春のしまなみ海道レンタサイクル走破ツアー。思ったより大変な1日目
しまなみ海道、それはサイクリストの聖地・・・。
別に自転車乗りって訳ではありませんが、過去に短い区間ですがレンタサイクルで走った事があり、
それが結構楽しかったなー。それじゃ今度は四国側まで走破したいな。そう思ってました。
それで2017年春の3連休、2日かけてレンタサイクルで走破に挑戦。
美しいしまなみ海道の景色の一方、体力や機材的にこれが思ったより大変でした・・・。
そんなレポートの1日目でございます。
早朝の名古屋駅。いつもの友人と共に始発の博多行き新幹線に乗って西へ。
福山で回送列車の人と合流。在来線へ乗り換えれば・・・。
あっという間に広島県は尾道駅へとやってきました。時刻はまだ朝の9時前。
早起きでちょっと大変でしたが、その代わり今日は1日たっぷり行動出来ますね。
尾道駅近くにあるレンタサイクルステーションへ行って、今回利用する自転車を借りる手続きをします。
春の連休のため借りられない心配もありましたが、何とかそれっぽい車両を確保。
レンタル料金は2日と乗り捨て料金を合わせて3,000円。今回はこれで愛媛県の今治市を目指しますよ。
レンタサイクルステーションを抜けて、まずは尾道水道の向かい側にある「向島」へ
しまなみ海道のサイクリングコースは、大体は高速道路と同じ橋を利用するのですが、
この尾道と向島の間だけは、渡船を利用するのが一般的なルートだそうです。
乗船時間3分で運賃70円(うち10円が自転車)
さ、ここから本格的なサイクリングが始まるぞっ!
始まるぞ、とか書いておきながらいきなり寄り道。
向島にある「後藤鉱泉所」にて、昔ながらのサイダーを味わう。
本当はサイクリングで疲れて尾道へゴールする手前に飲むと良いんですが、まぁ有名スポットなので。
サイクリストの聖地として売り込んでいる事もあり、レンタサイクルなライト層からロードバイクに乗るガチ勢も多い
道路は自転車用に青いラインが引かれており、基本的にこれを辿って走れば今治へ行ける仕組み。地図要らず
途中、景色の良いスポットなどに休憩所が設定されているので、ぼちぼち休憩しながら進みます。
向こう側に見てているのは最初の吊り橋、因島大橋です。
近くまで寄ると、あらでっかい!
サイクリングコース上では橋を6回、名称的には10の橋を渡ります。その多種多様な橋を見るのも楽しみのひとつ。
ここ瀬戸内は大型船舶も航行する関係で、いずれの橋も海面から橋桁まで結構な高さが設けられている
徒歩や自転車は用意された坂道を使って、えっほえっほしんどい思いをしながら登る。
これが今治へ到着するまで何度もあるのか・・・・。心が折れそう
1つ目の「向島」到着から約1時間15分(休憩含む)。2つ目の「因島」へと向かいます
因島大橋は自動車道の下が自転車・原付・歩行者専用道路となってました。時折原付が通過するのがちょっと怖い
因島へ到着して早々、因島大橋のすぐ近くにある「はっさく屋」へ立ち寄り
ここの名物といえば、はっさくを使った「はっさく大福」
休憩がてらひとつ買います。
てっきりジャムみたいなのを想像してたら、餅のなかに「はっさく」がそのまま入ってたインパクトに驚き。
珍しい和菓子で疲れも回復・・・?(まだ始まったばかりです
ちなみに、自転車を題材とした漫画「ろんぐらいだぁす」にも登場する事もあり、店内に単行本が置いてありました。
この店舗、アニメの方にも登場してます。って事は舞台探訪?
有名なお店なのか、店内はサイクリストで混雑。聖地感ありますね!
はっさく大福の後は、すぐ近くの大浜埼燈台記念館、の近くの砂浜へ。
この辺りから雲で日が隠れてしまい、瀬戸内の素晴らしい景色が半減しちゃいました。
ひたすら自転車のペダルを踏み続けてるだけなので、途中の移動はざっくり省略。
途中で何度かお世話になったのは、やっぱりコンビニ。
因島到着から約2時間(休憩含む)、次の生口島大橋が見えました。 結構時間掛かったなぁ。
吊り橋だった先ほどの因島大橋とは異なり、複合斜張橋という形式で架けられたのが因島大橋。
本日二度目の急坂。距離こそそんな長くありませんが、やっぱりしんどいポイントであります。
下るのはスピードも出て楽しいんですけどね。
自動車の脇が自転車および歩行者用の通路になっている生口島大橋。
ご覧のようにどんより天気なのがちょっと残念。次に進みましょう。
しまなみ海道、広島県最後の生口島もそこそこ広い。
これを通り抜けるのも結構大変そうだ。
延々と自転車のペダルを踏む途中の楽しみといえば、やっぱり寄り道。
こちらもサイクリストには有名な肉屋でございます。
揚げたてコロッケを食べて休憩。疲れた体にコロッケが美味い!
有名・・・なのは分かるがアピールし過ぎでは?
次の多々羅大橋が見えてきました。生口島に入ってからここまで1時間20分(休憩含む)
橋へのアプローチ(急坂)へ向かう前に、ちょっと休憩。
おかしいな・・・。自転車を借りたはずなのに、いつの間にか拷問装置に変わってる気がする。
慣れないレンタサイクル。長時間の乗車で足とケツが痛い!
さー、気を引き締めて、登りましょう!
この多々羅大橋。途中の橋脚のところに「多々羅鳴き龍」という仕掛けがあり。
橋脚の真下は音が連続的に反射し、まるで竜が登っているかのように音が響く、というポイント。
実はここ、7年前に1度訪れている場所なんですよね。まさか、また来る事になるとは思わなかった!
<過去記事リンク>
□春のしまなみドライブツアー。アイマス設置店めぐり(その1:東広島編)
さ、これを渡れば今日の宿泊先のある大三島へ行けますぞ
そして橋の途中にある県境。ここから先は愛媛県!
てか、橋のちょうど中間に県境が来るように建設されてるのね、これ。
多々羅大橋の近くにある道の駅でゴール前の最後の休憩。
いやー、思ったより大変な1日だった。楽しいのは最初だけで、中盤から辛かった記憶しかない(笑
しまなみサイクリングコースからは大きく外れますが、大三島の「旅館さわき」が今日の宿泊先。
17時に到着したので、タイムリミット(夕飯)には間に合いました。
しかし寄り道や休憩を含んでいるとはいえ、尾道駅から7時間半も掛かってしまった・・・。
4人で宿泊するには十分なくらい広いお部屋。朝晩2食が付いて、お一人様10,800円
なお、我々が拷問装置で一苦労している間にフェリーで大三島へやって来たomiさんが合流。
これでメンバーは4人となりました。
今日はもう、風呂入って飯食うだけだチキショー!疲れた!!!
なお、夕食の時間まで「ろんぐらいだぁす」のしまなみ海道回を見ておさらい。
晩ごはんの時間となりました。食堂へ移動してカンパイ!
鯛、エビ、サザエにホタテ。海の幸がいっぱいだ!
さっきの塩焼きがメインかと思ったら、お造りも出てきた!
ここまでメニューが充実してるとは思わなかった。どんどん出てくる食事に驚くばかり。
鯛めしも出てきて、さっきの塩焼きの身を投入。
ふう・・・ごちそうさまでした。もう動けない・・。
部屋に戻ってけものフレンズ見たり、くっすん見たりetc・・・。
旅の宿は実に楽しいものである。
そんな感じのしまなみレンタサイクルツアー1日目でした。
明日は愛媛県の今治駅まで走る予定。それでは、オヤスミナサイ・・・。