大分県南西部ドライブツアー。豊後大野「原尻の滝」と竹田の「岡城跡」を巡るっ!
タイトルそのままです。大分県には過去にも訪れた事があるのですが、出来れば未訪問の地へ行きたいですよね。
という訳で、1泊2日の大分県観光の後半はレンタカーでドライブする事にしました。
目指すは大分県の県南部と県西部。事前に調べたメジャーなスポットを訪れます。
このページはこちらの記事の続きです。
2020年6月21日(日)おはようございます。
宿泊したホテルからは鉄輪温泉の湯けむりが見えるという、実に温泉街な朝を迎えられる素晴らしさ。
あ、さんふらわぁが別府港に入港しようとしてる。久しぶりに船旅もしたいな・・・。
訪問前の天気予報は終日晴れ予報でしたが、当日ともなれば予報も変わる
午前中は晴れマークになっていますが、実際のお天気は曇り空・・・。
さて、今回はのんびり旅を・・・・とか思ってたけども、色々回ろうと思ったら結局忙しなくなる。
ホテルを抜けて別府駅へ。
駅西でレンタカーをピックアップして、まずは豊後大野市にある「原尻の滝」という観光スポットに向かいます。
一般道での最短ルートで向かったので何度か峠越えをしましたが、その辺りはあまり面白くなかったので省略。
到着のちょっと前に道の駅「あさじ」に寄りました。(トイレ休憩)
朝ご飯をしっかり食べてなかったので、地元の業者さんがテーブルへ納品したばかりのとり天を購入。
大分県の観光地の各所で売ってるとり天、とりからですが、観光という高揚感もあってかやけに美味いんですよね。
という訳で別府駅から約1時間30分。豊後大野市の原尻の滝へとやって来ました。
滝といえば山奥とか峡谷とかそういう所にありそうな印象ですが、周囲を見渡すと割と平地続きの田園地帯。
しかし、案内の方向へ歩くとそこには立派な飛瀑の姿があらわになる。
平地に突然現われるのが、この原尻の滝の特徴。
滝の幅は120mありその落差はおよそ20m。9万年前に大噴火した阿蘇山の火砕流によって生まれた滝である。
滝の目の前には観光用の橋が架けられており、そこから滝を正面から見られるという配慮。
平地に存在するため橋が架けやすいのかな?こういう事が出来るのは嬉しい。
橋から見た原尻の滝。うーん、全体が見渡せるけど迫力は薄い?
階段を降りて水面近くから見た滝。こっちの方が迫力ありますね。
この原尻の滝、凄いのは滝の正面からも下からも上からでも眺められる点。
安全柵なんてものが無いので、すごい間近で迫力の流れを見られる。これはすごい!!
梅雨時なので川から流れてくる水量も多い。ガンガン流れてくる!!
なんか自動車も滝のすぐ上を通行出来るっぽい。夜間に転落したらそのまま流されそう。
通路から見た滝の上。ものすごい水量が勢いよく流れる。実にダイナミックだ!!
観光用か何かの水車が回っていた。
豊富な水が水路を流れる光景ってのも、楽しいですね。ここは来て良かった!!
さて、原尻の滝の次は隣の竹田市へ移動します。割とすぐ近く。
竹田といえば瀧廉太郎の「荒城の月」が有名ですね。その作曲に影響を与えたとされている岡城跡へ向かいましょう
着きました。
難攻不落の名城として名高い岡城(跡)。入場料は大人300円
1185年に築城されたと伝えられ、廃城まで800年の歴史がここに伝わる。
世間では令和2年になりましたが、昭和を感じるお土産店もあり。
駐車場からしばらく歩いて見える登城口。この位置から既に凄そうな山城だというのが伺える
城跡という特性からなのか、あまり観光地化されておらずコケに覆われた登城口は結構滑る
入口で杖を持っていけ、というのはこういう事だったのか。
登城口先の大手門跡。私は特別、城が好きとかそういうのではないですが
石垣しか残ってないとなると、逆に注目するのがそこだけに絞られるからこそ、何かこう魅力が見えてくる?
よくポスターとかに使われる構図。
これで青空なら写真映えしそうですが、お天気は変わらず曇りだったのは残念。
あ、瀧廉太郎先生の像がある。
瀧廉太郎自身はここ竹田出身で幼少期を過ごし、本人もこの岡城跡を訪れたとされていますが、
「荒城の月」作曲のモチーフとなった城は複数あるとされ、荒城の月イコール岡城跡という訳ではないそうだ。
ここに来るまで走ってた道路があんな所に。やけに高い所まで来たな・・・。
歴史や城について分からなくても、これだけ立派な城跡は全国にもなかなか無い代物。
こちらもわざわざ車を借りてまで訪れて良かったスポットである。
竹田市を離れる前に、豊後竹田駅をちらっと寄り道。
観光案内所へ行って見ると、あれなんか猫が居る?
「ニャー駅長」として飼われているマスコット的存在なようですが、
ここで過ごした歳月は長く、現在では高齢の猫として日々のんびり過ごしているそうだ。
寝ているのを起こすのも悪いし、丸まっている姿だけ見て竹田を離れることにしました。
<次回に続きます>