47都道府県で最後に登場したフルマラソン。初開催のふくい桜マラソン2024に参加しました
47都道府県において様々なマラソン大会が開催されている昨今ですが、福井にはフルマラソンがありませんでした。
しかし2024年は福井県には「北陸新幹線の敦賀延伸」という一大イベントがあるなか
その延伸にあわせて初開催となった福井県下のフルマラソン大会が「ふくい桜マラソン」
せっかくの初開催なイベント、名古屋からもほど近いしコースも平坦で走りやすそうなので、参加した話題。
2024年3月30日(土)。おはようございます。
マラソン大会前日の敦賀駅にやって来ました。新しく出来た新幹線駅舎は見ておきたかったので。
入場券を購入して新幹線ホームを見るなど。
名古屋に住んでいると、利用する新幹線といえばほぼ東海道新幹線なので、この車両は新鮮である。
敦賀から寄り道観光を進め、福井市内で移動した後はホテルへ行く前に明日のマラソンコースを車で下見
目立った大きな坂道も無いので下見する程でもないですが、地図では分からないものもあるので。
コース周辺ではふくい桜マラソンの幟が立っていたりと、前日だしマラソンムードを感じますね。
地域からも応援の看板が出ているし、ランナーだけではなく地域の人も参加してるのが良いですよね。
駅前に車を置いて宿にチェックイン。アスリートビブス(ゼッケン)を受け取るために移動します。
写真は新しく完成した福井駅の駅舎と、新幹線ホームが見える東口のデッキ。
こちらは駅西口の大名町の交差点。スタート地点になるのでお立ち台が用意されてますね。
福井といえば路面電車のある街ですが、当日は全面運休なのでちょっと残念。
マラソン大会といえば、前日手続き(ビブス受け取り)が必要な大会と郵送してくれる大会がありますが
ふくい桜マラソンは選択型(要配送手数料)だったので、前日に受け取る事にしました。場所は福井市体育館。
近年のマラソン大会は他の大会との差別化としてエイド(給食)に力を入れている所も多いですね。
ふくい桜マラソンもその傾向が強く、かつ初開催なので気合入れて並ぶご当地のお菓子や食事。
これだけ全部食べられるかな?
ランナー側の楽しい要素といえば、公道を封鎖して走れるという点
非日常感と特別感があるので、参加費がちょっと高いのも致し方なし
参加者全員に大会公式シャツが配布される(右)のですが、似たような色のライブ物販シャツ(左)を着るおたく。
明日は福井が桜色に染まる感じですかね。
2024年3月31日(日)。おはようございます。
宿泊している宿が駅前なのをいいことに、朝の様子を見に行くのですが既に大勢のランナーの姿が目立つ
取材をする地元メディア。なんせ47都道府県最後かつ第一回開催ですからね。
ここで成功するか大コケするかで今後に響くので重要な一日でございます。
新幹線ホームへ行くと、到着便を出迎えるJR西日本駅員の姿が。
福井近辺だけでは受け入れるホテルが足りず、新幹線を利用して広域で宿泊するよう大会公式で案内されていました。
その影響で駅も朝の6時台から混雑していました。
メディアの報道によると、この日のふくい桜マラソンの参加者は1万3000人超
同じ北陸で開催されている金沢マラソンも富山マラソンも同じく1万3000人台と遜色ない参加者数だ
こういう細かいメッセージが参加者として嬉しいな
さてホテルへ戻って準備しよう。
開催日の天気は曇のち晴れ。
曇り空なのは残念だけど、既に季節は冬から春へ変わりつつあるので、暑いのも問題ですからね。
直前までホテルでダラけてから会場へ。まず手荷物を指定されたブロックへと預けます
ウォーミングアップがてら会場周辺をうろうろ。
道路も路面電車も完全に閉鎖されているので、軌道内を歩くランナーの姿が。
線路上に置かれた警察車両。福井鉄道は手前の駅よりバス代行運転となっていました。
道路を閉鎖する点では物流や無関係の地元民に影響が出るのはデメリットですけども
年に一度の祭り、そして経済効果の面でも続いてくれると嬉しいな。
ぺっぽこ市民ランナーなので、スタートブロックは後方。
この辺のランナーは他のランナーと勝負とかではないので、特に気にするランナーは居ないだろう
先頭が全然見えないけどスタートしているようだ。
スタートラインには馳石川県知事(左)の姿も。
封鎖された路面電車と線路。転倒防止のためカバーが敷かれてました
「ふくい桜マラソン」の名前のとおり、満開の桜のなか走る事を想定したコースでしたが、
残念ながら今年の桜の開花は全国的に遅く、福井も開花前の開催となってしまいました。
マラソンコースも北陸新幹線と併走する箇所が多いのですが、
防音と耐雪のための高い壁により、走っててもそんな姿が見えないんですよね・・・。仕方ないけど残念だ。
42kmという長い距離のなか応援の声は絶えなかった。
ボランティアスタッフや、特定の誰かを応援する方、誰にでも声をかける方など様々。いや嬉しい限りです。
自動車販売店のスタッフも応援します。
まぁ目の前がコースで封鎖されてるので、封鎖解除されるまで仕事にならない・・・ですもんね。
北陸新幹線開業にあわせて新設された新九頭竜橋。
新幹線と自動車と歩道が一体になった、新しい福井を象徴とするこの場所もコースに含まれている
まだまだ8km地点。ペースダウンもなく走ります
新幹線と併走するランナーを撮影するために用意されたクレーンなど。気合入ってるなぁ
コースは福井市を離れ隣の坂井市へと向かいます
北陸唯一の現存天守、丸岡城が折り返しのポイントとなります。
こちらも桜はまだ開花していなく寂しい感じですが、沿道のパフォーマンスが盛り上げます。
折り返して15km地点を通過
ここらでお楽しみのエイド(給食)が始まります。
地元坂井市のオーカワパンの提供するタマゴンボールという、カステラのような商品。
疲労に甘さが染み渡る。美味しいけど口が渇く・・・!直後の給水ポイントで流し込む
再び北陸新幹線の姿を見て、九頭竜湖の下流方面へ
19.5km地点の第5エイドで登場したのは、福井県の誇るご当地ドリンク「さわやか」です。
マラソン中に甘い炭酸飲料?
って思ったけど、これが意外にアクセントとなって良い栄養補給となったのは良かった。
玄米チップスに・・・
ご当地お菓子の「ビーバー」ではないか!
マラソン大会にスナック菓子が出るんかい。正直食べにくいのでマラソンには不向きでしたが
走りながらモグモグ食べるのもまた、アトラクション要素があって良かったね。へっぽこ市民ランナーだしね。
ハーフ地点を越えました。ハーフマラソンなら何度も参加しているので、ここまで目立った失速なし
九頭竜湖の堤防道路へ上がってきました。
えちぜん鉄道の駅から応援してくれる人も多数。
応援のメッセージが嬉しい。
単調な景色が続くのと下半身の疲労のせいで、ここらで歩きがちに。
うーん、やはりフルマラソンを走り続けるほど体が出来てないのかー。自分の身体能力不足を実感しますね。
29.2kmの第8エイドで再び登場、さわやかです!
よっ、待ってました!この甘さは水でもスポドリでも得られない栄養素がある・・・!
福井といえば、羽二重餅。口が渇くけども甘さが良い良い!
うおーー!なんかいっぱいあるし!!
紹介には4種類あったけど、受け取れたのはチョコと昆布ゼリー
撮り忘れたのか配布終了なのかは分からないけど、取れるモノは取って食べるという方向性で進む。
昆布ゼリーは結構美味しかった。
30km地点通過。全体の3/4は終わったかな
ボランディアの皆さん、応援ありがとう!
歩きがちで平均ペースも落ちまくりですけど、前に進もう!
桜はまだ咲いてないけど・・・、頑張るよ!
35.4kmの第11エイドに出たー!福井名物ソースカツ丼だ!!
若狭牛コロッケも出たー!!
で、取った。コロッケはハーフサイズ、ソースカツ丼はパック詰めされたミニサイズ
こりゃマラソンのエイドに出すようなもんじゃ無いだろ、と思いつつ流し込む。
うん、美味しいしエネルギー補給になった!
そして37.9kmというわずか2.5km地点進んだ所に、もう次のエイドがあるやんけ!!
出たー!!3回目のさわやか!!
さわやか大好き!飲む!!
え・・・越前そばだと・・・!?
ようかん(ひとくちどころかフルサイズ)
安田蒲鉾のちくわ
くそー!なんかグルメレースみたいになってるじゃん!!
もう目標タイムは無理だし、出されたもん全部食って走るしかない(ヤケ
ゴールに近付くと距離表記も残距離のフォーマットとなる
もうすぐだよ・・・鬼頭明里さん・・・。
あと2km。流している音楽もエモエモ楽曲に変更だ!
残り1km・・・。
あと195m。もうゴールは目の前だ・・・!
そして
フルマラソン42.195km完走しました・・・!
自身3度目のフルマラソンなので、いろいろと勝手が分かりましたね。
まぁ足りないのは事前の運動以上に下半身のストレッチですね。柔軟性は大事っすね
スタートとゴールが同じなので、再び大名町の交差点へ帰ってきました。
フィニッシャーズタオル。恐竜とランナーと丸岡城と新幹線。
初開催のふくい桜マラソン、記録更新にはなりませんでしたが、怪我なく完走出来たので良かった!
他にもメダルとかお菓子とか色々貰ったけど、写真撮ってなかった・・・。
そんな感じで初開催のふくい桜マラソン、エイドもいっぱいで走って楽しいフルマラソンでした。
車を近くに停めてあったので、ゴール後すぐに移動出来るのは有り難い。(写真は福井県庁)
名古屋へと岐路に向かいつつ、途中の入浴施設でマラソンの汗を流す。
風呂上がりはやっぱりさわやかだね!
新幹線が開業した福井。見所も色々あるので、みんな福井そして北陸へ行こう!
<2023-2024マラソンチャレンジはこれにて終了>