おはらい町を駆け抜けろ!野口みずき杯2022中日三重お伊勢さんマラソン(ハーフ部門)
2022年マラソンチャレンジ。2回目の大会は伊勢市で開催される「お伊勢さんマラソン」です。
マラソンは大会によって様々な特色がありますが、ランナーが一番気になるのがコースですよね。
普段は走ることの出来ない場所を、道路閉鎖して駆け抜ける。これぞランナーの特権。
お伊勢さんマラソンはその名の通り、走りながらのお伊勢参り、という感じで
天気も良く絶好のマラソン日和だった大会の前後をさらっと紹介。
2022年12月3日(土)。名古屋から車で伊勢方面へと向かっています。
移動距離的には日帰りでも大丈夫なのですが、まぁ前入りの方がのんびり出来るので今回は前日入りです。
明日走行するルートを事前に下見。
お伊勢さんマラソンは、冒頭にも書いたおはらい町を駆け抜けるのも見所のひとつですが、
往復ともに「伊勢二見鳥羽ライン」という自動車専用道路(元有料道路)を走るのも特徴。
車で走るとあまり気になりませんが、ランナー目線だと結構勾配あるんだな・・・。
前入りで宿泊するお宿はこちら。登録有形文化財に指定された「星出館」です。
伊勢市駅から徒歩15分くらいの距離感。
昭和2年に建てられたという味わい深い姿。お伊勢参り文化を感じますね。
今回は3人一間、素泊りで利用しました。
元々3名で17,850円だったところ、全国旅行支援で割引後10,710円。ひとり3,570円。
更にお買い物クーポンが1,000円分出るので、ひとり実質2,570円。安いっす!有り難いっす!!
隣の部屋も連結してくれていたので、3人で利用するには十分な広さ。
内部も色々とこだわりがあるようで、絵になる中庭があったり。
なんか建物が橋で繋がってたり。
廊下にテーブルがあったりと、登録有形文化財の名に相応しい昭和レトロな宿でした。
瓶が自然に転がるくらいに部屋が傾いていても、昭和レトロ。
隣の部屋がふすま一枚相当で丸聞こえなのも、昭和レトロ。
そりゃ部屋にヘッドフォン形の耳栓が置いてあるわけだ・・・・。
晩メシは徒歩圏内にあった、三重県ローカルスーパーの「ぎゅーとら」へ。
旅行支援クーポンは晩ごはんになりました。映えない!!
2022年12月4日(日)。大会本番、会場となる三重県営サンアリーナへと向かいます。
待機所兼、手荷物荷物預かり所となったサンアリーナ内。
なんか音楽ライブ会場の開演前みたいな雰囲気に近いな・・・・。
スタートラインに並び、いざスタート。
ゼッケンにも企業名の入る、特別協賛の「ぎゅーとら」はマスコットキャラクターがランナーを見送り。
「野口みずき杯」と名前が付いているとおり、野口みずき大会長がスタートラインで選手を見送ります。
2004年アテネオリンピック金メダリストの野口みずき大会長、伊勢市出身だったのですね。(知らなかった)
さて、序盤にも書きましたが今回の伊勢マラソンのコースの見所のひとつが早速やってきます。
自動車専用道(125cc以下の二輪、小特、軽車両不可)でもある伊勢二見鳥羽ラインのアプローチを登って本戦へと流入。
自動車専用道を走るなんてなかなかありませんが、NEXCO管轄の「高速な道路」ではないので
見た目いまいちパッとしない感もありますが、こんな機会じゃないと走れませんからね。
なお、この区間はランナーとスタッフおよび関係者しか入れない区間なので、応援の声がありません。
そう思っていたら、高い位置からランナーに向けての応援メッセージが。
こういうの嬉しいですね。思わず手を振り返してアピールします。
自動車専用道をコースにする影響力はNEXCO管轄までには及ばず、伊勢ICにて降ります。
こっから内宮方面に向けてランナーは走ります。
伊勢神宮(内宮)の鳥居前町として、普段は観光客でごった返すおはらい町。
今日ばかりは規制線によって観光客は両サイドに追いやられ、中央をランナーが駆け抜けます。
写真は赤福本店の前の様子。
応援する地元民や、マラソンを知らず混雑に巻き込まれた観光客など、このあたりは雑多としている。
けれども、こんな所を走れるなんて、やっぱりマラソン大会の特権だね。
宇治橋を横目に見るだけですが、内宮を通過。ここで折り返しです。
五十鈴川止まりのアーバンライナーの折り返しでしょうか?
高架橋の上で停車するアーバンライナーの車内からも、乗務員の方が手を振って応援してくれていました。
ありがとう近鉄電車!!
再び伊勢二見鳥羽ラインを使ってサンアリーナへと戻ります。
伊勢二見鳥羽ラインは高速道路ではありません!!(高速道路警察)
大会の感想において、ここを高速道路と書く奴はにわか。
とまぁ、そんな感じの見所もあって、お伊勢さんマラソンは無事に完走。
自己ベスト更新とはなりませんでしたが、絶好のマラソン日和でしたし
面白味のあるコースを怪我することなく完走出来たので、目標達成かなと。
伊勢で開催なので、特別協賛の赤福から当然とばかりに赤福が振る舞われます。
21キロ走った後は腹が減りますからね。これでエネルギー回復や!
で、本来なら風呂入って昼飯を食うはずなんですが、あれ、中京競馬場?
なんか同行者が中京競馬場行きたいとか言ってたんで、こうなりました。
伊勢を走っておきながら、終わったら真っ先に名古屋方面へと移動したという。
チャンピオンズカップはテーオーケインズが勝つんじゃなかったのか!あほー!!
という訳で、伊勢マラソン完走祝勝会がテーオーケインズ反省会となりました。
<中京競馬場行くとか言い出したたつゆきさんのレポート記事>
□「もういい。俺が走る」と言い残して3年ぶりにハーフマラソンを走った者の末路
https://outofservice.sakura.ne.jp/2022/20221223/
マラソンチャレンジは2週間後の「みえ松阪マラソン」へと続きます。