JR北海道苗穂工場内、北海道鉄道技術館へふらっと行ってみた。
苗穂工場内にある、ちょっとした資料館。毎月第2第4土曜日に限り公開しています。
コロナの影響が続いている関係で、ANAの特典航空券が割安で利用出来る「トクたびマイル」がかなり安く設定され
ついには中部-千歳便は片道3,000マイルで利用出来ると来たら、そりゃ乗るしか無いっしょ。
で、行くのはいいけど何か見るところ無いかな、という事でちょうど第2土曜日だったので苗穂工場へ行くことにしました。
2021年4月10日(土)。おはようございます。旅立ちの朝はいつものセントレア。
やはり人が少ないなと感じるターミナルを抜け、千歳行きの飛行機に搭乗。
しかし水曜日予約の段階で土日の朝晩が空席多数って、利用する側は有り難いけど色々心配ですね。
これはドアクローズちょっと前ですが、機内はご覧の通り空席が目立ちます。
降機時にざっと数えて乗客は40人程度。うーん・・・。
有り難い事に天候にも恵まれ、上空から景色を楽しむ事が出来ました。
離陸して割と早い段階で目立つのは御嶽山。
こっちは乗鞍岳かな?知っている山や景色が見えるのは面白いです。
つつがなく新千歳空港に到着。
前回訪れたのは1月の雪景色でしたが、今回はもう春の訪れという感じで雪なんかは見当たらず。
いつもなら賑わっている新千歳空港のレンタカー窓口も今日は人が少ない。
手配していたレンタカー会社のバスに乗りレンタカー基地へ。
直前に手配したタイムズレンタカーは1泊2日で7,190円(免責補償込)
通常料金を考えたら結構安いのも、コロナ禍のキャンペーンだからでしょうか。
で、千歳から車があって目的地が札幌方面だって言うなら、寄り道しようじゃないですか。
という訳で千歳市内にある洋食店「太陽の恵み」へ開店ダッシュ!(11時開店)
この店、なんかやけに鈴木愛奈推しなんですよね。何ででしょう(すっとぼけ
朝から常連っぽいファンや普通にご近所の常連さんなどで賑わっていました。
名物のとろとろオムライスは美味いっすね。
で、千歳からのんびり札幌まで移動する途中、北広島市へ寄り道。
目的はこれ、多数のクレーン車の姿が目立つこの工事現場。
これは何かと言いますと、北広島市に建設中の北海道日本ハムファイターズの新球場。
2023年に本拠地を札幌からこの専用球場、通称「ボールパーク」計画へ移転する為に建設が続いています。
特に建築状況を解説したり展示しているものは無いのですが
同じように周囲から様子を見ている訪問者をちらほら見かけました。期待の新球場なんでしょうね。
さて、千歳から北広島を経由して札幌へやって来ました。
一般道で着たのですが、思いのほか道が混雑してた。観光客は少なくても地元住民で混雑してる感じですね。
ちなみに駐車場も工場内に用意されてるので、車で来ても問題無いです。
受付を済ませて工場内へ。
何処でも自由に行ける訳ではなく、決められたエリアに展示している車両などを見て回る事が出来ます。
いやぁ、工場って何か独特の雰囲気があって良いですよね。
国鉄時代から続くJR北海道の車両工場。当然ながら線路が営業路線から続いています。
工場があって、線路があって。最高に楽しい!
で、メインの展示となるのが工場内にある北海道鉄道技術館という建物。
明治43年(1910年)に建築されたレンガ造りの建物で、現在この苗穂工場内で最古の建物だそうです。
みんな大好き、近代化産業遺産の認定証があるよ。
・・・っと、中を見る前にトイレっと。
なぜ煽り系のいらすとやを使ってる??
トイレ行ったついでに、先に屋外の展示を見ておくか。
これは展示というか、展示エリア外に留置されているキハ183系。
あ、青函トンネルの貨物問題を解消するために構想された「トレイン・オン・トレイン」の車両じゃないか。
というか実際に車両作ってたのね。知らなかった・・・。
北海道では実現に至らなかったDMVじゃないですか。
四国の方でデビューする事が決まっているし、この仕組みが花咲くと良いですねぇ。
国鉄C62形蒸気機関車3号機。北海道で活躍した経緯からここで静態保存されている。
その他腕木式信号機など、屋外の展示だけでも既に楽しい!
で、技術館の内部は北海道に関する資料の展示などが主となっている。
苗穂工場といえばその車両解像技術で一部界隈で有名な事もあり、引退した車両の先頭部分が一際目を引く。
なお、コロナの関係で車両内部に入れないのが残念だ。
北海道といえば寝台特急。北斗星をはじめ引退した列車のヘッドマークやナンバーなどが展示されている。
北斗星の展示どんだけあんねん!!
そりゃ北斗星だけで全盛期は1日3往復あったので車両数はそこそこあるのは当たり前か。
中身は見られませんが、国鉄時代から続く工場の関係資料が多数。
引退したジョイフルトレインの物品など。
トレインマークの表示器が取り外されて置いてあるものの、コロナで操作出来ないのが残念。
・・・とまぁ、細かく全ては紹介しきれないのと紹介するスキルも無いので雰囲気だけでも伝われば。
毎月2回公開しており敷居は低いものの、13時30分から16時までと公開時間が短いので注意。
苗穂から帰る前に、苗穂駅から見た工場の様子をちらっと。色々置いてあるのが分かりますね。
それほど広い資料館では無かったですが、ボリュームは満点で行った甲斐がありました。
苗穂工場のあとは、「せっかく車があるんだし」という事でモエレ沼公園とか行ってみました。
写真は公園にある「ガラスのピラミッド “HIDAMARI”」という一種のアート作品的なモノ?
内部に入れるらしいのですが、入口が分からず右往左往。
んー?どっから入るんだ??
で、内部に入ったとほぼ同時に閉館時間を迎えて、入口付近しか見られませんでした。(17時閉館)
何だったんですかね、これ。
モエレ沼のもうひとつの目玉といえば、公園内にある「モエレ山」という標高62mの低い山。
これ、自然の山かと思ったらモエレ沼公園を開発する際に人工的に造成された山だそうで。
山頂は展望台となっており、ここから景色を眺める人がちらほら。
札幌駅周辺のビル群なんかも見えますね。
そんな感じのモエレ沼公園でした。
北海道といえば、道内の遠くへ移動する事が最近は多いですが、こうやって札幌近辺を見るのも良いのではないでしょうか。
今夜は札幌駅前の宿にチェックイン。さて、明日も車でお出かけしますよ。
<次回に続きます>