海と空と弓ヶ浜半島と!山陰地方の百名山「大山(だいせん)」を登山する
□この記事は『うどん自動販売機を求めて弁当の「おかもと仕出し」へ行ってきた』の続きの記事です。
という訳で、旅行記事シリーズの続き。鳥取へやって来た主目的は、日本百名山「大山」への登山。
愛知県在住だと、どちらかといえば登山に適した山には恵まれている方だと思いますが
山にはそれぞれの特色があったりとするので、あえて違う地方の山へ登るのも、また楽しいものである。
今回は10月の連休を利用して大山まで足を運びました。景色も良いし、難易度も手頃で人気の山みたいですよ。
2017年10月8日(日)、午前5時半。
まだ薄暗いなかホテルを出発。登山者の朝は早いのだ・・・
日帰り登山に必要な食料はホテルの近くのコンビニで調達。
途中で食べるお菓子に、山頂でのお昼ご飯も登山の楽しみですからね。
登山口のある大山の麓、スキー場の駐車場へ到着した頃にはすっかり明るくなっていました。
時刻は午前6時50分なり。既に駐車場には多数の登山客の車が入庫されている。人気の山なんだなと。
駐車場の時点で米子や弓ヶ浜半島が見えますね。
この弓ヶ浜半島を望む形式。これから大山(弥山)を登るにあたり、何度も見える事になります。
あ、こんな所にモンベルがある・・・。
はい、登山口に到着しました。時刻は7時10分、登山開始です。
これから登る大山(弥山)への登山道はシンプル。
登山道に特有のつづら折りの道はなく、殆ど一直線です。
強いて言うならば、つづら折りが無いのでちょっと斜度がキツいかもしんないです。
ちなみに、伯耆富士とも呼ばれる「大山」ですが、それはいくつもの山の総称であり
最高峰は剣ヶ峰(1,729m)ですが、山頂が危険のため第二峰の弥山(1,709m)を大山の山頂として扱われるそうです。
山頂へ向かうほど登山道は狭くなりますが、麓のあたりの登山道は広くまたしっかり整備されています。
山頂まで2.8kmか。まぁ、何とかなるでしょう。
夏山登山道の登山口が標高780m、山頂は1,709mなので標高差929mって所です。
私もまだまだ初級者ですが、いくつかの山には登ってきたので
「この山は過去の○○山より大変だけど、△△山より楽」など目安にはし易くなりました。
登山道もしっかりと整備もされており、途中には標高の案内も出ています
ウォーミングアップがてら、最初はブナの林を森林浴気分で進み・・・
2合目の案内を07:47通過(37分経過)
標高1,000mへ
3合目の案内を08:02通過(52分経過)
標高1,100mの案内。稜線に出るまではあまり景色は変わりませんね・・・
4合目の案内を08:25通過(1時間15分経過)
標高が高くなるにつれ、木々の背丈が低くなりますね。
ブナ林はいつの間にか抜けていました。
5合目の案内を08:42通過(1時間32分経過)
時々視界が開けた場所があり、そこから見える弓ヶ浜半島と日本海。
今日は晴れて良かった・・・!
さー、どんどん登るよ!
標高1,300mを過ぎた。もう半分は過ぎてるのか。
難易度的にもそれほど難しくないので、気持ちにも余裕がありますね。
稜線に近付いてきたので、空がちょっと開けてきました。
ちょうど見開けていたり、案内板が置いてある所で登山者は休憩する事が多いので
広い所はちょっと混雑してきましたね。
6合目の案内を09:10通過(2時間00分経過)
7合目の案内を09:27通過(2時間17分経過)
同じく弓ヶ浜半島と。同じような景色ですが、ちょっとずつ標高が上がっているのが分かります。
紅葉にはちょっと早かったかな?
いやまぁ、紅葉のシーズンとか激混みになるので、出来れば避けたいところ。
さー、山頂っぽい辺りが見えてきたかな?
1,500m
8合目の案内を10:06通過(2時間54分経過)
あれだけ晴れていたのですが、下から湧いてきた雲が上昇。
なんか雲海みたいに視界を遮ってしまった!
そして上昇したであろう雲に囲まれて視界が・・・。先が見えない。
あ、避難小屋が見えたって事はもう山頂かな?
9合目の案内、いつの間にか通り過ぎていたっぽい。
お昼休憩のため賑わう山頂付近。
秋の3連休かつ晴れ予報で絶好の登山日和。そりゃ混雑しますわね。
そんなこんなで、大山(弥山)の山頂に到着。
「山と高原地図」のコースタイム3時間に対し、所要時間は3時間17分。
休憩含んだ記録なので、特別遅くもなく、まぁこんな所でしょう。
避難小屋とその奥に弓ヶ浜半島がほんのり見える。
雲が出てしまったのは仕方が無い。とりあえず、お昼ご飯にしましょう。
山ぎょうざ!
山ソーセージ!
山やきとり!!
いやー、網とストーブと食材と、ここまで持ってくるには荷物になりますけど
山頂で火力に頼った温かい食べ物を食べられるのは、やっぱり楽しいし美味しい!
山珈琲飲みつつ、天候回復しねーな・・・。雨が降らないだけマシか。
ご飯休憩をしている間にも続々と山頂に到着する登山者。
そして山頂での記念撮影待ちのため、ちょっとした渋滞が発生している!
うわー、やっぱり人気の山なんだなと。混雑を避けて朝早く出発して正解だった。
山頂はこれから更に混雑しそうだったので、12時を回らずして下山へ。
背景にうっすら見える日本海。復路は往路とはまた違った景色が見えるのが楽しい
・・・まぁ、やっぱり雲でしたけど。
復路は行者谷コースという別ルートを使って下山しました。
砂防ダムなどを通り抜け
復路の景色・・・なんて言いましたが、楽しいのは最初だけで
麓の方まで来てしまうと後は延々と下るだけなのでそんな楽しくないです。ははは
神社(大神山神社奥宮)まで降りてきました。
まだ駐車場まで距離が距離がありますが、ここは神社だし登山道はここで終了。
山頂からここまで、2時間50分でした。下りは精神的には楽だけど足腰にくる・・・。
そんなこんなで、ざっくりと伯耆富士こと鳥取の大山の登山記録でした。
愛知県からちょっと遠かったですが、景色も良いし足を運んだ甲斐がありました。
今日は晴れて良かった・・・!