており
一時期の活気を取り戻した・・・と言うには難しいかもしれませんが、JALの撤退問題は何とか乗り越えた様子?
で、前置きが長くなりましたが県営名古屋空港の展望デッキが2012年7月にリニューアルオープンしました
リニューアルと言っても、2005年のセントレア開港前からのリニューアルなので実に7年ぶりの開放
そんな新しい展望デッキの様子をひょいと見に行ってみました
という訳で、名鉄西春駅から路線バスに乗って名古屋空港へとやって来ました
かつてはJALのカウンターが並んでいましたが、現在はFDAのカウンターがずらり並びます
FDAは静岡の鈴与グループの企業ですが、何だかもうすっかり名古屋空港がFDAの拠点になってますね
そういえばエアライン事業に参入するきっかけとなった静岡空港はどうなったのやら・・・
【参考1】2006年の名古屋空港のカウンターの様子
古い写真があったので貼っておきますね
【参考2】就航便一覧
就航都市も本数も多くて賑わってました
搭乗口の手前にある保安検査場の入口もご覧の通りコンパクト
2012年8月現在、名古屋空港から5都市を繋いでいます
あんた誰だ?
県営名古屋空港のマスコットキャラクターが居ました。記念撮影をどうぞ
小さな空港ターミナルの片隅、お目当ての展望デッキへの案内がありましたよ
早速エレベーターで3階へ上がってみましょう
エレベーターを上がると、だだっ広いスペースに少々の椅子と自動販売機
セントレア開港前に出発待ちロビーとして使われていたのでしょうか?今ではちょっと空きスペースが悲しい
ありました。外へ出てみましょう
新しい展望デッキへ行ってみると、思っていたより多くの人で賑わってました
ちょうどオレンジの機材、いわて花巻便が乗客を乗せているところでした
こっちのパープルの機材は福岡便。
2012年8月現在、6機保有するFDAですが、全て違う色をしているのが特徴
オレンジもパープルも、ひと目でFDAと分かる鮮やかさ。面白いですね
名古屋空港のウリは、このフィンガーコンコース
ターミナルから約200mなので近くて便利!だそうですよ
航空自衛隊小牧基地と滑走路を共有しているので、自衛隊の輸送機なんかも離着陸します
いわて花巻便が出発しないかなー
っと待っていると、背後では新潟からの到着便であるグリーンの機材が姿を現す
一時的とはいえ、この小さな名古屋空港に3色の飛行機が集まることとなりました
おお、これは面白い。カラフルな機材を保有するFDAならではの光景ですね
※飛行機の色と行き先の組み合わせは日によって異なります
グリーンの新潟便の着陸が終わったあとに、オレンジのいわて花巻便、パープルの福岡便が滑走路へ
そして両機とも空へ・・・
名古屋空港の展望デッキへ初めて訪れたのもありますが、思ってたより楽しかった!
滑走路も近くて離着陸と地上での作業等々もしっかり見られるのも良い点ですね
帰り際にデッキを確認。リニューアルオープンした展望デッキですが
どうやら元々あった展望デッキの上に、ウッド調のデッキをバリアフリー対応したうえで新設したみたいです
そんな感じの名古屋空港展望デッキでした
飛行機に乗る予定が無くても、近くの「エアポートウォーク」と合わせて訪れると面白いかもしれませんね
<関連リンク>
□フジドリームエアラインズ
□県営名古屋空港(名古屋空港ビルディング株式会社)