2010年またしても四国へ行ってきました(その2:瀬戸大橋編)
□このレポートは『その1:出発丸亀編』の続きの記事です
そんな訳で、やって参りました瀬戸大橋・・・が良く見える公園「瀬戸大橋記念公園」です
工業地帯の端っこという立地もあって、公共交通機関でのアクセスはちょっと不便なんですね
(なのでレンタサイクルで来た)
3ルートある本州四国連絡橋のうち、瀬戸大橋は一番最初の完成で1988年の供給開始
はや20年経過するこの橋をなかなか間近で見る機会が無いので、今日は僅かな時間ですが楽しみましょう
間近で見るとでっかいぞー、瀬戸大橋。風が強い!
ちなみに、瀬戸大橋というのは「5つの島の間に架かる6つの橋梁」の総称であり
四国側から見える一番手前の橋梁は南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋ですね
望遠レンズを使って見えるのは与島パーキングエリアの設置された「与島」
香川県坂出市に属するそうで
ガッターン!ガタガタガタ・・・
と、もの凄い走行音を響かせて南備讃瀬戸大橋のアプローチ部を走るのはJR本四備讃線。通称:瀬戸大橋線
橋の構造が影響しているのか、この部分を列車が通ると音がもの凄く響きます
周囲が工業地帯だから良いですが、住宅地だったら大変ですね・・・
瀬戸大橋記念公園内で一際目立つこのタワーは「瀬戸大橋タワー」
瀬戸大橋が一望出来る・・・そうです
タワーなので、最上階に展望台があるという方式ではなく
この回転するキャビンが回転しつつ展望位置まで上昇するとかいう他ではあまり見かけない仕組み
ぐぐーっと上昇します。外れて落下してこないかちょっと心配(失礼)ですが、これは後で乗ることに
そういえば今日は日曜日でプリキュアタイムだ!
手持ちのワンセグ機器を起動してチャンネル設定したら・・・すげぇ、1chから12chまで全部埋ってる・・・
どうやら本州側の放送波と四国側の放送波の両方を拾ってるみたい。さすが瀬戸内海
広い公園内、アングルをちょっと変えて瀬戸大橋
んー、なんか置いてあるぞ?
瀬戸大橋線で使われているレールの展示のようです
橋の上にレールがあるのではなく橋とレールが一体化していたとは知らなかった
ちなみに、こちらは公園内の「展示広場」と呼ばれる場所。
工事で実際に使われた工作機械などが、少数ながら展示されています
今は亡き本四公団・・・
ガッターン!ガタガタガタ・・・
相変わらず騒がしい走行音でする
外から瀬戸大橋を堪能したところで瀬戸大橋記念館へ。入館無料
あれ、10時開館だと思ったら9時開館じゃん。しまった時間を無駄にしてしまったorz
瀬戸大橋記念館という事で、その館内は瀬戸大橋に関する資料や模型やパネル展示などなど
よくある橋の資料館ですが展示資料の文章などをじっくり読んでいると、かなりの量かも
最初期の調査ルートに関する資料。
現代で言うところのリニア中央新幹線のルート問題みたいに色々と揉めた様子も資料から読み取れます
エーックス!
プロジェクトX「男たちの不屈のドラマ 瀬戸大橋」も館内で上映されていました
非常に気になりましたが、全部見てるほど時間に余裕が無いので今度レンタルで借りてこよう
架橋前後の与島のパネル展示。殆どを瀬戸大橋の橋脚で埋められているような気がしないでもないです
人工は数百人という小さい島だそうですが、今現在の賑わいはどうなんでしょう?
螺旋力を感じる・・・
こちらは瀬戸大橋を断面で解説模型
また、将来は新幹線が通ることが通ることができるように設計されています。
青函トンネル同様、20年以上前に開通しているけど新幹線が通れるようになってますよ瀬戸大橋
そんな将来はいつ来るのでしょうか?当時は実にバブリーだったのでしょうか
多くの船舶を利用して運ばれるケーソン(橋脚の基礎部)。
なんか可愛らしく見えるけど、サイズ的には平地に立つビルくらいあるのが凄い
道路部のパーツを上部からのワイヤに固定する工事状況を説明する模型
あんだけデカい橋脚なのでピンと来ませんが、こうやってみると「吊り橋」なんだなぁと実感しますね
あ、さっきの騒がしいアプローチ部と同じ構造だ。こちらはトラス橋という名称
あっ あっああーっ。
香川県のポスターかよ!
こうやって新幹線が走るのはいつのことでしょう・・・?
そんな感じの瀬戸大橋記念館。早いペースで館内を見たつもりでしたが、ざっと1時間は経過していました
時間のある時に、もっとじっくり見てみたいです。それはまた来た時の楽しみに残しておきましょう
瀬戸大橋記念館で瀬戸大橋の事について学んだ後は、先ほど見えた瀬戸大橋タワーへ
なんか閑散としているような。いや、まだ朝の10時台ですしね
チケット売り場・・・は閉鎖しており、近くの委託された売店(土産物店)でチケットを購入。800円
キャビンへ乗り込むと、中にはずらっと椅子が並んでいるだけで通路は狭め
10人程の乗客が集まった所でドアが閉められキャビン上昇スタート!
まわるーまわるー
キャビンは時計回りに回転しながらゆっくり上昇。観光客向けのガイド放送も自動放送により提供
さっき入った瀬戸大橋記念館も、上から見たらこんな構造
瀬戸大橋と同じくらいの高さまで上がってきました
瀬戸大橋ビュー。地上から見るのとはまた違うアングルで楽しい
瀬戸大橋タワーは自動で昇降するので、昇降時間も含めて約10分で終了
ちょっと地味な気がしないでもないですが、まぁここはグループ客で行くのがベストでしょうか
次の工程もあるので、瀬戸大橋記念公園を後にします。グッバイ瀬戸大橋
今度は陸上からではなく真横から、つまり海上から瀬戸大橋を見てみたいです
帰りの自転車で再びアプローチ部を眺める
あの空いた空間には、きっと四国新幹線が・・・。走るんでしょうかねぇ?
JR四国グループは鉄道事業だけでなく、うどん事業もやってます!
さすがうどん大国。鉄道会社もうどんですがそうですか
丸亀駅まで戻りますよー。
その前に昼も近くなったのでお昼ごはんタイム。
朝も食べたけど、ここは香川県だしうどんへGO!
やって来たのは「中村うどん」というお店
注文したのはベーシックな「しょうゆうどん」ですが、テーブルに置かれた「しょうゆ」が普通のとはちょっと違う?
何というかしょうゆ味のだし汁。想像とちょっと違った味で大変美味しゅうございました
小サイズ200円というリーズナブルなさぬきうどんを堪能して次へ
<関連リンク>
□中村うどん – 丸亀/うどん [食べログ]
さっき食べたのが小サイズだけだったので、もう1店舗寄ってみることに
今度は丸亀駅前の「将八うどん」というお店へ
注文したのは「かき揚げうどん」。400円
揚げたてのかき揚げとエビの天ぷらがアツアツ
何か見慣れない小瓶が出てきたので、店員の方に聞いてみたら「すだち汁」との事
お好みで少量、うどんへ入れると美味しいとか。なるほどこんな食べ方があったとは
さすがに小サイズとはいえ2店舗行くとお腹いっぱいです。げふ
<関連リンク>
□将八うどん 丸亀店 – 丸亀/うどん [食べログ]
丸亀駅前に到着してレンタサイクルを返却。ありがとう「きな子」号
さて、これからは鉄路での移動。それでは予讃線へGO!