広島県竹原市は「たまゆら」の舞台。夏の竹原へ探訪兼ねて行ってきました
□このレポートは『瀬戸内海の「ウサギ島」こと大久野島へ行ってきた(後編)』の続きの記事です
広島県竹原市はアニメ「たまゆら」の舞台として登場した事はご存じでしょうか?
私は「たまゆら」で竹原を知り、その魅力から竹原を実際に訪れてみたいと思いました
ちょうど訪れてみたいスポットのひとつであったウサギ島のすぐ近くだったので
今回はウサギ島とセットで旅を組んでみました。今日は後半戦の竹原編です
前置きはさておき、その時のレポートをお送りします
2011年9月10日(土)。おはようございます
宿泊した駅前のホテルを抜け出し三原駅へ。天気もそこそこ良さそうかな?
前日に訪れたウサギ島こと大久野島と同じ広島県竹原市にある「町並み保存地区」へ今日は向かいます
窓口で今日も18きっぷに押印してもらい、いざ呉線のホームへGO!
呉線の「広」行きの列車に乗り込みます。「広」と「広島」が並んでいると、なんか変な感じ・・・
瀬戸内海を見ながらガタンゴトンとやけに揺れる列車
「あ、そういえば」と思い出して別の車両へ移動。ここで回送列車のたつゆきさんと合流
1週間前の大阪のイベントにて「竹原行きましょうよ!」と声を掛けたらホイホイ付いてきましたとさ(志摩解釈)
そんなこんなで竹原駅に到着。
ICOCAが使えるけど自動改札機は置いてない竹原駅改札口
竹原の観光スポットといえば、まずは「町並み保存地区」ですね
アニメ「たまゆら」にも登場する同地区は、駅から徒歩圏内ですが少しだけ離れた場所にあります。
しかし、今日はレンタカーを予約してあるんです!
駅前から徒歩数分・・・
たつゆき 「あの・・・。普通レンタカー屋って駅のそばにありませんか?」
志摩 「今回のはちょっと駅から離れてるんです。ほら、もうそこに見えますよ」
たつゆき 「どこにも見当たりませんが」
志摩 「着きました」
たゆつき 「どう見てもガソリンスタンドですよね?」
志摩 「ほら、これがたぶん今日借りる車です」
たつゆき「こんな所に・・・」
・・・という訳で、ニコニコレンタカーとして車の貸出しを行っているエネオス竹原SSへ
一見すると普通のセルフ給油のガソリンスタンドなんですが、レンタカーとしての業務をしており車を借りられます
レンタル料金はSクラス(トヨタパッソ)で6時間2,100円という安さが魅力的ですね
(※6h2,100円は当日入会可能の会員価格。免責補償は別途1,050円/24h)
既に予約は済ませているため、店内で貸出し手続きを行って、いざ竹原観光へ!
そして真っ先にのりえちゃん登場!
いや、セルフスタンドのある国道185号線が左折進入しか出来ず
そのままUターンする場所にも恵まれずフェリーターミナルまで来てしまいました
・・・まぁ、ちょうどフェリーターミナルも行こうと思ってたしちょうど良かったかも。
瀬戸内海を運行しているフェリーの側面に「たまゆら」の主要キャラ4人がイラストされてます
でも桟橋から見るには、その配置の都合で見えやすいキャラと見えにくいキャラが出てしまいます
反対側。桟橋からでは楓とかおるがよく見えません・・・
海上にいる姿を陸上から見られれば良さそうですが、まぁちょうど船が桟橋に居たので
全く見られなかった訳じゃないので良しとしましょう。はい
フェリー桟橋でターンをして進路を西へ。
小型車じゃなければ進入したくないような狭い山道をひた走る・・・
たまゆらOVA4話に出てきた朝日山へ向かう途中ですね
写真は作中に出てきた駐車場。狭く転回が出来ず苦労しました・・・
作中ではこの駐車場からこの先の登山道を進んでましたが
今回は時間短縮で頂上付近まで車で進んでしまいましょう
朝日山山頂付近の駐車場に到着。
地上からここまで登山すると2時間コースらしいので、それだけでもレンタカーの効果は大きい
夏場に不慣れの登山なんかしようもんなら死ねる[;´Д`]
頂上の広場は駐車場のすぐ近く。作中にも出てきた展望台がありました!
ここから瀬戸内海が見える?
どんな景色なんだと楽しみにしながら一段一段階段を上がります
そこからは瀬戸内海の島々が見えました・・・っ!
残念ながら霞んでしまってますが、それでも瀬戸内海と島々がちょっと幻想的な雰囲気?
たまゆら作中では瀬戸内海のみが見えるように扱われてましたが
実際はのところは手前に竹原の町並みが広がります
ここに来る前に居た桟橋が見えますね。たまゆらフェリーも停泊中
展望台。
竹原市街の反対側(北)には広島空港の進入灯が見えます
広島空港って竹原からこんなに近かったんだ・・・。
再び朝日山への展望台の道をひた走ります
対向車が少なかったのが助かりました・・・
朝日山へ向かう道の途中では、こんな田んぼアートがありました
ちょうど稲も生長した頃合いで、見に来るにはちょうど良い時期だったかもしれません
途中にあった消防署のイラスト。竹にちなんでかぐや姫が放水してる?
これ、竹原中学校美術部の作品だそうですが・・・。どうもアニメ調なのは気のせい?
さて、レンタカーの出番はこの辺で終了
町並み保存地区の近くの駐車場に車を置いて、ここから徒歩で竹原探訪です
町並み保存地区に到着
おっと、このアングルは作中に出てきましたね
古い家屋が並び道は石畳
電線等も地中化されており、町並みとしては古くて良い感じです
・・・しかし、ここ実際に人が住むには大変そうだなぁ。
町並み保存地区に到着して早々、お好み焼きの「ほり川」に突入
ちょうどお昼だったし、お腹空きました・・・。
9月10日はちょうどオタフクソースとたまゆらのキャンペーンの開始日
対象店舗で食事すると、希望者にオリジナルのポストカードが貰えるキャンペーンでした
入店してテーブルへ
広島風のお好み焼きがふたつ。アツアツの鉄板のうえでいただきます!
・・・そういえば昨晩もお好み焼きだったような
まぁ、美味しいし気にしない方向で。
会計時にポストカードをゲット
お腹いっぱいになったところで、竹原探訪の再開。作中に登場した西方寺へ
京都の清水寺を模して建立された西方寺の普明閣
ここの舞台からは竹原の町並みが見渡せます。なかなか良い眺望ですね
楓がすっ転んだところだっけ?
作中に登場した「茶房ゆかり」
昼食を済ませたばかりだったので、入店は見送りました
ちょっと奥まった所にあった、かかえ地蔵
志摩 「あれ、こんなの出てましたっけ?」
たつゆき 「出てたじゃないですか」
予習不足でしたね。確かに出てましたこの地蔵
TVシリーズ開始時の公式WEBサイトトップ絵の背景
ここも作中に登場しましたね。
いやぁ、町並み保存地区を歩いているだけで、作中に登場した景色に巡り会えるとは
あちこち探し回らなくて楽な一方、探し回るのも探訪の楽しみのひとつですけど。
古い町並みは、探訪を除いて普通に観光気分で回っても楽しい場所でした
おっと、何気ない場所に佐藤順一監督のサインが!
写真館もご覧の通り現存しています
・・・しかしながら、建物が残るのみで営業等は行っていないのが残念でした
レンタカーを返却する前に、再び車を走らせて的場海水浴場へ
確かここにも作中で登場する風景があったんですが・・・
探しても見つからなかったので、どうも崩落により立入禁止エリアの先だったのかな?
いやまぁ、作中の景色を見られなかったけれども。夏の海岸の景色は最高でした!
セルフ給油スタンドに戻って車の返却
最後に満タン給油したところで、走行距離もそう多くなくガス代は400円ちょっと
レンタカー代と合計して2人で支払ったので、かなりお安く済ませることができました
日の出ているうちに竹原を離脱。楽しかったよ夏の竹原
竹原から三原、三原から岡山へと在来線普通列車を乗り継ぎます
時間短縮のために、岡山から相生までは新幹線で移動。
500系こだまきたー!
あの500系がこだま運用してるのは知ってましたが、実際に見るのは初めて
この車体で「こだま」と表示してるのに何だか違和感が。最速の車両もこうなってしまうのか・・・
車内は空席が目立ったので3列シートを広々と使ったり
相生からは再び在来線。姫路から新快速に乗換えてサクッと東へ
本日の宿を予約している神戸駅に到着。
神戸といえば三宮へ立ち寄ることは多いですが、神戸駅に降りたのは初めてかも
昼間もお好み焼きだったのに、食べ比べという名目により晩飯もお好み焼きでドン!
食べ比べの結果、個人的には関西風より広島風の方が好きでしたが
たつゆきさんは「俺のスタンダードはこれ(関西風)だっ!」と何度も話してました。はい
そんなこんなで、若干ながら予習不足を感じた竹原たまゆら探訪でしたが、たいへん楽しい1日でした
お付き合いいただいたたつゆきさん。当日はありがとうございました!