東海高校第16回サタデープログラム。いつもの鉄道枠へ行ってきました
という訳で地下鉄桜通線の車道駅
名古屋市内にある東海高校・中学では年に2回、「サタデープログラム」という公開講座を行っています
様々なジャンルの著名人を講師として招いており、開かれる多くの講座へ無料で参加出来るという内容
政治、経済、芸能etc…。紹介されている講師はメディア等々でよく目にする人ばかり!
で、そんなサタプロも2010年2月の開催で第16回目を迎えました
誰の推薦なのか、毎回"鉄道枠"みたいなのが存在して一部鉄道ファンに人気(?)だったり
過去にデザイナーの水戸岡鋭治氏や鉄道アイドル木村裕子さんを招いている"鉄道枠"ですが
今回は第2部に「向谷実の鉄道と音楽がいっぱい」という講座名でカシオペアの向谷実さん
続いて第3部に「SUPER BELL"Z 野月vsホリプロ南田の鉄道トークショー」で車掌DJ野月さん、そして南田マネージャーが講師として招かれていました
相変わらず鉄道枠は豪華だ・・・。ってか南田マネは2回連続ですか
車道駅から少し歩いて東海高校・中学に到着。
目立つのは同学校の生徒ばかりで”先生”の姿は殆ど見当たりません
先生は表に出ず、運営・進行を生徒自身で行っているのも、このプログラムの特徴です
校内に掲示されたチラシ
10人並んだ講師のなかに南田マネと野月さんが・・・鉄道枠恐るべし
そんな鉄道枠は構内のちょっと奥まった所にある、やや広めの部屋で行われました
鉄ヲタは隔離ですか(違います
講座は同じ部屋で開催
で、撮影はNGなので写真なんかはありませんが、内容はざっとこんな感じでした
・鉄道運転シミュレータ「TrainSimulator」開発秘話
・自身の関わった鉄道の音楽紹介
・即興での作曲。実演
会場となった教室内では、自身の機材を持ち込みPC(Mac)を活用した生演奏が披露されました
カシオペアは本来4人で構成されているのですが、他のメンバーのパートはMacを使って処理。
向谷さんの担当するキーボードが生演奏なのは当然
続いてTrainSimulatorの開発秘話。ってかこのゲームって向谷さんの会社が開発してたんですね[;´Д`]
Macintosh専用のゲームソフトとして開発、発売したは良いがちっとも売れないし
そもそも当時のMacintoshなんて日本国内に1万台あるかどうか、というマイナーコンピューター
そりゃ売れる訳無いし。ゲームの内容も今見ると酷いもんだ・・・など自虐的なネタもありつつ面白トークでした
最初は売れなかったけど、一部でゲームが話題となり初回プレス分は完売
中にはMacintoshごと新規に購入する人も居たり。当時Macintoshはウン十万もしたそうな
やがて鉄道会社の理解も得られ、全面協力したゲームも開発できました。とそんな内容
向谷実さんといえば、近年では九州新幹線の車内チャイムや京阪電車の発車メロディの作曲を行っており
その自身が関わった音楽の紹介。音をパートごとに分解しての解説等々。
古い蒸気機関車の走行ビデオ(自身で撮影、音声無し)に合わせて演奏する向谷さんの姿
この男、ノリノリである。・・・じゃなくて非常に楽しそうな表情でした。
時間も押し気味でラスト10分程で作曲実演。「東海高校・中学」をテーマに即興で作曲
数ある楽器の音を、順にその場で打ち込む(という表現で合ってるか?)方式での作業
なるほど、こういう手法で音楽が出来るんだなぁと感心しつつ
即興で作曲されたメロディは短いながらもしっかり仕上がってる。このクオリティがまさにプロの仕事!
・・・えーっと、感想がグダグダ長くなりましたが
個人的にはすっごく楽しい音楽の時間でした
続いて第3部の「SUPER BELL"Z 野月vsホリプロ南田の鉄道トークショー」が同じ教室にて
大半の人がそのまま教室に居残りましたが、出て行く人も入ってくる人もちらほら・・・
正確にカウントしてた訳じゃありませんが、出る人より入る人の方が多かったかも?
・名古屋をテーマに鉄道トーク
・エアトレイン実習
各講座は時間が1時間半なのですが、持ち込んだ南田マネージャーのPCが画面に表示されないというアクシデント
結果15分くらい開始が遅れました。原因は南田マネージャーがPCの設定を把握していなかったというもの
おいおいそれでもマネージ(ry
始まって最初はプロジェクターを使って前日からのフォトレポート
新宿→あさぎり(371系)→沼津→ホームライナー(371系)→静岡県内宿泊
というルートで来ていたそうだ。お二人とも一緒に乗り鉄するとか仲が良いんですね
当日の朝も直接名古屋へ来ずに豊橋の路面電車を見てから来たという徹底っぷり。この鉄が(ry
その後も刈谷駅で途中下車したら東海道が人身事故で運転見合わせ→「やったー振替輸送で名鉄乗れる!」
・・・という道中だったそうです。ちゃっかり乗り換えの知立で白帯の7700系に乗ったとか
トークショーという事で、全般的に緩めで非常に濃い鉄道の話題ってのは皆無でした
良く言えばラジオ放送のノリ。悪く言えばラジオの延長線上でしか無い?
そんな色々な講座を受けられるのがサタプロ。
・・・エアトレインはノーコメントで
サタプロはこれで終わり。次回は予定通り行けば6月開催
次の”鉄道枠”が楽しみですね