東海北陸自動車道、開通前見学ツアーへ行ってきた
2008年6月28日。午前7時前の場所は名古屋駅西口
今日は開通前の東海北陸自動車道を見学出来るというツアーへと参加しました
(一緒に行った人 → かずぴーさん、KKSさん、J-P01さん)
名古屋駅西口は各社ツアーの集合場所となり、朝っぱらから人混みと旅行会社のかけ声でカオスな状態!
申し込みをした旅行会社の人を探し出して何とかツアーが開始となりました。朝っぱらから何だか疲れた[;´Д`]
バスツアーなので終日このバスで移動となります
「名古屋バス」って聞いた事無い会社だなぁ・・・鉄道系では無さそう
パンフレットを貰って、4列シートのバスは満員で名古屋駅を出発
途中のSAで休憩を2度とり、まず最初の目的地という事で世界遺産の白川郷へ
・・・しかしツアーの時間の都合で滞在時間は1時間半。ちょっと短くないかい?
有名な神社へと足を運ぶ
世界遺産・・・・うん。どう見てもひぐらしですね
滞在時間も短いし、皆それぞれ白川郷へは来た事あるので適当な所で撤収
駐車場の近くの河原に座り込んで、ツアーから支給されたお弁当を食べましょう
あら、親切に「バスツアー記念」なんて付いてるわ
ちなみにこの弁当は早弁ならぬ「速弁」という名のお弁当
NEXCO中日本の子会社で、サービスエリアの管理をしてる「中日本エクシス」という会社が出している商品
ちなみに画像のお弁当の場合、販売価格は約1,600円との事
とても美味しゅうお弁当でしたが、高速道路のSAでこんな高い弁当作って売れるのだろうか[;´Д]
(速弁のページを見るとこれより高い弁当が色々と)
お弁当を食べ終えたあたりでちょうど集合時間
バスは白川郷からそのまま東海北陸自動車道の白川郷ICへと進みます
先行するバス(2号車)が進入するのは、まだ案内板の表示されていない高山方面
最後尾となる3号車が進入すると、進入禁止のためのコーンが係員によって戻されます
いよいよ未開通のエリアを走行します。何だかワクワクしてきた!
車内ではNEXCO中日本より案内の人を迎え、説明とかビデオ上映とかしてましたが全然見てませんでした
そんな事より、窓の外に見えるアスファルトがまさに新品!まだ一般開放してないから綺麗だ!
そしてバスは全長10,710mの飛騨トンネルへと突入!
このツアー、そして東海北陸自動車道全通における"ウリ"である飛騨トンネルは国内2番目の長さになるそうです
全通が予定より大幅に遅れたのも、この飛騨トンネルの難工事によるもの。だそうです
バスはトンネル内をゆっくり走行する。安全のためでしょうか?
壁には「9km←→2km」などの表記が1kmおきに書かれており、その長さがよく分かる。といった寸法?
真新しいトンネル内はとても綺麗でしたが、これも開通すると排気ガスで黒ずむんでしょうね
開通地点には記念のための看板が掲げられていました
今回は見学ツアーという事で、バスは一度ここで停車して説明を受けましたが
実際に走っていると止まる事は出来ないので、この看板も気付くことなく通り過ぎてしまうんでしょう
換気口や非常口の案内なんかもありました。
飛騨トンネルの出口付近でバスは停車。
開通前なので他に車は来ません
なのでバスから降りて自由に見学出来るとの事。
やほーい!高速道路を歩くなんて初めてだっ!
とりあえず無駄に走って体力を失いつつ、トンネルの出入り口へ行ってみる
走り回ったり、非常電話を間近で見たり
道路に寝そべってみたり
看板でけーなー!とか話してたり
係員の人が消防設備について説明してましたが、何も聞いてませんでした。サーセン
道路公団って書いてある!
飛騨トンネルは長いです
非常トンネルの内部も公開していました。薄暗いトンネルと重厚な非常口
非常用とはいえ、車が通れるくらいの幅はあるとの事
でも仮にこのトンネルを使って緊急脱出を謀ろうとしても、最大で5.5kmは歩かないとダメなんですよね
色々と騒いではしゃいでたら、見学時間の30分はあっという間に終了
バスの方から集合礼が出たのでバスへと戻ります。あー楽しかった!
記念に見学証明書と、飛騨トンネル工事時に出てきた石の入った「石貫徹」なる缶詰をもらう
ちなみにこの石貫徹ですが、SAで売ってました。500円
通販でも取り扱ってるようですよ?
飛騨トンネルから車を走らせ、次の目的地へと向かいます
未開通エリア終端となる飛騨清見ICの準備が出来ていないためか、手前の管理用ゲートから高速道路を出ました
ツアーは高速道路見学がメインでしたが、内容はまだあり高山へと向かいました
ツアーより引換券を貰い、飛騨牛の串焼き(1本)と飛騨牛の握り(1カン)を食べました
とても美味しゅうございました。でも高山滞在1時間のみって何をしろと[;´Д`]
川の流れを眺める
立ち寄った酒屋で売ってた「フローズンカクテル」なるものを飲んだり
チューハイみたいなものだろう、というノリで注文しましたが清酒ベースなんですねこれ。酒に強くない私にはキツかったです
高山の滞在は1時間。続いて高山市内の温泉施設でひとっ風呂
なるほど。ツアーで疲れた体を温泉に入って癒せという事ですね。良く出来たツアーですこと
そんな訳で高速道路見学の日帰りツアーでした
今回旅行会社のツアーというものを初めて利用しましたが
色々と面倒を見てくれる反面、一部不自由に感じる所があるのがデメリットだなぁと感じました
でもまぁ色々と含まれててお得感はあるので、また機会があればツアーというものを利用してみたいです。
<飛騨トンネルでした>